ペット特集3・ペットサロンと愛猫インタビュー

2015/10/12

ペットは大切な家族の一員。いつまでも元気でいてもらうために、ペットサロンを上手に利用して、お手入れをしてあげよう。ペットサロンで受けられるサービスは、犬猫のシャンプー、爪切り、耳そうじなどのお手入れや、トリミングなど。べトリミングは、外見を可愛らしく見せるだけでなく、日頃気づきにくいトラブルの発見など健康面でも大事。犬猫の種類やライフスタイルに合わせてトリミングしてくれる。定期的にプロの手でケアをしてもらうとペットもリフレッシュできるのでは?さらに香港では、海外で流行しているペット・ホリスティックケアが受けられる店もある。香港でそんな犬・猫のケアをしてくれるペットサロンをご紹介しよう。

ペットサロン PAW PALACEでペットも満足自慢のペットをもっと可愛く、健やかに!
ペットのことを第一に考える高品質サービスのペットサロン PAW PALACE
可愛い愛犬をさらに可愛く見せたい方は、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のPaw Palace(ポー・パレス)」を訪れてみよう。設立から9年経過した今も財界人や芸能人など多くのセレブ愛犬家の支持を得ている同店は、スパ・サロン(Spa& Salon)、ブティック(Boutique)、そしてウェルネスクリニック(Wellness Clinic)を施設内に併せ持つペット総合センターだ。日本人トリマーも常駐しており、可愛いペットがさらに輝くサービスを提供している。

日本の高いペットトリミング技術を香港でも提供したいと考えたオーナーが立ち上げたという同店のスパ・サロンは、全て日本製の機械類を使用している。効果や目的によって分類されたスパメニューは約20種類にも及ぶが、スパのこだわりが一番体感できるのが2種類の機械で4段階に亘って洗練されるスパ用の水だろう。第1段階で水を浄化させ、第2段階で日本温泉の成分が注入され、暖まり易いお湯になる。さらに第3段階で細菌や臭いの除去するため、オゾンが注入され、最後にディープクレンジング用ナノ・バブルと呼ばれる泡が注入される。少ない刺激で汚れを洗い流すことができるため、ペットにとってもストレスが少ない。
アクセサリーのプレゼント獣医師の監修のもと、衛生面に特に気をつけている「Paw Palace」では、ペットのトリミングの際必ず1匹ずつ個別のトリミング用具を使用している。さらにはアレルギー回避のためタオルは100%コットンのものを採用。全てのタオルにヒバ、あるいはヒノキのエッセンシャルオイルを含ませており、リラックス効果を促し、さらには虫やシラミを撃退させる工夫を取り入れている。
手作りなアクセサリーも内装は全面ガラス造りとなっているが、愛犬の様子はCCTVモニターにより、配信している専用アプリで、家庭や外出先など、どこからでも確認ができる。愛犬がどんなサービスを受けたかは、施術後に飼い主に渡される手帳で確認しよう。手帳には当日の写真、施術内容、健康状況が記され、手帳の他にアクセサリーのプレゼントがあるのも嬉しい。写真の背景が毎月変わるのも楽しみだ。ブティックには日本から直輸入のペット商品を揃えている。例えば、「PAW PALACE Boutique」は日本最高級の洋服ブランドが揃う。Bul Bu-Bu、G.G Made in Tokyo、ACCU Miliaなど、同時に日本手作りなアクセサリーもある。生活用品には、「Paw Palace Boutique」もちろん、ペットたちの生活の需要を満足させる様々な商品がある。例えば食べ物、「Paw Palace Boutique」は日本製、家の手作りのようなウェットフードとドライフードがある。他にも一連の日本製保健商品が揃う。例えば、日本のお店で人気の商品、ペットの健康を改善するため、消化を助ける「ミクロビごはん」と心臓、肌、免疫システムの問題に対するサプリメント「パンフェノンシリーズ」。そして、日本から直輸入、安全性を重視する、扱いやすいなペットカート「Caninange」も好評発売中だ。

動物用水中トレッドミル《ウェルネスクリニックのサービス内容》
「Paw Palace」ではボディチェック、バランスボールを使った理学療法、一般的なペット医療や、漢方・針灸など、中医学に基づいたペット用医療も充実しており、癌の治療に西洋獣医学ではあまり効果がなかったペットのために、PAW PALAEの中獣医学の漢方を試しに訪れる人もいる。入院や手術はできないが、全面的な治療や予防を提供している。そして、「PAW PALACE」は香港初の「動物用水中トレッドミル」を採用しており、フィジカルセラピー前後や、筋力トレーニングのために使用することが可能だ。さらに日本
人ペット看護師も常駐しているので、万が一の時も安心して診てもらえることができるだろう。

 


STAFF
桜井明日香
桜井明日香
チーフ・スタイリスト。日本で長きに亘ってトリマーとして活躍。中でも東京都中目黒の有名ペットサロン「F by Design F+C」に4年在籍していた間は各界のセレブリティを顧客に抱えていた経歴を持つ。エレガントかつファッショナブルなスタイリングが得意で、特にプードルとシュナウザーのトリミングにおいて右に出るものはいない。

小谷 恵
小谷 恵
東京の歴史ある有名ペットスクール「ヤマザキ動物専門学校 動物看護・美容学科」卒業後、銀座や新宿の高級ペットショップで5年以上働いた経歴を持つ。動物看護、動物美容のライセンスを保有。プードル、マルチーズ、ヨークシャテリアのカットも得意だが、ポメラニアンを飼っておりポメラニアンのカットが大好き。また日本で猫のグルーミングも経験があり、Paw Palaceでも率先してやっている。

青田法子
青田法子
トリマー歴15年のベテラン。日本で14年のサロン経営の後、今年10月からPaw Palaceのトリマーとして働き始める。小学生の時に飼っていた愛犬の影響で犬が大好きになり、犬に携わる仕事を志す。愛犬美容学校ヴィヴィッドグルーミングスクール入学後、プードルのロッシェと供に、数々のドッグショーに出演。大切にしていることは、ワンちゃんの気持ちを感じて自然体で向き合うこと。
2001年 JKCトリミング競技会 東北ブロック 技術賞受賞
2002年 JKCトリミング競技会 東北ブロック 優秀技術賞受賞
2003年 JKCトリミング競技会 全国(本部)技術賞受賞
2003年 JKCトリミング競技会にてB級ライセンス取得

陳書琳 獣医師(Dr. Chen Shulin)
陳書琳 獣医師(Dr. Chen Shulin)
「Paw Palace」内のウェルネスクリニック獣医師。台湾大学の獣医学位、北京の針灸及推拿碩士学位保有。アメリカとヨーロッパの獣医学校にてフィジカルセラピー、リハビリテーション学を学ぶ。日本語、英語、中国語、広東語可。主に中国医学療法に基づいた針灸、漢方、レーザー治療、マッサージを扱う。

Paw Palace
住所:4A & B Po Foo Bldg., 1 Foo Ming St., CWB
時間:月~日10:00 ~21:00
電話:ブティック(Boutique): (852)2576-7999
スパ&サロン(Spa & Salon): (852)2576-3999
ウェルネスクリニック(Wellness): (852)2576-5999
フェイスブック:pawpalacehongkong

豊富な経験と知識日本人グルーマー犬との香港生活には心強い味方 Salon De 8
日本人グルーマーのサロン
 オープンから犬と飼い主両方からの高い信頼と評価を得ているSalonDe 8。経験と知識の豊富な日本人グルーマーには今まで他では暴れると言われていた子も不思議とリラックスしている。グルーミング時以外でも犬達には常に快適に過ごせるように気を配っているという話も、喜んでサロンに飛び込んでくる犬達の姿を見れば納得できる。どんな質問にも気軽に答えてくれるので愛犬との香港生活には心強い味方になってくれる。

Salon De 8Salon De 8
時間:11:00~20:00 (不定休)
住所:2/F., 13 Lan Fong Rd., CWB
電話:(852)2886-5858
メールl: [email protected]
ウェブ:http://www.salonde8.com
フェイスブック:salonde8
料金:犬種等によって異なりますので、お問い合わせください。

猫は鎹(かすがい)「わが子」を中心にわが家は回る!

愛犬や愛猫は「わが子と同じ」と話す方も多い。
香港で愛猫のMOMOちゃんと暮らす高鳥兼吉さん・悦子さんご夫妻も同様である。
兼吉さんに、眼に入れても痛くない、わが子との生活を伺った。

MOCOと一緒に香港へわが子を訪ねて香港をプチ冒険
私が仕事の関係で香港へ来たのは1993年3月のことでした。半年遅れてワイフが猫のMOCOと一緒に香港へ。MOCOはアビニシアンという種類の猫で当時2歳、私達の箱入り娘でした。その頃、香港へ猫を持ち込むには、1ヶ月間の検疫がありました。離れて暮らすなんて初体験!とにかく心配で、いろいろ調べて薄扶林(ポクフーラム)にあるプライベートケンネル(預かり所)を指定しました。
ワイフは初めてやってきた香港で、到着した翌日から、私が撮った写真を頼りに、セントラル(中環)からバスに乗って30日間、ケンネルへ通いました。右も左もわからない状態なのにバス停が変わっていたり…、大変だったと思います。
猫の性格は千差万別で、犬と違って飼い主に合わせることもしません。生後3カ月でわが家へ来たときには、人間の食べ物も覚えていて、ヒラメ、タイ、帆立などの刺身が大好物。でもサーモンは嫌いで、出すと皿をひっくり返してしまう(笑)。MOCOは気高くて好奇心旺盛だけど、病弱でした。ケンネルでは最初はおびえていたのに、1ヶ月経つ頃には主のようになっていました。そして香港の水と空気が合ったのか、こちらへ来てからは大きな病気をすることもありませんでした。
MOMO(右)とCOCO(左) MOCOは気高くて好奇心旺盛だけど、病弱でした
生後3カ月位だったMOMO(右)とCOCO(左)

MOCO生き方も死に方も猫に教わった
MOCOは腎臓を患って2005年4月に13歳で亡くなりました。セントラルにある猫専門病院「9LIVES」のマギー先生にはとてもよくしていただきました。私達は、この子を失うのがつらくて、一日でも長く生きさせてほしいと、先生にお願いしたのです。そのため鼻からチューブを入れてたり、液体状の栄養剤を注入したり…。親のエゴで、とてもつらい思いをさせてしまいました。今だったら、命の終わりに抗うことなく素直に従うでしょう。自分たちの最期もそうしたいと思います。生き方も死に方もこの子に教えてもらいました。
MOCOは当時ファンリン(粉嶺)にあった火葬場で荼毘に付しました。そのあと、よくあるように私達はペットロスに。生きがいを失って、ぽっかり穴があいたよう。新しい家族を迎えることも怖くてできませんでした。
MOCOを亡くして1年ほど過ぎたころだったでしょうか。公園や街に住むノラ猫のケアしているボランティアのお手伝いをしているとき、瀕死の状態の生まれたばかりの子猫を見つけたので、「9LIVES」へ連れていきました。そこで、レパルスベイで保護されて里親を探している2匹の子猫に出会ったのです。ビクビクしながらも、生後3カ月位だった2匹の親になることにしました。それがMOMOとCOCOです。ただCOCOはすでに胃腸炎にかかっていて、わが家に来てすぐに亡くなりました。
今一緒に暮らしているのがMOMOです。元気な子で9歳になりました。臆病で気が小さく、決まったペットフードしか食べず、人間の食べ物も食べません。私が専用ブラシで10分間のマッサージをするのが日課になっています。毎晩、ゴロンと横になって、マッサージをおねだり。でも仕事へ行くときはお見送りをしてくれるんですよ。
香港生活も20年余になりますが、ワイフが日本へ帰国したのは3回、私は仕事も含めて4回だけです。2人で旅行したのも日本にいたときに1回だけ。やはりわが子を預けて出かけることができません。特にMOCOはママっ子だったので、ワイフが日本へ帰ったときはソワソワ、一晩経っても帰ってこなかったときは戸口の前に座って待ち、食欲もなくなるありさま…。パパは無力でただオロオロするばかりでした。

猫を飼うときはノラ猫がおすすめ
猫は犬と比べて手間もかかりません。ぜひ猫と暮らしてみてください。猫は、ペットショップで買うのではなく、丈夫なノラ猫がおすすめです。SPCA(愛護動物協会)へ行けば、親を待っている猫がたくさんいます。猫をわが子として迎えたら、親としては元気でいてくれることが一番です。またできれば、同じタイミングぐらいで、複数で飼うほうがいいと思います。わが家は過保護に育てすぎたので、噛むときの加減などを知らずタイガーみたいです(笑)。猫が複数いるとじゃれあいながらそういうことも学べます。一度飼い始めたら、最期まできちんと面倒をみてくださいね。看取るのはつらいですが、残して先立つことになったら、心配で死ぬに死に切れません。日本に連れて帰るには、注射や書類など10ヶ月位準備が必要です。そうした心積もりも忘れずに。
また香港では高層ビルなので猫が窓から誤ってジャンプしないように、ドアから飛び出していかないように細心の注意を払っています。
私達にとって猫は人生そのもの。子どももいないので、子どもと一緒です。猫との暮らしを通して、たくさんの幸せをもらいました。猫は鎹(かすがい)で、夫婦間で気まずくなったときも仲直りするきっかけを作ってくれます(笑)。
高鳥兼吉さん・悦子さんとMOMOちゃん
高鳥兼吉さん・悦子さんとMOMOちゃん。香港在住歴22年。兼吉さんは香港を拠点に数多くの広告写真を手がけるフォトグラファー。かつて香港で大活躍した日本人ハードロックバンド「スピードキング」のリーダー兼ヴォーカル。悦子さんはホームサロン「Blooms」を主宰。自宅を拠点に仕事を始めたのも愛猫のためだとか。

Pocket
LINEで送る