No Park No Life ~ 公園特集 ~ Part 1

2019/09/04

大人も!子どもも!動物たちも!楽しみ方は無限大∞香港の公園を極めよう。

 

香港の公園は、基本的に、「康樂及文化事務署(Leisure and Cultural Services Department)」が管轄しており、子ども向けの小さなものから、プールや博物館などの施設が併設された大型のものまで、大小様々なタイプが存在する。公園によって、その楽しみ方も様々で、子どもだけでなく、大人も、そして、ペットも一緒に楽しめるのがいいところ。少しずつではあるけれど、これから徐々に暑さも落ち着いていく季節。香港の公園を極めて、日々の楽しみの幅を広げよう。

 

公園の概念を超えた!?都会の喧騒の中佇む
「香港公園」&「香港動植物公園」9つのいいところ

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香港を一言で表すと、「都会の喧騒」。所狭しと建ち並ぶ高層ビル群に、溢れる人と車…人々の話し声や、車のクラクションが鳴り止むことはない。そんなエネルギーに満ち溢れ、高速で移り変わる、忙しない街。ただ、そんなイメージをガラリと変えてくれる存在がある。それが、公園。このページでは、香港の中心とも言える中環(セントラル)から金鐘(アドミラルティ)に跨(また)がる、2つの公園をご紹介。ピークトラムのケネディロード駅を中心に、東へ広がる「香港公園(Hong Kong Park)」と、西へ広がる「香港動植物公園(Hong Kong Zoological and Botanical Gardens)」だ。都会の喧騒の真っ只中に佇む公園に、まさかここまで癒され、まさかこんなに楽しめるとは!!!2つの公園の9つのいいところはこちら。
①とにかく広い!
「香港公園」8.16ha、「香港動植物公園」5.6ha、これはそれぞれの公園の総敷地面積。2つの公園を合わせると、東京ドーム3個分にもなる。そう、とにかく広いのが特徴!一日で全てまわろうとすると、体力的に少々きついかもしれないので、その日の気分に合わせて、エリアごとに楽しむのがおすすめ。

DSC05027DSC05174②自然が多い!
これが、最大の驚き&癒しポイント!公園に一歩足を踏み入れると、聞こえてくるのは、木々が風になびく音や、水の流れる音、鳥たちの鳴き声…都会のど真ん中ということを忘れてしまうくらいの自然の多さと静けさ。日々、時間に追われるように過ごしている方も多いはず。たまには、ベンチに座って、自然を感じながら、ただただぼーーーっと過ごしてみてはいかがでしょうか?

DSC05110③まるで動物園!
「香港動植物公園」は、その名のとおり、植物だけでなく、動物たちも一緒に暮らす公園。その規模たるや、公園というよりも、動物園そのもの!現在、同公園の土地の約半分が、動物たちの展示や保育用に使われており、その数は、鳥類約200羽、哺乳類約70匹、爬虫類約30匹!
「香港動植物公園」では、飼育を行なう上で、以下2つのミッションを掲げており、動物たちへの愛情を感じとることもできる。

(a)教育・保護・研究プログラム・展示を通して、全ての生き物に対する理解と感謝を育むこと
(b)自然の相互依存に対する感謝の気持ちを育む

尤徳観鳥園実は、「香港公園」にも、「尤徳観鳥園(The Edward Youde Aviary)」と呼ばれる、鳥たちを放し飼いにしている施設がある。それは、ドーム状に網を張り巡らせた、高さ約30m、広さ約3,000㎡におよぶ鳥小屋で、70種550羽の鳥たちが生息しているそう。その他にも、多種多様な森林植物の育成しており、亜熱帯地域のジャングルを体験することができる。ちなみに、この施設の名前は、1982年から1986年まで香港総督であった、Edward Youde氏にちなんで付けられた。
④歴史がある!
「香港公園」は、1991年5月に正式オープンした。元々は、軍の駐屯地で、公園内には、1842年から1910年にかけて建設された数多くの建物がそのまま残され、新たな施設に生まれ変わって利用されている。当時の面影が残る、英国式の建物を見るのも1つの楽しみ!
そして、「香港動植物公園」に至っては、建設が始まったのは、なんと!1860年!すでに150年以上も前の話。その後、1864年に一部開放、1871年に全面公開された、正真正銘の香港最古の公園。当初は、動物はおらず、植物のみだったため、「植物公園(Botanic Garden)」という名前であったが、1876年に鳥や哺乳類を飼育し始め、1975年には「香港動植物公園」に改名された。過去には、英国のエディンバラ公フィリップ王配やアン王女など、数多くの世界的な有名人たちが、世界自然保護基金の目的でこの公園を訪れている。

DSC04988⑤アクセスがいい!
「香港動植物公園」の最寄駅は、MTR中環(セントラル)駅。大人の足なら、駅から徒歩10~15分ほどで到着することができる。ただ、坂道や階段が多いため、それらがつらいという方には、バス、または、タクシーでの移動がおすすめ。バスもたくさん通っており、公園と同じ名前のバス停で降りればすぐ!
「香港公園」は、ホテル「アイランド・シャングリ・ラ」の真横に位置するエスカレーターを利用すると便利。エスカレーターのすぐ目の前が入口だ。ホテルでのお食事の前後に、公園でお散歩というコースも、素敵な楽しみ方!

DSC05142⑥様々な施設がある!
子ども向け遊具のある遊び場をはじめ、お茶の歴史を知ることができる「茶具文物館(Museum of TeaWare)」や「羅桂祥茶芸館(K.S.Lo Gallery)」、芸術の学習・研究・取引に焦点を当てた、オープンな多角的アートスペース「視覚芸術中心(Visual Arts Centre)」、婚姻届の提出場所である「紅綿路婚姻登記處(Cotton Tree Drive Marriage Registry)」などなど、公園内には、本当に様々な施設が存在する。そのほとんどは、英国統治時代に建設された、コロニアル様式の建物で、ただただ建築物として鑑賞を楽しむこともできる。子どもたちの遊び場、大人の憩いの場だけでなく、美術館・博物館巡りができるのも、この大型の公園ならでは!
HK_Museum_of_Tea_Ware_2012ピンクの可愛らしい建物「紅綿路婚姻登記處」。その前には、ハート型のアーチがあり、婚姻届を提出したカップルが写真撮影などを行なっている。「奧林匹克広場(Olympic Square)」には、1,100㎡の敷地に880の座席がある。スポーツプロモーションや人形劇、その他エンターテイメントイベントなどのために設計されているが、イベントのないときには、一般の休憩場所としても機能している。

 

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DSC05087⑦運動になる!?
どちらの公園も、敷地内に激しい傾斜があるため、歩いているだけでも、かなりの運動になる(笑)公園で動植物との触れ合いや撮影を楽しみながら、運動もできるというのは、一石二鳥かもしれない!?
本格的に運動をしたい場合は、「香港公園」の敷地内にある、「香港公園体育館(Hong Kong Park Sports Centre)」や、「香港壁球中心(Hong Kong Squash Centre)」を利用しよう。「香港公園体育館」には、バスケットボール・バレーボール・バドミントンのコート、卓球台、ダンスルーム、フィットネスルーム、ジョギングトラックなどがある。そして、「香港壁球中心」には、18室のエアコン完備のスカッシュコートがあり、ジム通いさながらの運動をすることができる。

SAMSUNG DIGITAL CAMERA⑧敷地内にレストランやカフェがある!
これだけ広い公園なので、所々で休憩も挟みたいもの。そんな気持ちをわかってくれているかのように、敷地内にはいくつかのレストランやカフェが存在する。
「香港公園」内には、サイズやスタイルの異なる3つの飲食店がある。人工滝の隣の「L16 Café and Bar」というレストランが一番大きく、アジア料理中心のお店。レストラン内で食事をするのはもちろん、天気のよい日には、広いベランダに出て、昼間からお酒なども楽しむことができる。DSC05098harrow cafe
2つの小さなお店というのは、「羅桂祥茶芸館」内の「楽茶軒(Lock Cha Tea House)」と、「香港壁球中心」内の「Harrow Cafe」。前者は飲茶、後者は洋食を提供している。その他、公園内には2つのフードキオスクがあり、公園エリアの様々な場所で軽食をとれるようになっている。
「香港動植物公園」に関しては、フードキオスクが1つのみと少ないが、お店の前にテーブルと椅子が用意されており、購入したものをその場で食べたり飲んだりすることができる。

tt⑨公園の周辺にも魅力がいっぱい!
公園だけでなく、その周辺にも魅力がいっぱい。2つの公園の真ん中を走っている、ピークトラムもその1つ。公園で散歩した後、このトラムに乗って、「ヴィクトリア・ピーク」に遊びに行くのもいい!
また、「聖約翰座堂(St John’s Cathedral)」をはじめとする、英国領時代に建てられたゴシック様式の教会たちは、キリスト教徒でなくても心惹かれる、見応え十分な美しさがある。
DSC04986その他、「香港公園」側には、高級ホテルや大型ショッピングモールが建ち並んでいるため、併せて食事や買い物を楽しむこともできる!

 

 

 

実際に行ってみた! PPW編集部のここがお気に入り

ここまで9つのいいところを挙げていく中で、「香港公園」および「香港動植物公園」の基本的な特徴はおわかりいただけたと思います。PPW編集部、実際に足を運び、思いきり公園を楽しんでみました!その中でできた、お気に入りスポットはこちら!皆さんも、それぞれのお気に入りを見つけて、公園ライフを充実させてくださいね~。

DSC05033♪自然と都会のコントラスト!この光景は香港ならでは!
植物の緑や噴水の水…その奥に見えるのは、高層ビル群たち。こんなにも、自然と都会の距離が近いのは、香港ならでは!小さな土地に、相反するものがごちゃ混ぜになっているという、香港の魅力そのものを体現しているかのようで、お気に入りの光景です。

DSC05005♪噴水でできた水の壁の中を通り抜けるのが楽しい!
「香港公園」の金鐘(アドミラルティ)側の入口から入ると、すぐ目の前に見えてくるのが、こちらの噴水。まず、その水の流れる音に癒されます~。そして、よーーーくよーーーく見つめてみると…水の向こうに人の姿が?!そう、噴水でできた水の壁の中を通り抜けることができるんです!これがかなり楽しい!子どもたちが何度も何度も行ったり来たりしている気持ちがわかります(笑)ただし、思った以上に水が飛んでくるため、その点は注意が必要。

DSC05021DSC05016♪公園内で本格飲茶できるなんて!
「羅桂祥茶芸館」の入口を入ると目の前にあるのは、「楽茶軒(Lock Cha Tea House)」というお店。中国茶の専門店で、茶葉や茶器の販売を行なっています。嬉しいのが、こちらで飲茶ができるところ。美味しい中国茶と共に、点心などの食事が楽しめます。公園内のレストランと侮るなかれ!古き良き中国を感じられる内装は、重厚感があり、とても上品です。お茶はもちろん、食事も本格的で、「楽茶軒」だけを目的に公園を訪れてもいいと思えるくらい!ベジタリアンメニューの用意もあるので、動物性食品を避けたい方、ヘルシー志向の方にもおすすめです。

frr♪公園周辺情報!ピークトラムの行き来に大興奮!
「香港公園」と「香港動植物公園」のちょうど真ん中、ピークトラムのケネディロード駅にある「Tram View Cafe」。その名のとおり、店内からトラムの行き来を眺めることができるカフェ。ついつい、ドリンク・スイーツそっちのけで、トラムが通り過ぎていく姿に夢中になってしまいます(笑)そんな大興奮とは裏腹に、意外と店内の雰囲気は落ち着いていて、ゆったりした気持ちになりたいときにもおすすめのお店です。

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