美容や中医学特集1・夏バテの予防と対処

2014/07/23

健康が気になる夏

暑い夏だからこそ、健康が気になる。

レジャーシーズンの夏だからこそ、キレイにも敏感になる。
そこで、今回はカラダの内と外からキレイになるためのヘルシー&ビューティ特集。
中医学の考え方に基づく健康なカラダづくりをはじめ、サロンなどのご協力を得てのイメージチェンジ体験レポート、カラダを鍛えるためのジムやスタジオ、キレイになるお手伝いをしてくれるサロンの情報等をお届けしよう。

健康は美の源まずは、身体の中からキレイをめざそう!

いや~な夏バテは適切な予防と対策で乗り切る

香港の夏と言えば?まずは、蒸し暑さ。そして寒いぐらいにエアコンが効いている屋内。身体にとっては厳しい環境だが、夏バテ知らずで過ごせるように、日常生活でできる予防と対策をご紹介しよう。

予防法

1.栄養価の高い食品を食べる
食欲が減退しがちな夏は、量より質に重点を置いた食事を心がけて。とくに疲労回復に効果的な玄米、豚肉、ウナギ、豆類、ねぎ、山芋などの良質なたんぱく質、高エネルギー、高ビタミンの食材をしっかり取り入れよう。
2.室内での過ごし方を工夫する
室内外の温度差が5℃以上になると、自律神経が乱れやすくなる。エアコンは温度をこまめに調節し、自分でエアコンの温度調節ができない場所では、エアコンの風が直接当たらないように風向きなどを調節、上着を羽織ったり、長いパンツをはくなど工夫をして体温の調節をしよう。

3.ぐっすり眠ってその日の疲れを取る
疲れを溜めないことが夏バテの一番の予防法。なるべく早めの就寝時間を守ってぐっすりと眠り、その日の疲れをその日のうちに取り除こう。寝る30分~1時間前にぬるめのお風呂につかり、暑くて寝苦しいときは頭部を氷枕で冷やすと、早めに寝付くことができるうえ、より一層深い眠りが得られる。
4.適度な運動
適度な運動は生活にリズムをつけ、自律神経の働きを整える効果が高い。ストレス解消や食欲増進にも有効なので、ぜひ毎日の習慣に。暑いシーズンは、朝と
晩の日差しが弱く涼しい時間帯に、ウォーキングやラジオ体操など軽い運動をするのも良い。その際、水分補給はのどが乾いてからより、乾く前にこまめにする方が脱水症状や疲労を予防できる。

対処法

1.食事の工夫
食欲がないときは、食欲増進、疲労回復効果のある辛いものや酸味のあるものなど、趣向を変えて食べてみよう。
2.ツボの刺激で疲労を回復する
風呂に入ったときに、足の裏の人差し指と中指の骨の間で、少し窪んだところにある湧泉(ゆうせん)というツボを押すと、自律神経の働きが高まり、疲れも早く
取り除くことができる。
3.市販の薬を使う
食事だけでは必要な栄養素がとれなかったり、疲労感が続くというときには、市販の薬を服用してみるのも一つの手段だ。疲れやだるさに効果があるビタミンB1、B6、B12が配合されたビタミン剤や栄養を補給するドリンク剤を活用してみよう。

夏に負けない漢方薬剤を学ぶ

これだけ暑さが厳しい香港、夏バテが無いはずはない。
長い歴史を持つ中医学で夏バテはどのように捉えられているのだろうか。
中医学のヴェロニカ先生に夏バテ対策と漢方薬剤について伺った。

アカナツメ・クロナツメ・山芋・ツリガネニンジンの枝・クコの実

中医学では季節は5つに分けられ、小暑から立秋までの期間を「長夏」と呼び、夏と秋をつなぐ時期となっている。この時期、気温も湿度も高くなるので、身体に大きな負担がかかる。また、昔と違い、エアコンによる屋内外の気温差の激しさなど生活環境の影響も大きく、身体に様々な症状が現れる。

日本で言われる「夏バテ」の症状である、疲れが取れない、食欲不振、むかつき、体温調節が上手くいかない、下半身が重く感じるなどが「長夏」に現れる場合、中医学では「暑邪」と呼ぶ。また、症状がひどくなると、発熱、嘔吐、下痢なども伴う事もある。

各症状に対して原因を追究、対処するのが中医学。例えば、暑いと感じても汗が出ない場合。原因は「気」が低くなり、汗を作り出すことができない。もしくは「陰・陽」のバランスが崩れ、体内の「陽」が減少、体内が冷えている。原因を突き止め、それに最適な対処法と取る。

中医学において「陰・陽」と「気」は重要だ。「陰・陽」のバランスが良ければ、「気」が上がる。そして十分な「気」があれば、免疫力も高まり、病気になりにくいと考えられている。

夏バテを防ぐため、日常生活で注意することを教えてもらった。

■水分補給を十分に。冷たい水は避け、室温、できれば温かい水を飲む。

■毎日温かいスープを飲む。

■エアコン温度設定を低くし過ぎない。

■お茶やコーヒーなど、カフェインが入った飲料を飲み過ぎない。

■身体が汗や雨で濡れたり、湿ったりした場合、すぐに水分を拭き取り、湿気が体内に吸収されないようにする。

■睡眠を十分にとる。

■野菜は夏バテ防止だけでなく、他の病気を防ぐことができるので、多くの野菜を摂取しよう。

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