「美肌ドレッシング」綺麗をつくるレシピ

2015/08/24

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

美味しくキレイを手に入れよう自家製ドレッシングレシピ

かつてダイエットの大敵という考えのあった「油」も、「良質なオイルを適量摂ることは美容・健康にもよい」ということが浸透してきた今日この頃。
今回は、食べる美容液!ともいわれるオイルを使用した、オススメのドレッシングレシピをご紹介します。下記レシピをフタのできる空き容器にいれ、食べるときによ~くシェイクしてフレッシュなお野菜に回しかければ、毎日食べられる美肌サラダの完成です!

自家製ドレッシングレシピ〈ハニーマスタードソースドレッシング〉
● はちみつ 小さじ2
● レモン果汁 小さじ2
● 粒マスタード 小さじ1
● オイル 大さじ2
● 塩 小さじ1/4
● こしょう 少々

〈オレンジドレッシング〉
● オレンジジュース 大さじ3
● オイル 大さじ2
● 塩 小さじ1/4
● こしょう 少々

油は開封後2~3ヶ月程度で使い切るのが良いとされているので、色々なものを一度に取り入れすぎず、自分にあった1本をゆっくり探してみて頂きたいです。ぜひお好みのオイルを使用して、試してみてくださいね。

オイルは細胞や血液・ホルモンが作られる過程で欠かせない成分であり、脂溶性ビタミン(A・D・E・K)はオイルと合わせることで吸収が促され、適度な油の摂取により内側から潤いを保つこともとても大切です。中でも体内で作り出すことができないオメガ3系といわれるαリノレン酸を含むオイルは、中性脂肪を下げ、美肌効果などがあるとされています。
これから乾燥の気になり始める秋・冬にも、ぜひ自分にあった油を取り入れていきたいところではありますが、ひとつ注意しておきたいのが、オイルには加熱可能なものと非加熱で摂取した方がよいものがあるということです。

〈加熱可能なオイル〉
グリーンナッツオイル(インカインチオイル)、ココナッツオイル、アボカドオイルなどは、加熱による損失が少ないといわれています。炒め油としてなら全体的に栄養効果の優れたグリーンナッツオイルを、揚げ物などの高温調理で使用されたい方は、燃焼温度(煙点)が255度と高熱による酸化の少ないアボカドオイルがオススメです。もちろん生食としても利用できます。

〈非加熱で摂取した方がよいオイル〉
アマニ油、エゴマ油、シソ油などのαリノレン酸を含むオイルは、加熱することによりその成分が壊れてしまうので、非加熱で摂るのがより良い取り入れ方です。
油の一日の適量として、続けられる大まかな目安はスプーン1杯程度と言われていますが、3食の食事の中にも都度オイルは使用されているもの。非加熱の油の取り入れ方として、スムージーに入れたりおかずの仕上げに回したりといった方法もたまに言われていますが、フレッシュなサラダにかけるドレッシングにするのがやはり一番効率よく、過度な摂取になりすぎない方法かな?と思います。

川島さんプロ川島 令美(かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:http://www.vivienne.co.jp/remi

こちらレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学



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