離島特集2・ラマ島(南丫島)

2015/05/05

ラマ島(南丫島)南丫島

ラマ島(南丫島)はセントラル(中環)からフェリーで約30分。日帰りで行ける人気のリゾート地。広さ13.6平方キロメートル、香港ではランタオ島、香港島に次いで3番目に大きい島で、在港の欧米人に大人気。香港人にとっても、都会の喧騒を嫌ってこの島に住み、フェリーで香港まで通勤している人も多くいる。そして、香港で一番最初に人間が定住し始めたと言われている。
香港随一といわれるきれいなビーチがある他にトレイル・ルートも整備されており、ルートを歩くとランタオ島とチュン・チャオの絶景や第2次世界大戦中に日本軍が香港を占領していた時に特攻隊が駐留していた場所“カミカゼ・ケーブ”がある。終点は漁村の町Sok Kwu Wan。ここは、シーフード料理で有名。あともうひとつ、180年の歴史をもつ色彩豊かな天后廟もここにある。

定番コースは海鮮+ハイキング。食べ歩きに海水浴など遊び方多彩
ラマ島(南丫島)は、新鮮で美味しくてリーズナブルな海鮮が食べられるスポットとして知られる。友達が香港にきたときなど、海鮮料理を食べに行くという人も多い。しかしそれだけでなくハイキングに食べ歩き、雑貨店めぐりなど様々な楽しみ方ができる。夏は海水浴客で賑わう。
セントラル(中環)とラマ島を結ぶフェリーターミナルは、東側のソッグワン(索罟湾)と西側のヨンシューワン(榕樹湾)にある。湾を囲むように海鮮レストランが軒を連ねるが、特に索罟湾にある海鮮レストラン「天虹」が有名だ。ここの店では船でセントラル(中環)・チムサーチョイ(尖沙咀)間を送迎してくれる。
船で送迎
榕樹湾と索罟湾は整備されたハイキングコースで結ばれている。約1時間半で歩ける比較的ゆるやかなコースだ。そこで行きと帰りのフェリールートを変えて、海鮮にハイキングをセットにしたコースが定番となっている。
榕樹湾エリアには昔ながらの鄙びた店とスタイリッシュな洋風の店が混在する。デザート店や雑貨・アクセサリーショップなども多い。散策した後ハイキングへ。少し行くと、名物おばあさんが作る香港スイーツ「豆腐花」の店やビーチ(洪聖爺海灘)がある。ラマ島風力発電所へ行くと少し寄り道になる。ハイキングコースから見る海も絶景。やがて眼下に索罟湾が見えてくる。戦時中に日本軍が作った洞窟や、150年以上の歴史がある天后廟を過ぎると索罟湾だ。索罟湾エリアには、漁民の生活を伝える「南丫島漁民文化村」がある。ここで海を見ながら海鮮料理を満喫しよう。

ラマ島のもと住人に訊いてみた!
小熊 まきさんスピリチュアルコンサルタント
小熊 まきさん
帰りのフェリーはいつもみんなで酒盛り!?人のあたたかさを感じられる島
友人に誘われてハイキングに行ったラマ島に一目ぼれし、それまで住んでいたコーンヒルの高層階をすぐに引き払い、ラマ島に越しました。2000年から3年間程住んでいました。
島に住んで良かったことは、なんといってもコミュニティの暖かさです。当時は今ほど栄えていなかったので、私たちみたいな外からの移住者もローカル島民もみんなお互いに知り合いで、メインストリートを歩いているだけで、色々な人たちが声をかけてくれたり、困ったときは助けてくれたり…。仕事帰りのフェリーはいつもみんなで酒盛り(笑)でした。
悪かった点は、フェリーの便数が少ないということですね。当時銅鑼湾で働いていたのですが、最終便を逃してしまった日は、アバディーン(香港仔)から乗り合いボートを探して帰宅していました。
また、おすすめの穴場は消防署です。ラマ島はどの道も狭く建物も3階建てしかないので、消防車も救急車もミニサイズ。特殊仕様で、出動の際は消防士さん達が両端にしがみついて出動します。島用にカスタマイズされた施設を見られるのも、都
心部にはない魅力の一つかもしれないですね。

ヒーリングスペースはねはな
スピリチュアルコンサルティングで身体と心と魂のトータ
ルケアを行っている。ワークショップのほか、個人セッ
ションも随時受付中。
メール:[email protected]
ウェブ:http://www.hanehana.com

ドラゴンボート漁民文化村で水上生活体験をしよう!
長い歴史を持つ伝統的な暮らしは必見。
小さな漁村から大都市へと発展した香港。しかし、昔からある伝統的な文化と生活は、昨今なかなか見ることができなくなっている。そんな中でラマ島のソッグワン(索罟灣)に位置する「漁民文化村」では、伝統的なローカル文化体験ができる場所として、漁民文化と香港漁業の歴史を展示。浮島となっている同村へは、索罟灣の港からシャトル船を利用し向かう。漁船やドラゴンボート、民族文化の展示施設を設け、さらに本物の漁船へ実際に足を踏み入れることもでき、ここでしかできない体験が楽しめる。
また釣り好きの方にとって見逃せないのが、釣りの基本的な知識や塩漬けにした魚、干物についても学べる「釣り教室」だ。さらに地元漁師らが捕まえてきた珍しい海の生物を見ることができるギャラリーもあるため、魚好きにはもってこいの場所である。
伝統的な中国漁村からのんびりした多文化コミュニティまで、西洋と中国文化の入り混じったラマ島の生活は、忙しい毎日を送る香港市民にとっては魅力的なもの。日帰り旅行で訪れる観光客が多い中、定住する人もいるぐらいだ。ラマ島に行った際には、ぜひ足を運んでみよう。
漁民文化村  ドラゴンボート大会などさまざまな活動が体験できる
水上生活体験キャンプ(1泊2日)
地元漁民とともに、塩漬けの魚の加工やドラゴンボート大会などさまざまな活動が体験できる。忘れられないすばらしい体験が待っているだろう。
漁民文化村(Lamma Fisherfolk’s Village)
電話:(852)2982-8585
時間:10:00~19:00
入場券:大人HKD80、シニア・小人HKD60
入場券に含まれるもの
・1日の入場料
・全ての展示施設への入場料
・索罟灣から文化村までのシャトルサービス
ウェブ:http://www.fisherfolks.com.hk

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