蘭桂坊(ランカイフォン)ニューヨーク・イタリアン「Carbone」

2014/10/06

イタリアン

昨年4月、「Major Food Group」のMario Carbone氏、 Rich Torrisi氏、 Jeff Zalaznick氏の3人のシェフがタッグを組みニューヨークのグリニッジ・ビレッジに開店するや否や大人気となったレストラン「Carbone」が、この夏、香港のランカイフォン(蘭桂坊)にも店をオープンした。
同レストランが目指す料理は「ニューヨーク・イタリアン」。アメリカ風にアレンジしたモダンなスタイルのイタリア料理が特徴だ。移民であるイタリア人が自分達の血筋を広げ、アメリカという国に根付き始めた1950年代。彼らは流暢に英語を話すようになり、アメリカの文化に馴染み、それに伴って料理も徐々にアメリカナイズされてきた。そんなイタリア移民の世界を再現したのがこの店だ。成功を収めたNY店に続き、次なる店をオープンするのにふさわしい場所を探していたMajor Food Groupが辿り着いたのが、ここ香港。多様な食文化、様々な移民文化に感銘を受け、「Carbone」にピッタリな場所だと確信し、海外初出店先に決めたそうだ。
ここで提供される料理は、伝統的技法とモダンな調理法をミックスし、最高の食材を使って作られる。ニューヨークスタイルのイタリアンではお馴染みの料理の数々をさらに進化させ、新たな次元の1皿に仕上げた。なかでも同店のおすすめは「Lobster Fra Diavola(ロブスターのスパイシーソース)」。皿からはみ出すほどの大ぶりのロブスターが圧巻だ。
店内はニューヨーク店同様、ノスタルジックでありながらもモダンな雰囲気。アンティーク調のシャンデリアや、革張りのベンチが置かれ、フランク・シナトラをはじめとする数々の伝説的なアーティストの曲が流れる。ウェイティングスタッフも、洗練された「古き良き時代」のテーブルサービスでゲストを魅了する。「古き良き時代」のそれはサービスだけではない。「シーザーサラダ」や「生ハムとメロン」、「ポーターハウス・ステーキ」といったクラシックな料理からも懐かしさが味わえる。メイン料理を楽しんだ後は、もちろんデザート。タキシード姿のキャプテンが運んでくるワゴンには、「レモンチーズケーキ」や「キャロット&チョコレートケーキ」などを始めとする様々なデザートが!ドリンクも、200を超える種類豊富なワインリストのみならず、カクテル、スピリッツ、食前酒など幅広い品揃えだ。香港に居ながら、20世紀半ばのイタリアン・アメリカンの雰囲気を味わってみては?

テーブル

Carbone
住所:9/F., LKF Tower, 33 Wyndham St., Central
電話:+852-2593-2593

 

Pocket
LINEで送る