公園に行こう特集１：香港郊野公園一覽 - 特集投稿

都心部ではジャングルの如く高層ビルが林立する香港だが、一歩郊外へと離れれば、意外と緑が多いことに気づく。
公園だってたくさん!
路線バスで、地下鉄で、気軽に行けてしまう「郊野公園」はその数なんと24カ所。
初心者でも気軽に楽しめる所から上級者向けの公園まで様々だ。
灼熱の夏がやってくる前に、家族と、友人と、恋人と、パーク散策でリフレッシュしてみてはいかがだろうか?
この特集ページを持って出かければ怖いもの無し!
さあ、次の週末は出かけるぞ~!

[01]城門郊野公園 Shing Mun Country Park
香港最高峰・大帽山の麓にある大きな貯水池を囲むように広がる1,400ヘクタールの公園。

[02]金山郊野公園Kam Shan Country Park
1977年に指定された比較的古い公園。オナガザルが多数生息し自然の生物を身近に感じることができる。

[03]獅子山郊野公園Lion Rock Country Park
ライオンの形をした岩「ライオンロック」で知られる。標高495mの山だが、山頂付近は急な登り坂が続く。

[04]香港仔郊野公園Aberdeen Country Park
トレイルがしっかり整備されており、ハイキング初心者や子供連れに最適。

[05]大潭郊野公園 Tai Tam Country Park
戦争の面影が残る歴史感じる公園。香港島東部にあり、貯水池や海を望む景色が素晴らしい。

[06]西貢東郊野公園Sai Kung East Country Park
香港最大級の東西100㎞に渡るマクリホーストレイルのスタート地点がある公園。

[07]西貢西郊野公園Sai Kung West Country Park
昔ながらの「白沙澳村」が公園内にあり、古い玄関口のデザインや建築スタイルなどを見ることができる。

[08]船灣郊野公園Plover Cove Country Park
新界北東部にあり3辺が海に囲まれた大きな公園。美しい夕日が眺められることでも知られる。

[09]南大嶼郊野公園Lantau South Country Park
山頂のランタオピークには、日の出を見に多くの方が足を運ぶ。香港最大の郊野公園。

[10]北大嶼郊野公園Lantau North Country Park
ゴンピンロープウェイの脇を通り、空港全体を見下ろすことができるトレイルが人気。

[11]八仙嶺郊野公園Pat Sin Leng Country Park
難易度の高いトレイルがあり、そこからは香港でも珍しい南涌の田園風景が広がる。

[12]大欖郊野公園Tai Lam Country Park
新界の西に位置する5,412ヘクタールの香港で2番目に大きな公園。「Thousand-Island Lake」と呼ばれる景色で知られる。

[13]大帽山郊野公園Tai Mo Shan Country Park
標高957mの香港最高峰の山。天気が良い日は、深圳までも眺めることができる。

[14]林村郊野公園Lam Tsuen Country Park
公園内にあるトレイルは、チェーンが設置された険しい道もあるため中級者～上級者向き。

[15]馬鞍山郊野公園Ma On Shan Country Park
新界東部にあり、赤門海峡から西貢半島まで見渡すことのできるダイナミックな景色が楽しめる。

[16]橋咀郊野公園Kiu Tsui Country Park
郊野公園の中で一番小さな島に位置する公園。砂浜の美しいビーチがある。

[17]船灣（擴建部分）郊野公園Plover Cove (Extension) Country Park
「Bride’s Pool」と名付けられた25mの滝があるロマンチックな公園。

[18]石澳郊野公園Shek O Country Park
サーファーの集う大浪湾と「ドラゴンズバック」と呼ばれるトレイルルートが有名。

[19]薄扶林郊野公園Pokfulam Country Park
ヴィクトリア湾の景色が望める公園内には、2.2㎞の遊歩道があり、自然の草花を眺めながら散歩が楽しめる。

[20]大潭郊野公園（鰂魚涌擴建部分）Tai Tam Country Park (Quarry Bay Extension)
香港島東部にあり、近隣住民の朝の散歩コースや手軽に休日を過ごす場所としても賑わう。

[21]清水灣郊野公園Clearwater Bay Country Park
バーベキューやピクニックを行うスペースが充実している。常に風が吹き、凧を揚げにくる方も多い。

[22]西貢西郊野公園（灣仔擴建部分）Sai Kung West Country Park(Wan Tsai Extension)
マウンテンバイクトレイルを設けたキャンプ場があり、アウトドア好きにはもってこいの公園。

[23]龍虎山郊野公園Lung Fu Shan Country Park
47ヘクタールの最も小さな郊野公園。戦争の面影を残し、歴史と自然散策の両方が満喫できる。

[24]北大嶼郊野公園(擴建部分) Lantau North (Extension) Country Park
大木の生い茂る森林地帯と牧草地に分かれ、広大な景色を眺めることができる。

香港編

香港島西部の保護公園
歩きやすいファミリ―向けのトレイルが充実
薄扶林郊野公園
(Pok Fu Lam Country Park)

1979年に完成した「薄扶林郊野公園(Pok Fu Lam Country Park)」は、ビクトリアピーク、香港トレイルステージ1、薄扶林貯水池など香港島西部の名所が揃った保護区域。高層ビル群のすぐそばに切り立った山脈が広がる光景は「これぞ香港」と思わせるには十分な景観。100年以上続く舞火龍(ファイアードラゴン)のお祭りで知られる薄扶林村(Pok Fu Lam Village)など、古き良き香港が残るエリアである。

《トレイル》
▲ピークサークルウォーク(Peak Circle Walk)ビクトリアピークの中腹を1時間程度でぐるっと1周するハイキングコース。眼下には中環や銅鑼湾、天気が良ければ九龍半島のビル群を臨むことができる。コース沿いは山頂よりも視界が開けているため、実は記念撮影の穴場的スポットも多い。ビクトリアピークを徒歩で登って来た人や、トラムやバスで登って来た人が行き交い賑やか。街灯も完備されているが、夜は暗くなるため夜間はなるべく誰かと一緒に歩くようにしよう。
●行き方:ビクトリアピーク山頂のピークタワー付近の盧吉道(Lugard Road; ルガード・ロード)からスタート。

▲香港トレイルステージ1:山頂(The Peak)~薄扶林水塘道(Pok Fu Lam Reservoir Road)
全長7.0km、約2時間の緩やかなトレイル。ビクトリアピークから出発し、眼下にケネディタウン、青衣(チンイー)の高層マンション群を眺めることができるほか、清流のせせらぎや木々の香りなど自然を感じることができる。
●行き方:ビクトリアピークのショッピングモール付近にある夏力道(Harlech Road)から歩いて5分でスタート地点へ。

《薄扶林水塘(Pok Fu Lam Reservoir)》
薄扶林の山間部に位置する香港最古の貯水池。1863年に当時小川や井戸からしか生活水を汲み上げれず病気の蔓延が問題視されていた状況を打開するためにイギリス軍エンジニアのS.B.ラウリングの提唱により作られたもの。その後急速に人口増加が進み、1877年には2つ目のダムを建設。ビル群に囲まれた貯水池の姿は香港ならでは。
●行き方:上環のバスターミナルから4番のバスに乗車、薄扶林水塘道(Pok Fu Lam Reservoir Road)バス停から徒歩5分。

《薄扶林村(Pok Fu Lam Village)
再開発が進む香港で「香港島最後の小村」と言われている薄扶林村。中秋節の舞火龍(ファイアードラゴン)と言えば大坑(タイハン)のものが有名だが、薄扶林村にも100年以上続く伝統の舞火龍のお祭りが存在する。小さな村のを練り歩くドラゴンは村人の絆を固く結びつける象徴として、今でも人々に愛され続けている。
●行き方:中環のエクスチェンジスクエアから30Xのバスに乗車、薄扶林村(Pok Fu Lam Village)バス停で下車。

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_cou_pfl/cou_vis_cou_pfl.html

香港島最大規模の保護公園
風光明媚なドラゴンズバックは訪れる価値あり!
石澳郊野公園(Shek O Country Park)

1979年に創設された石澳郊野公園(Shek O Country Park)は701ヘクタールの広さを誇る香港随一の保護公園。香港島を東西に横切る香港トレイルの最終セクション、ステージ7とステージ8(別名ドラゴンズバック)があるエリアとしても有名。東部にはサーファーのメッカ、大浪湾(タイロンワン; Big Wave Bay)や、BBQ施設が充実している石澳(セックオー)ビーチがあり、屋外エンターテインメントが豊富。

《トレイル》
石澳郊野公園で見逃してはならないのが香港トレイルのステージ7、8。2つのコースからはスタンレー、大潭(Tai Tam)、石澳、そしてその先に広がる美しい海の景観を臨むことができる。香港人も頻繁にモーニングウォークをする名トレイルである。

▲香港トレイルステージ7:大潭道(Tai Tam Road)~土地湾(To Tei Wan)
なだらかで平坦な道が続くトレイル。全長7.5km、約2時間の道のり。大潭湾(Tai Tam Wan)を行き交う漁船をのんびり眺めながら歩くことができる。
●行き方:MRT港島線の西湾河(サイワンホー)駅バス停から14番のバス・赤柱炮台(Stanley Fort)行きに乗車。大潭水塘(北)(Tai Tam Reservoir-North)バス停で下車。大潭水塘(北)バス停から北へ5分ほど歩くとスタート地点に到着。

▲香港トレイルステージ8:土地湾~大浪湾(Tai Long Wan)
巨大な龍の背を歩くかのような景観から「ドラゴンズバック」の別名を持つトレイル。バスで高地まで昇るため、実はあまり上り下りは激しくない。山の稜線に続く海が美しく、香港にいる間にぜひ一度は訪れたい名トレイル。終着は石澳湾。
●行き方:MTR筲箕湾(サウケイワン)駅下車→A3出口から石澳行き9番バス、土地湾下車

《ビーチ》
▲大浪湾ビーチ(Big Wave Bay Beach)
一年を通して数メートルの大波が押し寄せる、香港屈指のサーフィンスポット。香港トレイルステージ8の終着点でもある。ビーチ周辺には軽食が取れるレストランやカフェもあるので、ハイキングを楽しんだあとに休憩を取る人達の姿も。
●行き方:MTR筲箕湾駅A3出口のバスターミナルから9番石澳行きのバスに乗車、大浪湾(Big Wave Bay)下車。

《石澳》
雰囲気が漂う海辺の街。綺麗に清掃されたビーチには公共、私営のBBQ場が併設されており、週末ともなればたくさんの人で賑わいをみせる。のんびりした香港の田舎町を見たいならぜひ訪れたい場所。
●行き方:MTR筲箕湾駅A3出口のバスターミナルから9番石澳行きのバスに乗車、終点の石澳(Shek O)で下車。

▲石澳海角郊遊区(Shek O Headland Picnic Area)
石澳ビーチから東に突き出ている半島部分を約1時間かけて歩くコース。道は舗装されており、歩きやすい。波に打ち上げられている崖やむき出しの岩肌に沿って歩くため、楽しみながら歩くことができるコースだ。

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_cou_so/cou_vis_cou_so.html

九龍編

太子駅からバスで30分!
野生の猿が群生する香港最古のカントリーパーク
金山郊野公園(Kam Shan Country Park)

九龍半島の都市部から程近い距離に位置する「金山郊野公園(Kam Shan Country Park)」は1977年に設立された香港最古のカントリーパーク。339ヘクタールの小さな敷地は野生の猿の生息地として有名。また、全長100kmを誇るマクリホーストレイル(MacLehose Trail)のセクション6が南北に連なっており、トレイルランに励む人の姿も見られる。

《金山郊野公園》
九龍半島の中でも比較的都市部に近いカントリーパーク。香港全土に生息する猿のうち、実に3/4もの猿が住んでいるとされており、このことから別名「モンキーヒル」とも呼ばれている。もともと香港に住み着いていた猿は急激な人口増加による環境破壊や乱獲などで絶滅しており、現在金山カントリーパークで見ることができる猿は昔ペットとして飼われていた猿が野生化したものと言われている。人間を怖がらないため間近で野生の猿を見ることができるが、襲われて怪我をしたという事例もあるため、決して餌を与えたり驚かせたりしないように注意しよう。特にスーパーの袋や食料、飲料などは食べ物と認識されてしまうので、必ずバッグの中にしまうこと。
●行き方:MTR太子(プリンスエドワード)駅からKMBバス81番に乗車、「石梨貝水塘」で下車。

《マクリホーストレイル》
▲セクション6大埔道(Tai Po Road)~城門(Shing Mun)九龍半島を東西に繋ぐ全長100kmのマクリホーストレイルのセクション6は長さ4.6km、所要時間は1.5時間と他のセクションに比べて比較的距離が短く、難易度も低いことから初心者向けトレイルと言われている。
●行き方:MTR太子(プリンスエドワード)駅からKMBバス81番に乗車、「石梨貝水塘」で下車。トレイル終着点の城門からはミニバス82番に乗って荃湾(チュンワン)に帰ろう。

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_cou_ks/cou_vis_cou_ks.html

大空に飛び回るカラフルなカイト達
香港で気兼ねなく凧揚げが楽しめる人気スポット
清水湾郊野公園(Clear Water Bay Country Park)

清水湾郊野公園は、九龍半島の南東部、清水湾半島一帯に広がる自然公園だ。この半島は、海面の上昇により1,000年以上の時をかけ形成されてきた、典型的な沈水海岸だが、その作られ方と現在の形状が地質学的にも非常にユニークだと言われている。豊かな自然のなかには1.5kmの林道に作られたツリーウォークなどがあり、「中国のヒヨドリ」と呼ばれているシロガシラや、コモンシャコなどのローカルな鳥たち、そして10種類近くにおよぶ亜熱帯にすむ蝶など、珍しい生き物たちに出会える。
また、他の郊外公園同様、海側に降りれば海水浴やスキューバーダイビング、山側ではハイキングやバーベキュー、ゴルフなどの遊びも充実している。その中でも他ではあまりお目にかかれない、この公園ならではのお勧めのアクティビティが、清水湾を一望できる高台であげる凧揚げだ。
この高台には周りに建物などの障害物もなく、常に一定以上の風が吹いているということで、「放風箏地點(KITE FLYING SITE)」と呼ばれる凧揚げ専用の場所が設けられているのだ。休日ともなると家族連れを中心に、みんな思い思いの凧を揚げ楽しんでいる。エメラルド色の快晴の空に色とりどりの凧が飛び交う光景はまるで動く絵のようで、見ているだけでも飽きない。お弁当を食べながらのんびりとその風景を見上げる、なんて楽しみ方も。そしてこの場所、夜は一転、やはりその立地を生かした自然のプラネタリウムへと変身、コンディションが良ければ満天の星空を拝むことが出来る、ビルが乱立し、ネオンがきらめく香港においては非常に貴重な場所だ。但し、夜においては公共交通機関は勿論使えず、そして何より公園全体が街灯もなく暗くなるので、しっかりと準備をして欲しい。
●行き方:MTR鑽石山(ダイヤモンドヒル)駅より91番バス

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_cou_cwb/cou_vis_cou_cwb.html

新界編

ホタルが住む森。美しい川の音をBGMにマイナスイオンをたっぷり浴びよう
大埔滘自然保護区(Tai Po Kau Nature Reserve)

新界地区の大埔公路沿いにある「大埔滘自然保護区」は1977年、この地域に住む香港自然の動植物の保護を目的に特別自然保護区に指定された、「亜熱帯の森」だ。460ヘクタールの敷地の中には、レッドパイン、クスノキ、アカシアをはじめとする100種類以上の樹木が生い茂り、ほぼ中央を縦断するように、綺麗な水をたたえた川が流れている。保護区の入り口から700mほど歩いた所を起点として、一番短い「紅(赤)」(3km)から、最も長いものは区内をぐるっと一周する10kmのコース「黄」まで、4つに色分けされた遊歩道があり、それぞれのペースで自然鑑賞を楽しむことが出来る。
遊歩道をゆっくり歩いていると、四季を通じて様々な生き物の姿を目にする。例えば夏はカッコウやヒヨドリ、冬にはフクロウやセキレイ、そしてジャコウネコやヤマアラシが活発に活動するのもこの時期だ。耳を澄ませば鹿の吼える声が聞こえてくることも。冬の終わりから春にかけては美しい蝶たちが、私達の目を楽しませてくれる。
そのなかで、目玉と言えばやはり初夏の夜の蛍狩り。毎年6月頃になると、水辺に集まった沢山のホタルが闇のなかでふわっとした光を放つ。訪れる人たちにへの自然のイルミネーションサービスだ。
気をつけたいのは、ここは公園ではなくあくまで「自然保護区」だということ。火気は厳禁なのでバーベキューはできない。また、お弁当を食べるときもできれば区内にいくつか設けられている「ピクニックエリア」を利用したい。自然に優しいハイキングを楽しもう!
●行き方:九龍バス72、72A、73A、74Aなどを利用九龍巴士(KMB):http://www.kmb.hk/

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_tpk/cou_vis_cou_tpk.html

とても一度では楽しみきれない
大仏も見つめる香港最大の自然公園
南大嶼山郊野公園(Lantau South Country Park)

ランタオ島にある、世界最大と言われる屋外の大仏「天壇大仏」。その南に広がるのが「南大嶼野公園」だ。その広さはなんと5,640ヘクタール。文句なしに香港一の広さを誇る自然公園で、香港にある4大トレイルコースの一つである「ランタオトレイル」のほとんどはこの公園の敷地内にある。キャンプ、バーベキュー、海水浴、釣りなどのアウトドアのアクティビティが充実しているのは勿論、湖のように大きく、山に囲まれた美しい景観が臨める貯水池「石壁水塘」や、18世紀、清朝の時代に海賊の襲来やアヘン密輸防止のために作られた、島の南西部先端にある香港最古の要塞跡「分流砲台」など、公園が所有するその広大な敷地と、香港島や九龍半島の南部などに比べ、最近まで人の手が入ることがなかった土地ならではの観光名所も多い。
深い森の中には中国から香港、台湾などに生息するシカ「キョン」やリス「クリハラリス」などの希少生物も数多く生息しており、トレイルの途中にばったり、なんてこともあるかもしれない。
また、公園内にある一番高い山である鳳凰山(Lantau Peak)は、地元の人たちも大勢訪れる山登りのメッカ。特に934mの山頂から見る日の出が美しいということで、ハイカーたちは前日の夜から昂平(ゴンピン)などの付近のホテルにスタンバイし、夜明けに間に合うように頂を目指す。道中は急な登りも多く、日が出ていないので気温も低い。挑戦する時は防寒対策をしっかりして、飲みものや食料品、懐中電灯などの山登りの必需品を忘れないようにしたい。とにかく「どデカイ」この公園。是非二度三度と足を運んで、ガイドブックやネットには載っていない、大自然に潜む新しい発見をしてほしい。
●行き方:梅窩(ムイオー)、東涌(トンチョン)昂平などから新大嶼山バス利用
※休日は紅磡(ホンハム)発着バスもあり新大嶼山バス:www.newlantaobus.com

ウェブ:www.afcd.gov.hk/english/country/cou_vis/cou_vis_cou/cou_vis_cou_ls/cou_vis_cou_ls.html