SOHO(ソーホー)西洋料理と中華を融合「Fresh Modern Kitchen(FMK)」

2015/03/09

Fresh Modern Kitchen

セントラル(中環)とションワン(上環)のちょうど中間に位置するSOHO。西洋料理や中華料理はもちろんのこと、ネパール、スペイン、北アフリカ、地中海など30以上の国や地域の料理を提供するレストランが並ぶ、香港を代表するグルメ地区だ。そんなSOHOに店を構える「Fresh Modern Kitchen(FMK)」では、西洋と中華を融合させた創作料理が楽しめる。カジュアルながらも落ち着いた雰囲気の漂う店内は、友人とお酒を酌み交わすのにも最適だ。

 

チキン  イベリコ豚のブルスケッタ

 

同店のおすすめ料理を紹介しよう。まず1品目は「Chicken Drum stick,Home-made chef’s special sauce(自家製ソースのドラムスティック)」。こちらは台湾を代表する鶏料理「三杯鶏(サンベイジー)」をアレンジした1皿で、柔らかく弾力のある部位のドラムスティック(骨付きもも肉)が使われている。味の決め手は、シェフ秘伝の自家製タレ。“九層塔”という台湾バジルと中国の白酒で仕上げられたややスパイシーなソースが、黄金色に焼かれたもも肉にほどよく絡んで病みつきになる。次におすすめしたいのが「Braised Iberico Porkbelly Bruschetta, plum, sesame ginger sauce(イベリコ煮豚のブルスケッタ)」。一般的にブルスケッタというと、薄くスライスしたフランスパンの上にガーリックやトマトを乗せていただくが、同店のものはトマトの代わりに分厚いイベリコ豚が乗っている。生姜が効いたごま油ソースと、やや酸味のあるプラムが絶妙なバランスで、一見重く感じる厚切り煮豚もさっぱりといただける。長時間かけて煮込まれた豚バラ肉はとても柔らかく口当たり滑らか。パリパリのフランスパンと一緒に頬張ると、食感の違いが楽しめる。ディナーの前菜としてはもちろん、ワインのお供にもぴったりだ。

 

クロワッサン  カウンター
最後に「Crossiants with Peking duck, leek, baby cucumber(北京ダックのクロワッサン・サンド)」をおすすめしよう。通常の北京ダックと同じく、ネギやきゅうりを挟んで食べるが、バンズがクロワッサンなのが決め手だ。パリパリの皮だけを巻いて食べることが多い北京ダックだが、このサンドには柔らかい身も一緒にスライスされており、食べ応え十分。これぞまさに西洋と中華を見事に融合させた料理と言えよう。グルメ激戦区SOHOでこれまでにない新しい料理に挑戦したくなったら、ぜひとも同店に足を運んでみて。

 

テーブル

Fresh Modern Kitchen
住所: Shop C, Upper G/F., Felicity Bldg., 56-58 Hollywood Rd., Central
電話: +852-2771-1328
時間: 12:00~25:00
ウェブ:http://www.fmk-hk.com

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