「チアシードの美肌スイーツ」綺麗になるレシピ

2015/09/21

キレイをつくるレシピ帳
皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

チアシード最近のトレンド発信源となるハリウッドセレブが日常の食生活にも取り入れているということで、日本の美容通の方の間でも注目が高まりはじめているチアシード。チアシードとは、“チア”というシソ科サルビア属の植物の種子(シード)のことで、古くはマヤ・アステカなどの先住民族の貴重な栄養源のひとつとして常食されていたのだとか。最近では日本の輸入食品店や一部スーパーでも取り扱われるようになってきており、日本でも常用が可能になってきたスーパーフードです。今回は、そんなチアシードを美味しく取り入れた、手軽に作れる美肌スイーツを合わせてご紹介します。

チアシードには、便秘解消に効果的な食物繊維や、人の体内では生成されず食品からしか摂ることのできない脂肪燃焼を促すα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)、他にもタンパク質や、カルシウムや鉄などのミネラル、ビタミンなどの栄養素も豊富に含まれており、米国FDA(アメリカ食品医療品局)では栄養補助食品としても認められています。豊富な栄養素があっても味わいが独特であったり調理が難しいとなかなか取り入れるのは難しいものですが、香りや味もよい意味で淡白で特徴が少なく生のまま食べられるため、飲料やお料理など日常の中にさりげなく組み込み易いのも常用しやすく継続しやすい部分ではないでしょうか。
チアシードは水分を加えることで約10倍に膨らみ、満腹感を得られることで食べ過ぎの防止にも繋がります。スムー
ジーやヨーグルトなど水分のあるものに混ぜて10分程度置くことでジェル状になり、その特性を活かすことができます(ヨーグルトなど粘度のあるものだと1時間~、しっかりとしたジェル状にしたい場合には、一晩置くことでさらにぷるぷるに)。事前に水分を含ませないで食べるとお腹の中で水分を吸収するため、そのままふりかけて食べる場合は、充分な水分補給も合わせてされた方がよいかと思います。そして栄養価が高いからといって、摂り過ぎは禁物です。チアシードはカロリーも高めですし、繊維質が豊富なため大量に摂りすぎるとお腹が緩くなり過ぎてしまうこともありますので、一日大さじ1杯程度を目安にしてくださいね。

チアシードのアボバナココアムース〈チアシードのアボバナココアムース〉
● チアシード      大さじ1
● アボカド       1個
● バナナ        1本
● ピュアココア     大さじ1
● はちみつ       大さじ1
● ナッツ類       お好みで
(アーモンド・ピスタチオなど)
(1)アボカド・バナナ・ココアをミキサーに入れ、撹拌する。
(2)チアシードを加えヘラで混ぜ、容器に移し冷やす。
(3)スライスバナナ・ナッツ類など好みで

 

川島令美川島 令美(かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:http://www.vivienne.co.jp/rem

こちらレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、ぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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