ハンドメイド特集 Part 4

2020/01/15

ハンドメイド素材天国♡
手作り生活のスタートに「深水埗」へ繰り出そう

「深水埗(サムスイポー)」をご存じだろうか?観光スポット というよりも、地元の人たちからも愛される卸問屋が並ぶこのエリアは、電子用品からアパレルパーツまでと幅広く、それ ぞれ取り扱うアイテムの種類も驚くほど豊富!手作り生活をスタートするなら、まずはハンドメイド素材天国「深水埗」へ!

P22-23 handmade 724


Photo01

電子用品街
『鴨寮街(アプリウストリート)』
 深水埗駅のA2出口&C2出口の目の前に広がる「鴨寮街(アプリウストリート)」は、電子用品の露店が所狭しと立ち並ぶ通り。各種家電の電子部品・リモコン・ワイヤー・バッテリー・SIMカード・携帯電話・パソコン用品・時計・照明器具など、ここで見つからないものはないのでは!? と思えてしまうほど種類豊富。シンプルなスマホケースなども安価で手に入るため、次に紹介するビーズ街で買うことのできるラインストーンなどと合わせて、オリジナルのスマホケースを手作りするのもおもしろいかも!?

 

Photo03Photo02

ビーズ街
『汝州街(ユーチャウストリート)』
 「汝州街(ユーチャウストリート)」は、「鴨寮街」から二本先にある、手芸好きにはたまらない通り。通称「ビーズ街」と呼ばれているが、ビーズの他にも、レース・リボン・ボタン・ラインストーンなどを取り扱う路面店がずらりと並ぶ。店内だけでなく、お店の外にまで溢れんばかりのアイテムたち。あれもこれも欲しくなってしまうほどの可愛さと種類の豊富さに驚くばかり!ビーズは量り売りが基本だが、少量でも購入可能なため、個人でも安心して買い物が楽しめる。また、アクセサリーパーツなども売られているので、お手持ちのアクセサリーが壊れてしまったときなどには、こちらでパーツを購入し、自分の手で修理をするなんてことも可能!

 

Photo05Photo04

ボタン街
『基隆街(キールンストリート)』
「汝州街」から更に一本先に平行に並ぶ「基隆街(キールンストリート)」は、通称「ボタン街」として知られており、ボタンを販売する卸問屋が多数並ぶ。もちろんボタンだけでなく、ファスナーなどの衣服を作る際に欠かせないアパレルパーツが揃い、また、生地を扱う露店がずらりと並んでいることでも有名。生地の購入単位は「碼(マー)」。
1碼は、1ヤードのことで、つまりは0.9144メートル。これを覚えておけば、オーダーも難なくクリアできるだろう。

 

Photo06

皮革街
『大南街(タイナンストリート)』
コットンなどの一般的な生地は「基隆街」で手に入るが、皮革(レザー)生地の購入は、更に一本先の「大南街(タイナンストリート)」へ。こちらには、レザー専門店が並んでいる。少しハードルが高いイメージのレザーアイテムだが、そこは深水埗ならでは! 比較的安価で素材が手に入るため、手作りに挑戦してみるのもおすすめ。鞄や靴など革製品の販売を行なっているお店もあり、ハンドメイドに関する相談も気軽にできる。

 

Photo07

﹝番外編﹞ 石けん作り体験はいかが?
「大南街」を歩いていると、何やら気になるお店を発見!『皂工房(Savon Workshop)』という、石けんやスキンケア製品を扱うショップだ。手作り石けんのワークショップ なども頻繁に行なっているとのこと。店内へ一歩足を踏み入れると、精油のいい香りが漂ってきて、何とも幸せな気分になる。素材へのこだわりが感じられるお店で、石けんやシャンプー作りを体験してみてはいかが?

皂工房(Savon Workshop)
住所:G/F., 191-193 Tai Nam St., Sham Shui Po
電話:(852)2677-8173、(852)5660-1770
時間:月~土11:30~19:30、日休
ウェブ:www.savonworkshop.com

 


 

ハンドメイド作品を売ってみよう!買ってみよう!
〜 香港のハンドメイドマーケット 〜

ハンドメイドに興味をもったなら、それらを売買する場所も気になってくるもの。そこで、香港で行なわれている手作り市をはじめ、ハンドメイド作品を売ったり買ったりできるイベントなどをまとめてみた。ぜひ一歩進んで、手作りの世界を広げてみよう。
Photo01Discovery Bay Sunday Market
大嶼(ランタオ)島の東側に位置する、住宅地・レクリエーション施設・商業施設などからなる複合開発地域「愉景湾(ディスカバリーベイ)」。都心から離れ、欧米系の駐在員が多く住むこのエリアは、中心部とは異なる、静かでゆったりとした時間が流れている。そんなディスカバリーベイの「D’ Deck」にて、毎月第二日曜日に行なわれているのが、「Discovery Bay Sunday Market」。毎回100近くの出店があり、その種類も様々!きっとお気に入りが見つかるはず。また、ウェブサイトで出店の応募も可能なため、販売側を体験してみるのも楽しい!日本人も数多く出店している。

場所:D’ Deck(Discovery Bay Plaza)
日時:毎月第二日曜日 11:00~18:00
* 例外の月もあるので要注意!
ウェブ:www.handmadehongkong.com
Photo02HKCC Creative Market
尖沙咀(チムサーチョイ)のランドマーク的存在である、「香港文化中心(Hong Kong Cultural Centre)」の屋外にて、土日祝日を中心に行なわれる、手作り市「HKCC Creative Market」。こちらは、2013年9月からスタートした、香港政府主催のイベントで、若手クリエイ ターたちの斬新さと創造性を促進するためのプロジェクト。各回で異なるテーマが設けられているため、ウェブサイトは要チェック!

場所:香港文化中心(Hong Kong Cultural Centre)
日時:土曜日・日曜日・祝日を中心に不定期開催
ウェブ:www.lcsd.gov.hk/en/hkcc/creativemarketinpartnership.html
Photo03JCCAC Handicraft Fair
石硤尾(セッキッメイ)に場所を構える「賽馬會創意藝術中心(Jockey Club Creative Arts Centre)」が、2010年にスタートしたのが 「JCCAC Handicraft Fair」。こちらは、香港をはじめ、その他アジア都市の若手作家に作品を披露する機会を与える四半期ごとのイベント。一度の開催で、100を超える作家が集まる大規模な手作り市で、同時に、ガイド付きツアーや、アートデモンストレーション、音楽公演などの無料公開プログラムも開催され、大いに盛り上がる。

場所:賽馬會創意藝術中心 (Jockey Club Creative Arts Centre)
* 場所が異なる場合もあるので要注意!
日時:① 3月21日(土)・22日(日)、② 6月20日(土)・21日(日)、 ③ 9月5日(土)・6日(日)、④ 11月28日(土)・29日(日)
ウェブ:www.jccac.org.hk
P22-23 handmade 724Creema
ハンドメイド作品を売ったり買ったりしたいけれど、「いきなりイベントに参加するのはハードルが高い」「場所や日時が合わない」という方も多いのではないだろうか。そんなときに便利なのが、モール型ECサイト。ハンド メイド作品を扱うことで有名なのが、日本発の「Creema」。「Creema」は、2016年に香港と台湾でもオープン!また、その翌年には、香港で初めて手作り市を開催している。場所や時間に制限されることなく、世界中にいるお客様に一度に作品を披露できること、世界中のクリエイターたちの膨大な作品を一気に見られること、それが「Creema」のようなモール型ECサイトのメリット。まずは、ここから始めてみるのもいいかもしれない。

ウェブ:tw.creema.net

 

続きアイコン

 


 

Pocket
LINEで送る