「ナッツとドライフルーツの料理」キレイをつくるレシピ

2015/11/24

キレイをつくるレシピ帳 第7回
皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

ナッツやチーズ美女はナッツとドライフルーツをおやつ代わりに食べている…なんて、美容雑誌などでもその美容効果が注目されているドライフルーツとナッツ。
すこし高カロリーなところが気になるナッツですが、その脂肪分はオメガ3やオメガ6といった良質な油。ビタミン・ミネラルのほか食物繊維も豊富に含んでいます。ドライフルーツは干すことにより、フルーツのビタミンや繊維質、カルシウムなどの栄養がギュギュッと凝縮されています。共に食べ応えがあり自然な満腹感を得られ、そのままでも美味しいので、合間の間食にもぴったりですね。とは言え、毎日そのまま…というのもちょっぴり味気のないもの。
そんなわけで今回はすこし目線を変えて…年末へと近づきホームパーティーなど人が集まりお酒を楽しむ時間も増えるこの時期に、手土産などにもぴったりな、ナッツ&ドライフルーツを使ったお酒と好相性な簡単レシピをご紹介します。

〈ナッツとドライフルーツのチーズパテ〉
●クリームチーズ 200g
●アーモンド 40g
●くるみ 40g
●ドライいちじく 50g
●レーズン 50g
●シナモン 小さじ1/2
●カルダモン 小さじ1/2
●ラム酒 小さじ1/2

(下準備)クリームチーズを常温に出しておく。アーモンドとくるみはフライパンで乾煎りし、粗く刻む。いちじくは薄切りにする。
(1)ボウルに全ての材料を入れ、ゴムベラで混ぜる。
(2)ラップに乗せ、直径4~5センチ程度の棒状になるようラップ越しに全体をならし、両端をねじって閉じる。
(3)冷蔵庫で2時間程度、冷やし固め、スライスする。

刻んで混ぜるだけ。簡単に、ちょっと特別感ある手土産が作れちゃいます。とはいえ、ちょっぴり脂質の多い組み合せでもあります。少量でも満足感のある濃厚さと、ナッツとドライフルーツの噛み応えがある食感を楽しみつつ、パーティー仕様の贅沢ご褒美パテとして、食べ過ぎには注意をしつつ!お酒と一緒にぜひ楽しんでください。一緒にお野菜など、合わせて召し上がってくださいね。

そんなわけでもう一品いかがでしょう?
ドライフルーツの自然な甘味と、くるみの食感が楽しいピクルスレシピも合わせてご紹介します。

〈ナッツ&ドライフルーツと、旬野菜のピクルス〉
●お好みの野菜 適宜
●A 水 100ml
●A 白ワイン 100ml
●A 白ワインビネガー 200ml
●A 干し柿 1個(刻む)
●A レーズン 50g
●A くるみ 50g
●A 塩 小さじ1/3
●A にんにく 2片
●A 鷹の爪 1本(種をとる)
●A ローリエ 2枚
●A 黒こしょう(ホール)6粒
●A シナモン、タイム、ローズマリーなどの
スパイス・ハーブ少々

(1)野菜をそれぞれ食べ易い大きさにカットし、さっと湯通しする。ザルにあげ、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
(2)Aの材料を5分ほど煮立て、冷ます。
(3)煮沸消毒した容器に移し、野菜を入れる蓋をする。

今回は、この時期出回り始めるカリフラワーを中心に、彩りある野菜をプラスしてみました。箸休めにもぴったりなピクルス。お好みの野菜を使ってぜひ作ってみてくださいね。

川島令美川島 令美(かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:http:www.vivienne.co.jp/remi

こちらレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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