元朗（ユンロン）YOHOモールで本格上海料理「Modern Shanghai」

2015/11/17

ローカルをターゲットとした巨大ショッピングモールの「YOHOモール」は、MTR元朗（ユンロン）駅からほど近い場所にあり、お洒落な雑貨から洋服、カフェ、レストランなど何でも揃う。休日は多くの客で賑わいをみせるそんな同モールに、本格的な中華料理が味わえるレストラン「Modern Shanghai」が登場した。

同レストランは、上海地方に伝わる調理法を用いて正真正銘の上海料理（滬菜）を提供。近隣の寧波や杭州で作られる浙江料理の特徴と西洋料理の手法や調味料を取り入れて作られたといわれる上海料理は、日本人の舌にもよく合うと言われ私たちにとって親しみやすい味でもある。同店では、川海老、ウナギなどの新鮮な食材を使用し、ゴマ油、醤油、塩、酒、酢などの調味料を用いて、上質でコクのあるさまざまな味を作りだす。さらに店名からも感じ取れるように、伝統的な調理法にモダンを組み合わせ、懐かしさの中に新しさがある上品な味が魅力だ。

オススメは、厳選された江蘇川海老を揚げてロンジン茶葉や醤油、紹興酒などで炒めた「Sautéed Prawns with Scallion and Crispy Tea Leaves（HKD78）」。茶の香りと柔らかい海老の食感が口の中で混ざり合い病みつきになるだろう。また、マッドクラブを揚げたものに、もち米を加え枝豆をトッピングした「Sautéed Mud Crab &Glutinous Rice Cake with Brown Bean Sauce &Edamame（HKD388）」や上海料理の定番である小籠包を揚げた「Chef’s Special Pan-Fried Xiao Long Bao（HKD58）」もお見逃しなく。

さらに、見た目も可愛いモクテルも多数取り揃えており、ライチとマンゴージュース、7UPなどをミックスし仕上げにミントを添えた「Shanghai Lily（HKD42）」や、フレッシュマンゴー、ストロベリー、マンゴーティーなどを混ぜたユニークな「Mango Tea Sangria（HKD42）」も登場。お酒が苦手な方もぜひ味わってみて。

枝豆を添え彩りも豊かなマッドクラブ

茶葉の香りと川海老の柔らかい触感が病みつきに

黄色が鮮やかなモクテル「Shanghai Lily」

マンゴーやストロベリーを合わせたデザート感覚のモクテル

自然の木と石を利用して作られたテーブルや椅子などを置いた店内は、古き良きオールド上海の優雅なインテリアが印象的。一歩足を踏み入れるだけでオールド上海にタイムスリップした感覚にさせてくれる。上海特有の石庫門（Shikumen）建築スタイルを用いており、2～6名の席と、10名がけの大きなテーブルを合わせて142席を保有した広い空間は、落ち着いたひと時を約束してくれるだろう。

モダーンシャンハイ内部