国際空港のあれこれ特集8:JAL広州に期待の新星

2016/03/07

JAL広州 期待の新星☆
張景珍さんの視点から

JAL地上スタッフとして内定が決まり、ただいま研修中の張さん。
今年1月から実習生として現場に立つ彼女に独占インタビューを敢行!

JALスタッフ日本を感じさせるサービスを心がけているそうですが、具体的にどのようなことを接客に生かしていますか?
JAL のサービスに対する考え方のひとつに「茶の湯の精神」というものがあります。例えば、お茶をお出しする時、茶碗の柄が相手に見えるようにお客様に出します。私達一人ひとりが、お客様目線での気配りを心がけることによって、お客様が気持ちよく感じ、また必ず喜んでいただけるものと思っています。チェックインが終わり、搭乗口までの説明をする際に、パスポートに搭乗券を挟み、ゲート、搭乗時刻が見える面はお客様に向けながらするといった具合に、もし自分が相手の立場だったらどうすれば快適に感じるか、一歩先を読みます。中国人のお客様はこのサービスに非常に驚かれ、また、喜んでいただいているように感じます。

いつかはこんな風になりたい!という先輩はいますか?
はい。私が目標としている先輩は、お客様の行動の一歩先を読むことが出来ます。もし私に後輩ができた時、あんなふうに振る舞えたら、という理想があります。この先輩に限らず、先輩方にはそれぞれに他の方とは違う魅力があります。「日本語堪能」「優しくて笑顔が素敵」「臨機応変な対応ができる」「経験豊富」などです。私はこれら皆さんの良い部分をすべて持ち合わせたようなJALスタッフになりたいです。

最近嬉しかったエピソードを教えてください!
中国人のお客様から、きめ細やかな接客をしていたことについて、ありがとうと言われたことや、お褒めの言葉をいただいたことです。「日本式の接客方法は、日本で習ったの?」と聞かれましたが、これは私が広州で経験し、身につけたことです。中国にいながらにして私自身が“茶の湯”をはじめとする「JALが考えるサービスの精神」を受け継ぎながら成長していることを実感し、喜びを感じました。
毎日のシフトで修行中の張さん。新人ということもあり、緊張から笑顔が固くなっていると言われることも。覚えることは山ほどあり、時にはミスもするが、仕事はとても楽しいと語る。昨年まで学生アルバイトながらPPW広州編集部で連載を任されるなど、大活躍していた彼女の顔に見覚えのある読者も多いのでは。明日のJALを背負ってたつ輝く新星・景ちゃんを編集部はこれからも応援し続けます!

JAL期待の星張景珍さん
JAL広州地上スタッフ。今年1月より研修生として広州白云国際空港で実務を開始。「私達が最高のサービスを提供し続けることによって、サービス精神という名のバトンを日本から中国に渡していくことができたら…素敵ですね」と語る張さんに目には、キラキラとした希望が宿る。

JAL新タイプ機材「JAL SKY SUITE 767」広州路線導入!

2016年2月17日―。JAL広州線では、新シートを採用するなどボーイング767の装備を一新し、居住性・機能性ともに大きく生まれ変わった、「SKY SUITE 767」(通称SS6)の運航が開始された。余裕あるスペースから生みだされる快適さは、空の旅人達を虜にすることだろう。ここでは機内に溢れるその魅力の一部を紹介しよう。

■くつろぎのBUSINESS CLASS。フルフラットポジションで天空の休息を
スタイリッシュなデザインもさることながら、使い心地も格段にアップした。完全フルフラットのベッドポジションは、まるでホテルに滞在しているかのよう。機内とは思えないほどの
解放感と、ストレスを感じさせない利便性あふれる機能的な設計が快適な空の旅を約束してくれることだろう。

JAL機内■ECONOMY CLASSでこの余裕。あなたのフライトライフはここから変わる
これまでの機材との違いは座席配置を見ても一目瞭然、座席スペースにかなりの余裕が生まれている。この“新・間隔エコノミー”シートは、座席のスリム化と前後間隔の拡大で、なんとラクラク足が組めてしまう。前席が倒されてもまだゆとりが残るほどだ。また、ほどよい反発力のある座席クッションは長時間の利用でも快適♪硬すぎず柔らかすぎない絶妙な座り心地には同社の徹底的なこだわりを感じる。居心地は二の次に考えられがちなエコノミークラスで、足が伸ばせるとは。旅の疲れも半減すること間違いなしだ。
(*一部仕様の異なる座席あり)

JAL機内2■空の旅の楽しみのひとつである機内食。
 今回のメニューは何だろう?と
 期待せずにはいられないとは素晴らしい。
機内食からは地上スタッフ達の並々ならぬ意気込みが伝わって来る。機内食は彼らにできる最大の“機内サービス”なのだ。気圧の異なる機内で使用できる限られた食材や調理法の研究から生み出された美食の数々は、快適な空の旅にもうひとつの華を添えてくれている。
リクライニング飛行機

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