特集:Go East!!香港島を東へ! 2

2016/11/22

西湾河Sai Wan Ho

「美しく、優雅に、スマートに」をコンセプトに開発整理された香港でも新しいエリアの「SOHO East」。香港島の東、西湾河(サイワンホー)の海側の遊歩道に面したダイニングエリアで数多くの洒落なレストラン、バー、カフェが数多く並ぶ。ビクトリア湾のハーバービューが魅力。心地よい潮風に吹かれながら平日のディナーや週末にゆっくりランチやお茶を楽しむにはぴったりの場所。ほとんどのレストランは犬連れでもOKなので愛犬家にはうれしい。

 

Mint & Basil
そよ風に吹かれながら本格東南アジア料理を

タイとベト ナム料理

SOHO Eastのレストランの中でお洒落でひときわ賑わっているタイとベトナム料理のレストラン「Mint & Basil」。カラフルでモダンなインテリアが目印の同店は、厳選した新鮮な食材で作る本的な東南アジアの味を楽しむことができる。おすすめのメニューは、タイ料理の定番、野菜たっぷりのタイの焼きそばの「パッタイ」。辛い料理が多いタイ料理の中で、甘い味付けで誰からも愛される味。涼しくなったこの時期は、そよ風を感じながらオープン席での食事もおすすめ。

Mint & Basil
住所:Shop GA 4-7, Site A, 45, Lei King Wan, Site A, 45 Tai Hog St., Sai Wan Ho
電話:(852)2563-3388
時間:ランチ 12:00~15:00; ディナー 18:00~23:00

 

海鮮料理は船で食べにいく!
健在! 西湾河発着フェリー

フェリー

「ヴィクトリア港を船で渡る」といえば、中環(セントラル)⇄尖沙咀(チムサーチョイ)を結ぶ「スターフェリー」が有名。その他、北角(ノースポイント)⇄紅磡(ホンハム)、九龍湾(カオルーンベイ)線もあるが、ここ西湾河にもフェリーが健在なのをご存知だろうか。「珊瑚海船務(Coral Sea Ferry)」が結んでいるのは觀塘(クントン)と三家村(サームガーチュン)。「三家村ってどこ?」と思われる方も多いと思うが、海鮮料理で名高い鯉魚門(レイユームン)のことだ。MTR将軍奥線・油塘駅から近い鯉魚門だが、あえてフェリー(渡し船)で行ってみる、あるいは帰ってみる、というのもいつもと違った雰囲気できっと楽しいに違いない。西湾河⇄三家村(鯉魚門)は片道HKD9。約10分の船旅だ。

フェリー フェリー

珊瑚海船務(Coral Sea Ferry)
電話:(852)2513-1103
フェイスブック:珊瑚海船務
〈参考ウェブ〉http://zh.hkferry.wikia.com/wiki/

 

西湾河をベースに20年以上の実績 和光不動産
香港島東地区の人気物件は?

和光不動産香港での賃貸物件探しとなると、そのあっけに取られるほどの家賃の高さだけでなく、室内も日本のマンションとはずいぶん勝手が違い戸惑うことも。そして、何より重要なポイントはオーナーとの交渉。賃料のことは勿論、設備に関することでも、どれだけこちらの要望をしっかり伝えられるかが実際に生活する上での快適さに直結する。

西湾河にある「和光不動産」は、1994年に設立。日本人のスタッフに加え、日本語が堪能な香港人スタッフも在籍し、賃貸の斡旋から入居後のサポートまで、「手厚く丁寧」。しっかりとしたサービスが好評で、在港日本人からの信頼度が非常に高い不動産会社だ。

そんな、香港での物件探しをする人の心強い味方である同社のマネージングダイレクター劉達偉(ルイス・ラウ)さんに、地元の不動産会社ならではの香港島東地区における最近の不動産事情について少しお話を伺ってみた。

日系スーパーも近く、その利便性から日本人には馴染みの深い太古城だが建設されてから約30年が経ち、10年ほど前から西湾河の「グランド・プロムナード」「ラ・セゾン」の人気が高いという。「西湾河は画一的な街並の太古城に比べ、旧い街の雰囲気を残しながら街に変化があり、海に近いので部屋から鯉魚門海峡の眺望も良いですね」とルイスさん。また、交通や生活の面でも不便さを感じさせない筲箕湾の「ラ・リビエラ」や「アイ・ユニーク」は単身者におすすめだという。

香港島側で住まいを探すなら西地区よりも、意外な掘り出し物件がみつかるかも。

 

和光不動産

和光不動産
マネージングダイレクター
劉達偉(ルイス・ラウ)さん

和光不動産-香港 Wako Property Co.
住所:Rm.1605, 16/F., Marina House, 68 Hing Man St., Sai Wan Ho
電話:(852)2569-8183
ウェブ:www.wakoproperty.com.hk

 

道の駅・香港
香港ではここだけという日本全国からの逸品がずらり!

道の駅 道の駅

西湾河(サイワンホー)の海の近く、日本人も多く住む「グランド・プロムナード」に隣接する閑静なエリアに今年7月オープンした「道の駅・香港」。一歩足を踏み入れると、小ぢんまりとした店内には、他の日系スーパーではあまりお目にかかれない日本全国の貴重な果物、食材、食品、名酒、菓子類などの物産が所狭しと並ぶ。「ここに来れば日本各地の隠れた逸品が手に入る」と口コミが広がり、大手日系スーパーの品揃えだけでは満足できない「日本通」地元香港人を中心に連日賑わっている。日本各地の地方物産のアンテナショップとしても機能しており、特に沖縄県内の各市、北海道、栃木県、岡山県、神戸市などが積極的に香港に向けてのプロモーションを展開、または今後予定している。近所に住んでいるという香港人女性は「散歩の途中に見つけて以来、時々立ち寄っています。日本の果物をよく買います。日本の果物は品質が高く、甘くて新鮮ですね。初めて食べた岡山の桃の美味しさに感動しました!」と話してくれた。我々日本人にとっては「決して“全国区”ではないが懐かしい」という地方の食材・食品や酒類に、ここ香港で出逢える場所かもしれない。

今後、「道の駅・香港」は、中国国内をも見据えたeコマース展開を予定している。

道の駅 道の駅

日本郷土美食産地直送(道の駅-香港) Michinoeki
住所:Shop GB17, G/F., 41 Tai Hong St., Lei King Wan, Soho East, Sai Wan Ho
電話:(852)2569-8388
時間:10:00~22:00

 

 

筲箕湾Shau Kei Wan

漁港

かつて漁港として栄えた歴史ある街

筲箕湾は香港島の東部に位置する交通の要衝として、トラムの東側の起終点やMTR港島線の駅、バスターミナルを有する。街並みは香港らしい生活感あふれる雰囲気で、活気に満ちた商店街と住宅が立ち並び、多くの住民が絶えず行き交っている。香港島南部の大浪湾、石澳方面へのバスの出発点でもあり、週末にはハイキングや海へ行くレジャー客が列を成す。

筲箕湾 筲箕湾

「湾」という名が示すように、もともと入り江になっていた場所で、良好な漁港であった。「筲箕」とは米を洗って水を切るのに使う笊(ざる)を意味するが、湾の形状がこれに似ていたため名付けられたと言われている。18世紀の中頃、台風を避けるのに適した場所として漁民が集まるようになり、後に香港5大漁港のひとつに数えられるほどに発展した。また、中国の恵州から来た客家人が花崗岩を採掘するようになり、客家人の信仰の対象「廟(びょう)」と呼ばれる寺院が多く造られた。1841年、筲箕湾には約1,200人が住んでおり、当時の香港島の人口の3割以上を占めていたという。

現在、漁港は大規模な埋め立て工事が行われ、わずかに筲箕湾避風塘(タイフーンシェルター)に当時のなごりを残すのみとなっている。街には往時は目の前が海であっただろう天后廟や譚公廟が歴史を感じさせるそのままの姿で残っており、しかも今なお信仰の対象として人々の生活の中に息づいている。

 

終点? 起点?
東の「電車總站」は下町色がいっぱい

電車 電車

香港を代表する乗り物、2階建て路面電車のトラム。100年以上前から香港住民の足となっており、地下鉄ができた今でも観光客を含め、利用客数は今もなお多い乗り物だ。香港島の北岸の繁華街を東西に一通りカバーしており、どこまで行っても一律HKD2.3が嬉しい。

トラムの「折り返しポイント」はいくつかあり、西の端、堅尼地城(ケネディタウン)と、上環(ションワン)、北角(ノースポイント)のように道なりに街を1ブロック回れば反対方向を向くものと、屈地街(ワッデイガイ)と銅鑼湾(コーズウェイベイ)のように専用のループ線でくるりと円を描いて方向を変えるもものがある。筲箕湾電車總站は後者のタイプ。トラムの軌道は筲箕湾東大街と金華街の交差点で順番にループしている。

ここでは一度に2両のトラムの方向を変えることができる。3両目のトラムが近づくと自動的に手前の交差点で止まるシステムになっており、これで混乱なくスムーズに運行できるのだという。この付近は飲食店や青空市場のテントが立ち並び、香港島では少なくなりつつある香港の下町然とした雰囲気が残っており、トラムのゆっくりとしたリズム感と妙にマッチしている。

阿公岩

筲箕湾 筲箕湾

地図には「阿公岩」と大きく表記されているが、実はそんな巨岩があるというわけではない。「阿公岩」とは、かつて花崗岩を採掘していた採石場のこと。筲箕湾の東寄りに位置する小さな村落で、現在近隣には船舶の修理工場、魚市場や寺院、香港海防博物館などがある。

「阿公」とは、広東語で「母方の祖父または老人」を意味するが、この場合は「譚公」を表す。「岩」は文字通り「岩」を意味する。譚公とは、広東省の恵州で生まれた天気を予測する神で、彼は幼児期に患者を治療することができたと言われている。20歳で神になったという譚公を広東の人々は崇拝していた。採石場が最盛期だった19世紀前半から、ここには広東省から多くの移民が住みついていた。1905年、彼らは譚公廟を建て、譚公を「阿公」と親しみを持って呼んだのが、この地名の由来らしい。

船の修理工場

軒を連ねる船の修理工場の裏手は岸壁で港に面している

筲箕湾

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