堅尼地城(ケネディータウン)カジュアルフレンチタパスバー「Comptoir」

2015/10/13

Comptoir
堅尼地城(ケネディータウン)と言えばMTRの開通で気軽に足を運べるようになったため、遠くから訪れる人も多い。このエリアは中環(セントラル)などと比べると街と海との距離が近く、街なかにいながら潮風を感じられるのが魅力だ。そんな堅尼地城には今、カジュアルで毎日通いたくなるようなバーやカフェ、レストランが増えつつある。そんな中で今年7月にオープンし、話題を集めているカジュアルフレンチタパス・ワインバー「Comptoir」を紹介しよう。

お店の外観&エグゼクティブシェフのジェロームさん
お店の外観&エグゼクティブシェフのジェロームさん

2階のワインセラー&プライベートルーム
2階のワインセラー&プライベートルーム

同店は中環でフレンチビストロ「Pastis」、アメリカン・フレンチバー&レストラン「Fab」などを展開する「フレンチクリエイション」の新店。フランスワインと厳選した食材を使用し、フランスのビストロ料理に地中海料理のテイストを加えた小皿料理の数々が味わえるお店だ。
店名の「Comptoir」はフランス語で「カウンター」と言う意味で、カウンターを囲みワイワイと食事やワインを楽しんで欲しいというところから名づけたと言う。店内にはその15人掛けのカウンター席と、カウンター越しにはオープンキッチンが。シェフが料理をする様子を眺めながら食事を楽しんだり、ワインを味わいながら気さくなスタッフとの会話も弾む。
お店の2階にあるワインセラーには、フランスにある個人経営のワイナリーで生産された入手困難なワインなど約300種のワインが揃う。テーブルワインならHKD100からとお手頃だ。食事の際には2階のワインセラーから自ら選んで飲むこともできる。購入のみであれば定価からHKD100引き。また、このワインセラーは8席のプライベートルームにもなっており、誕生日や特別な日の食事に利用するにはもってこいの空間である。
ではここで、同店の料理を紹介しよう。まずは、新鮮なツナとトマトをミックスし、醤油とパクチーで軽く味付けされた、爽やかな味の「ツナタルタル」。シェフおススメのエビを、南フランスで飲まれていると言うパスティスというお酒と、パセリとにんにくで炒めた「エビのソテー」は癖になる味。残ったソースはバゲットにつけて食べよう。クリームソースで和えた「ミニチーズラビオリ」は濃厚なチーズとクリームが五感を刺激してくれる。肉好きなシェフが太鼓判を押す、ホウレン草とスペイン産のピキージョチリとでグリルした「マンガリカ・ポーク」は必食。焼き加減が絶妙なお肉は柔らかくピリ辛で、食も進む。その他、ワンペアリングのアドバイスもしてくれるので気軽にスタッフに尋ねてみよう。

1
ツナタルタル

2
ミニチーズラビオレ

3
マンガリカ・ポーク

Comtoir
住所:42 Forbes St., Kennedy Town
電話:(852)2453-9873
営業時間:11:00~23:00
ウェブ:http://www.french-creations.com/comptoir

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