特集:海に囲まれた香港でマリンスポーツを楽しむ!2

2016/06/22

海を楽しむ人たちに、もっと聞いてみよう!

ウェイクボードって、どんなスポーツ?
はまっている中村さんにその魅力について伺った。
中村有佳思さん

●早速ですが、中村さんの簡単なプロフィールを教えて下さい。
スキューバダイビングのインストラクター&セールスとして働き、もう21年になります。10年ほど前に、会社の同僚からウェイクボードを紹介され、始めてウェイクボードをやってみてから、今日までどっぷりウェイクボードの魅力にはまっています。
ウェイクボード好きが高じて、自分のダイビングショップでもウェイクボードの取り扱いを拡大、現在では同グループ6店舗にてウェイクボード用品も取り扱うまでになりました。

中村有佳思さん●ウェイクボードについて教えてください。
ウェイクボードとは、ボートで引っ張ってもらって行う水上版スノーボードです。ビーチリゾートはもちろん、身近な川や湖でも気軽に楽しめることもあって、密かに人気上昇中のマリンスポーツです。上達すれば、ジャンプや回転などの技も出来る様になりますよ。
ボートでウェイクボードをさせてくれるお店(トーイングショップ)は、西貢(サイクン)や大潭(タイタム)など香港各地にあります。店によって価格帯やシステムは若干異なりますが、基本的に必要な道具は全てレンタルが可能ですので、水着とタオルだけで誰でも気軽にトライできます。
ボートの料金も1時間HKD700程度ですので、友達二人で申し込めば、一人あたりHKD350程度で楽しむことが可能です。

●中村さんはどこでウェイクボードをされていますか?
主に香港島・大潭の「Team Islandwake」(※下記詳細あり)です。ここには、他にも香港島で一番たくさんのトーイングショップがトーイングを行っており、初心はもちろん、上級者向け指導も行ってくれます。
中村有佳思さん中村有佳思さん

●香港のウェイクボードを取り巻く環境はいかがでしょうか?
水に囲まれた香港だけあり、どこからでも30分~1時間でウェイクボードを楽しめる場所がたくさんあるのが魅力です。

●ウェイクボードを一緒に楽しまれているお仲間はいらっしゃいますか?
自分の会社仲間や友達を連れて、夏場は毎週一緒に楽しんでおり、行った先で出会った人と友人になるケースも多いです。
中村有佳思さん

●ウェイクボードを楽しまれた後に、楽しまれていることはありますか?
やっぱりビールを飲む!ですね(笑)。BBQを楽しむこともしばしばです!あとは、マッサージに行く♪ でしょうか。

●ウェイクボードの魅力・醍醐味とは?
水面を滑るスピード感と爽快感。そしてジャンプしている時の浮遊感がいちばんの醍醐味ですね。ただ滑るだけでも十分楽しいのですが、跳べるようになったら、誰でもきっと病みつきになるはず。

●PPW読者へ向けて、ひと言お願いします。
NO WAKE NO LIFE!

ありがとうございました!

Team Islandwake
住所:78 Tai Tam Tuk Village, Tai Tam
予約担当Bosco(ボスコ)
予約電話番号:(852)6680-5502
ウェブ:wakeboard.com.hk

海にいると日常を忘れて無心になれる
香港は海も近く、安く気軽にサーフィンを始められる場所

サーフィン歴10 年
まりんさん
INTERVIEW

●サーフィンとは?
ご存じの通り、板を使って波に乗るスポーツです。板の種類にはショートボード(4~6ft)、ファンボード(6~8ft)、ロングボード(8ft以上)とあります。短いほど早い動きが可能で、長くなるほど安定感があり、まったり楽しめます。またサイズがあって速い波はショートボード向きなのに対し、小さめの遅い波はロングの方がテイクオフしやすいです。一概にサーフィンと言っても、波のコンディション、板の種類によって全く違う楽しみ方ができます。
板は買うと安いものでHKD2,000~3,000香港、中古ならHKD1,000以下でも買えます。サーフィンが出来るビーチの近くには大体レンタルボードのお店もあり、場所によりますが1日HKD50から借りられます。

●主に香港のどこでサーフィンをされていますか?
香港島セッコウビーチの横にある大浪湾に行くことが多いです。ここはアクセスの良さから、サーファーの数が多いです。ビーチ近くに、ボードを保管するロッカーの貸出やレンタルボードをしているお店が数件あります。夏場は海水浴場にもなり、サーフィンはブイの外側で出来ます。
サイクンの北にも同じ名前の大浪湾があり、そちらはアクセスが少し大変なのですが、サーフィンの大会も開かれたりしています。黄石というところまで車で行き、渡し船に5分ほど乗り、そこから約1時間歩いて山を越えるとビーチに着きます。ボード持っての山越えが大変なのですが、こちらはボードレンタルが充実していないので、持っていかざるを得ません。
夏場はランタオ島の長沙ビーチでも出来る日もあります。長沙ビーチは、広いビーチで比較的空いていますし、海辺にレストランも数件並んでいて雰囲気もいいので、ビーチでのんびりするのもオススメです。ここも1軒だけボードレンタルをしているお店がありますが、1時間HKD80くらいと少し高めです。

●香港のサーフィンを取り巻く環境はいかがでしょうか?
海は周りにたくさんあるのですが、サーフィンの出来るビーチは限られています。サーフィン人口はそれほど多くなく、板や関連グッズを買えるサーフショップも日本に比べて充実はしてません。ただレンタルボードは日本で1時間5~6千円するのに比べ香港は1日HKD50と格段に安いですし、海に行くアクセスも良いので、気軽に出来ると思います。

●サーフィンを一緒に楽しまれているお仲間はいらっしゃいますか?
一人で行くこともありますが、数人で一緒に行くことが多いです。待ち合わせて行ったり、海の中で落ち合ったり。波を待ちながらのおしゃべりも楽しいです。

●サーフィンを楽しまれた後に、陸で楽しまれていることはありますか?
海から上がった後のフレッシュココナッツジュースが最高です。朝早めに行くことが多いので、11時頃には上がって、お昼を食べて帰ってもまだ昼過ぎで、充実した1日が過ごせます。

●まりんさんにとってサーフィンの魅力・醍醐味は何でしょうか?
いい波に乗れたときの爽快感ももちろんありますが、基本的に海が大好きなので、海に入って浮いているだけでも天気がいい日は最高に気持ちいいです。太陽が海に当たって、水面がダイヤモンドみたいにキラキラ光るのを見れたり、遠くの景色を見てボーッとしたり、無心で波を待ったり、どういう波がどういう風に崩れるのかじっと波を見て勉強したりと、海に入っていると日常を忘れて無心になれます。

●PPW読者へ向けて、ひと言お願いします
香港は海へも近く行きやすいですし、夏も長いのでマリンスポーツを楽しむにはとても良いところだと思います。これから始めたいという方には是非オススメです。

ありがとうございました!

JDC会員ご用達のダイビングショップ!

ダイビングショップ香港島の繁華街、湾仔(ワンチャイ)のど真ん中にあるPRO-DIVEは、MTR湾仔駅より徒歩1分という絶好のロケーション。100坪の広い店内には、ダイビング器材はもちろん、シュノーケリング用品から海遊び用品まで幅広いラインナップ。特に日本製品に関しては、日本と変わらぬ品揃えを実現。また自社メンテナンス設備を完備しているため、バッテリー交換やオーバーホールも全てお任せ!またウェイクボードについて語っていただいた、業界経験豊富な中村さんが店長を務めており、香港でも日本同様のしっかりしたサービスを提供している安心のお店だ。

PRO-DIVE
住所:2/F., 127-131, Lockhart Rd., Wan Chai( 湾仔駅EXIT Cから徒歩1分)
電話:(852)2890-4889
時間:11:00~20:30(月~金) 11:00~19:30(土) 12:00~18:00(日・祝日)
ウェブ:www.prodive.com.hk
メール:cs@prodive.com.hk
ダイビングショップダイビングショップダイビングショップ
ダイビングショップダイビングショップダイビングショップ

ボートトリップの楽しみ方 in 香港

銅鑼湾(コーズウェイベイ)に店を構えるダイニングバー「Sowelu」は、これまでに三重県人会をはじめ、異業種交流会や様々な貸切イベントを企画してきている。そんな中、忘れてはならないのが毎年夏のイベントとして好評を博し、2013年に店をオープンしてから欠かさず開催しているボートトリップ。今回、Soweluの中村光成さんに香港でのボートトリップの楽しみ方、魅力についてお話しを伺うことが出来た。

ダイニングバーボートトリップを始めたきっかけについて、中村さんは「ボートトリップを通じて様々な方の出会いの輪を広げられるきっかけの場を作れたらいいなと思いました。その中でも我々のような飲食店がボートトリップを主催すれば、店で仕入れている食材を使って豪華に演出できるのではないか、と思ったんです」と語っている。開催当初は50人乗りのボートから始め、現在は60人規模のボートを利用している。参加者の年齢層は、小学生から60代くらいと幅広い。今回、7月17日(日)に開催するボートトリップはダイニングキッチン「Vegi」や、日本料理「水木」など飲食店とのコラボ企画ということもあり、各店舗のお客様やその友人の方々の参加が多くなるのだとか。因みに昨年は、西湾河(サイワンホー)を出発地点に、鯉魚門(レイユームン)を経由し、香港島の南側へ廻り赤柱(スタンレー)の前を通って、深水湾(ディープウォーターベイ)に錨を降ろしたとの事。場合によっては南Y島へ行くという選択肢もあるという。また中村さんは「西貢からなら水の綺麗な白腊湾(パクラップワン)がオススメです」と教えてくれた。
ボートトリップの魅力については「全く面識のない方々が、一緒にボートトリップに参加することで仲良くなり、友達の輪が広がることです。またうちのボートトリップの場合は、飲食店が行うことで寿司や和牛など美味しい物を食べながら、海の開放感も楽しめるのでまた格別です。」
香港ならではの、ボートトリップの楽しみ方については「バナナボートやウェイクボードを気軽に出来たり、香港という狭いコミュニティーだからこその楽しい友達が沢山できることですかね!」と笑顔で語ってくれた。
これからボートトリップで新たに企画してみたい事は「夏の風物詩でもあるスイカ割りや、ギターを弾ける方を呼んで船上ライブを行うなど、海でアクティビティをしている人達以外も楽しめるようなイベントを考えていきたいです。今後もっと人数が集まれば、クルーザーを2隻貸り切ってボートトリップするなんてのもいいですね。」と次々に新たなプランを打ち明けてくれた。
なお、今回7月17日に開催されるSowelu主催のボートトリップは是非とも紹介したかったが、既に満員御礼でキャンセル待ちが出ているほど。
とは言え、香港ではこれからがボートトリップのシーズン。皆さんも是非、新しい出会いを期待して様々なボートトリップのイベントに参加してみてはいかが?
ダイニングバーダイニングバー

Sowelu Dining Bar
住所:5/F., Chung Wai Comm.Bldg., 447-449 Lockhart Rd., CWB
電話:(852)2766-1171
時間:月~土 19:00~2:00
フェイスブック:sowelu.hk
ダイニングバーダイニングバー

 

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