香港仔(アバディーン)特集3・サンパン体験

2014/10/27

サンパンに乗って湾内めぐり

サンパンに乗って湾内めぐり水上生活をする人の船も発見!

香港仔海浜公園には、水上レストランや離島のラマ島(南丫島)へ行く船など、いくつかの船着場がある。また、公園内を歩いていると、「サンパン」と呼ばれる小船に乗って「湾内を観光しないか」と客引きのおばさんに何度も声をかけられる。この観光客向けの遊覧船の値段は1人HKD50で、2人集まれば出航可。所要時間は約30分。せっかくの機会なので、サンパンで湾内をめぐってみることにした。

サンパンで避風塘をめぐる動画はこちらから

https://www.youtube.com/watch?v=IIvgjk2B2B0&list=UU9qjE2KT48EQ8x9c1DCG18Q

サンパンは、ポンポンとエンジンの音を響かせながらアバディーン湾を進んでいく。風が心地よい。右手にアプレイチャウに林立する高層ビルが見える。1970年頃、アバディーンの岸辺に近い湾内は水上で生活する人の船で埋め尽くされていたという。そこに当時の面影は残っていない。

同じように遊覧を楽しむサンパンと行き交う。船上ではシャッターチャンスを狙って西欧人がカメラを構えていた。船のドッグやクルーザが停泊しているエリアもあった。アプレイチャウ橋をくぐって深湾へ。正面の丘にオーシャンパークのジェットコースターが見えた。橋のたもとに、水上レストラン「ジャンボ・キングダム」が浮かんでいる。サイパンは、その巨大な船の周りをゆっくり回って復路へ。今度は左側のコースを取り、漁船などが多く停泊しているエリアを走っていく。レストランだろうか、華やかな装飾を施した小船もある。その中に現在も水上で暮らす人の船もあった。船は甲板の上に箱型の住居スペースをのせ、その上はテラスになっている。今も陸にあがるのをこばんている人たちの船だろうか。

その後、出発地点ではなくアプレイチャウ側で降ろしてもらった。この遊覧船は、湾内&時間内なら、「こっちを見たい」「あそこでおろして」などのリクエストも可能だという。

サンパンに乗ってみる  水上レストラン「ジャンボ・キングダム」

サンパン

 

水上で生活する人々動画はこちらから!

https://www.youtube.com/watch?v=4n3BdiwloWs&index=1&list=UU9qjE2KT48EQ8x9c1DCG18Q

新鮮な海の幸を食卓へ
香港仔魚類批発市場

香港仔魚類批発市場

アバディーン(香港仔)のバスターミナルから、香港仔海傍道にかかる陸橋を渡って少し行くと「香港仔魚類批発市場」がある。ここは香港の西部地区の魚市場で、水揚げされたばかりの新鮮な海産物や冷凍海産物をメインに取り扱っている。その他、レストラン向けの海水の販売や、海産物の加工サービス等も手掛ける。

海鮮レストランを目当てに訪れる人も  水揚げされたばかりの新鮮な海産物

広さは1万5,700㎡。最初に目に入ってくる3階建ての淡いオレンジ色の建物はオフィスで、その先にバラックの市場が広がっている。海沿いには漁船から海産物を陸揚げするスペースも備える。海鮮レストランもあり、美味しいとの評判を聞いて、わざわざ食べに来る人もそうだ。魚市場で食べられる海鮮は確かに魅力的。

市場がいちばん活気があふれている時間帯は朝9時前だそう。でも訪ねたのは日曜日の昼下がり。とはいえ、十分イキイキとした雰囲気を味わうことができた。駐車場は、鮮魚を入れたトロ箱を台車で運ぶ人、それを積み込むためのトラックでごっだ返している。ちなみにココは観光地ではないので、作業の邪魔にならないように見学をさせてもらおう。

かつてアバディーンは香港でもトップ3に入る観光地だった。しかし水上生活者の消失とともに観光客も激減。その対策として、1999年にアバディーンを「フィッシャーマン(漁民)」のテーマパークとして観光地化しようというプロジェクトが立ち上がったことがある。企画は頓挫したが、魚市場も計画で一翼を担っていた。MTR南香港島線の開通に向けてプロジェクトが再開される可能性がある。将来ココは外国人にも人気の築地市場のように、観光スポットに変身するかもしれない。

トロ箱を台車で運ぶ  鮮魚

お仕事の邪魔してスミマセン!魚市場の動画はこちらから!

https://www.youtube.com/watch?v=qd4deMcOTgc&index=3&list=UU9qjE2KT48EQ8x9c1DCG18Q

Aberdeen Fisheries Education Centre

漁業教育中心

Aberdeen Fisheries Education Centre 漁業教育中心  館内には大きな船も

アバディーン(香港仔)にある漁業教育中心(Disheries Education Center)。2003年に漁農自然護理署(AFCD)によって一般の人々に地元の釣り産業を理解してもらおうと、漁場資源と海洋環境の保護を強化することを目的として設立された。同センターの設立によって海業経営陣の持続可能な発展一足同センターに足を踏み入れると巨大なイトヨリダイのオブジェがお出迎え。そして続いて190㎡の規模の同センター内はロビー、水族館、視聴覚室、アクティビティー室、そして展覧室の5つの部屋に分かれている。展覧室では地元で採ることのできる魚の数々、漁船、釣り道具、展漁業管理区域などの展示されている。子供も大人も楽しめるゲームもある。視聴覚室では、香港の地元の海業産業のビデオが流れ海業の理解を深めることができ、アクティビティー室では、コンピューターゲームや写真撮影などで楽しく海業を学ぶことはできる。

船の模型   視聴覚室

ちょっとマニアックな記念品も
最後にはお土産コーナーも必見。マグカップ、キーホルダー、魚のポスカードやキャラクターグッズ、マニアにはうれしい魚関連の本など、同センターを訪れた記念に相応しいお土産グッズを多く取り揃えている。また、最後に記念撮影もしてくれ、写真をその場でまたは後日ディスクで郵送してくれる。学校、組織、個人など20人~40人までのグループであれば、グループ来場を申請することができる。

これから発展が著しく見られるであろうアバディーン、香港に住む人だけではなく旅行客にも新しい観光地として選ばれる場所になるだろう。

住所:1/F Aberdeen Fisheries Offices, 100A Shek Pai Wan Rd., Aberdeen
時間:火~金 9:00~12:30、13:30~17:15(団体)
土 9:00~12:30、13:30~16:30(個人)
ウェブ:http://www.hk-fish.net/fec/english/home.htm

 

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