九龍城特集5・旧啓徳空港跡地でクルーズやピクニック

2015/10/20

旧啓徳空港跡地

啓德郵輪碼頭 Kai Tak Cruise Terminal

かつての「空の玄関」は、今、世界の豪華客船を迎える「海の玄関」に!

ビクトリアハーバーを眺めることができる

啓徳クルーズターミナル現在の香港の国際空港といえばランタオ島(Lantau Island)にあるチェクラップコク空港(Chek Lap Kok)だが、香港にはかつて1925年から1998年まで稼動していた世界一危険な国際空港、啓徳空港(Kai Tak Airport)が存在していた。ビクトリアハーバーにせり出すように面していたこの空港は今では「啓徳クルーズターミナル」へと生まれ変わり、世界中から豪華客船を受け入れ、海の玄関口としての役割を担っている。

2013年に建てられたクルーズターミナルはビクトリアハーバーを眺めることができる好立地な場所柄、世界から訪れるたくさんの来客を虜にしてきた。1階は駐車場とオフィス、2階は入国管理局、最上階には公園が広がっている。カフェやレストラン、ショップ等も充実しており、さらにはヘリコプターターミナルまで併設されており、VIP達がビクトリアハーバーを臨むために飛来して来ることも珍しくない。近代的な曲線を描く建物は環境を考慮してソーラーパネルが取り付けられており、さらには植物緑化に活用すべく雨水を保管する装置も擁している。

ターミナルには無料Wi-Fiが完備されており、寄港日には両替サービスや市街地への無料シャトルバスのサービスが提供され、香港を訪れる多くの観光客が短い滞在を満喫できるように配慮されたつくりになっている。特に食事に関しては点心レストラン、中華レストラン、香港スタイルカフェ、クラフトビール店、西洋スタイルカフェ、シャンパンバーなど旅の一時を楽しむレストランが軒を連ねている。

啓徳クルーズピアまで訪れたのならば、近隣の九龍城、木造建築の大規模寺院群である志蓮浄苑(Chi Lin Nunnery)、優雅な庭園が魅力の南蓮園池(Nan Lian Garden)にも足を延ばしてみよう。香港の新たな一面が垣間見えるかもしれない。夏の日差しも和らぎ、涼しくなってきた香港。これからの行楽シーズンは足を使って香港を歩き回ろう!

場所:Worldwide Cruise Terminals(Kai Tak Cruise Terminal, 33 Shing Fung Rd., Kowloon)
電話:(852)3465-6888
時間:9:30~18:00(祝日を除く)
ウェブ:http://www.kaitakcruiseterminal.com.hk

啓徳郵輪碼頭(Kai Tak Cruise Terminal )へのアクセス
●MTR九龍湾(カオルーンベイ)駅から緑のミニバス86番に乗車し、終点がクルーズターミナル。バスはターミナルの地上階に到着する。運行は毎日15~20分おき。
●MTR牛頭角(ンガウタウゴッ)駅からKMBバス5R番に乗車し、啓德郵輪碼頭( 循環線)こちらの運行は、金・土・祝の11:00~19:00のみ。

 

啓德跑道公園 Kai Tak Runway Park

行楽シーズンにはやっぱりピクニック!

啓德跑道公園 Kai Tak Runway Park  飛行機着陸識別用の黒と黄色のチェッカー模様の目印も

「航空と環境保護」をテーマに2014年、旧啓德空港の第13滑走路先端に整備された「啓德跑道公園」。公園内には啓德空港の歴史を刻んだ紙飛行機型の椅子など、いろいろな休憩施設が設置されている。滑走路「13」のマークや飛行機着陸識別用の黒と黄色のチェッカー模様の目印も残されている。

これからの季節、お弁当を持ってピクニック気分で出かけてみては?開放感抜群のこの公園は海を眺めながらリフレッシュするのに打ってつけだ。

啓德跑道公園(Kai Tak Runway Park)
住所:Kai Tak Runway Park, G/F., Kai Tak Cruise Terminal, 33 Shing Fung Rd., Kowloon
電話:(852)2806-3155
時間:全日

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