銅鑼湾(コーズウェイベイ)フランス料理「Seasons by Olivier Elzer」

2014/10/13

Seasons by Olivier Elzer

リゾット

常に大勢の人で賑わい、お洒落で美味しいレストランも多く立ち並ぶコーズウェイベイ(銅鑼湾)。そんな中、高級ブティックが軒を連ねるリー・ガーデンズ2に、斬新なスタイルのフランス料理レストラン「Seasons by Olivier Elzer」が新たにオープンした。
店名でもある四季に合わせて、店内は4つのダイニングスペースが春夏秋冬をテーマにデザインされている。ダークブラウン色をベースにしたインテリアで、高級感を漂わせながらも温もりを感じさせる落ち着いた空間。フランス料理と言うとどうしてもかしこまったイメージを持ってしまうが、同店は気取らない大人カジュアルな雰囲気が漂い、気の合う仲間と気軽に利用することができる。
エグゼクティブシェフのオリビエ・エルザー(Olivier Elzer)氏は、フランスでミシュランガイドと並んで強い影響力を持つレストランガイドGault et Millau(ゴ・エ・ミヨー)で、2007年に若き有望シェフ・ベスト22の1人に選ばれるなど、国内外でその実力が認められている。そんな彼は、数々の有名ミシュランレストランでヘッドシェフとして活躍し腕に磨きをかけ、ついに今回念願だった自身のレストランを香港にオープン。彼の熱い情熱と探究心は創り出す料理にも表れている。
彼の料理のいくつかを紹介しよう。前菜には、大ぶりのアラスカ産タラバ蟹をシンプルに蒸し、アボカドソースとマヨネーズソースの2通りで楽しむ「Alaska King Crab,Avocado and Ginger mayonnaise(アラスカ産タラバ蟹・アボカドとジンジャーマヨネーズ和え)」を。蟹の甘さが存分に味わえる贅沢な1品だ。メインにはインド料理のスパイスで有名なマサラを使用した「Grilled Langoustine Risotto(ヨーロッパ赤座エビのリゾット)」。赤米をバターで炒めてリゾットに仕立て、ヨーロッパで獲れる赤座エビのグリルをトッピングしたという斬新な組み合わせだが、驚くほど味わい深い。赤ワインと良く合う1皿だ。デザートには、お皿の上に広がる1口サイズのアートが味わえる「Calisson a la Clementineand Blood Orange Sorbet(カリソンクリームとオレンジシャーベット)」がおすすめ。オレンジシャーベットとフランスの地方菓子であるカリソンにクリームを合わせたデザートは、食後にぴったり。
同店は開店以来の大盛況で予約が難しいと言われているが、訪れてみる価値は大。メニューはオリビエ氏のアイディアと共に随時変更されるので訪れるたびに新しい味が楽しめる。

Seasons店内

Seasons by Olivier Elzer
住所:Shop 308, 3/F, Lee Gardens Two, 28 Yun Ping Rd., CWB
電話:+852-2505-6228
時間:ランチ 12:00~14:30 ディナー 18:00~22:30
ウェブ:http://www.seasonsbyolivier.com

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