中秋節特集 - 特集投稿

秋季の祝日

中秋節休み　香港 9/22（木）　中国 9/19（日）～9/21（火）
国慶節休み　香港 10/1（金）　中国 10/1（金）～10/7（木）
重陽節休み　香港 10/14（木）　中国 なし
春節休み（参考、変更の場合あり）　香港 2022/2/1（火)～2/3（木）中国 2022/1/31（月)～2/6（日）

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中秋節

　今年は9月21日（火）がこの日にあたる。澄んだ秋の空に昇るこの日の満月は、1年の中で一番丸くて大きいといわれている。日本では「十五夜の月」「中秋の名月」として親しまれている。

　中国の中秋節は、秋の収穫を月の神様に感謝するお祭りなどから発展したもので、様々なイベントが行われる。街に飾られた
色とりどりのランタンも魅力のひとつ。丸い月は、豊作や家族円満のシンボルともされており、その形にちなんだ月餅を家族で食べたり、友人に贈ったりする風習がある。

　中国では中秋節の当日、香港では翌日が休日。香港では、中秋節の日は、半日または通常より2、3時間早く、仕事を切り上げる会社も多い。そして、家族で揃って食事をして中秋節をお祝いする。この時食べる食事は、家族円満への願いを込めて「団円飯（テュンユンファン）」と呼ばれている。

　食後は散歩がてら公園や海辺などにお月見へ。ランタン（提灯）に火を灯し、月餅を食べながら、お月見を楽しむ。ランタンは伝統的なタイプのほか、アニメのキャラクターをモチーフにしたものもあり、子供たちに大人気だ。

　ドラゴンダンスも有名で公園やマンションでアクロバティックなパフォーマンスを披露している。

 

ルーツは3000年以上の中国

　人間界での長寿を望んだ后羿は、崑崙山に住む西王母（女神）から不死の薬をもらう。彼は夫婦でその薬を飲もうと考えていたが、妻である嫦娥は夫が一人でその薬を飲むつもりだと疑い、その薬を奪い月に逃げてしまった。その日が8月15日だった。このことを知った后羿は、嫦娥を思って悲嘆に暮れ、毎年8月15日になると、彼女が好きな果物等を並べて月見をするようになった。これが中秋節に月を祭る習慣として広がり、嫦娥は月の神として祭られるようになった。

　なお、この伝説は日本の物語「かぐや姫」のベースになっているそうだ。

 

 

 

供え物の餅が丸くなって月餅に

　中秋節に欠かせない月餅だが、「月餅」という言葉は800年以上前の文献にも登場して、もともと月餅は月の神に捧げる供え物の餅だった。その後、丸い月にちなんで丸い形に。家族円満を願い、家族で食べたり、親戚や友人にも贈られたりするようになった。

　日本のお月見は、奈良・平安時代に中国から伝わってきて始まったといわれている。月を崇め、五穀豊穣を感謝する風習と結び付け、丸い月にちなみ、収穫した米で作った団子と稲穂に似たススキを供えるようになったそう。

 

 

 

樹中秋

　竹を編んで作った様々な形の行灯を灯し、樹木やバルコニー、屋根に吊るす広州伝統の風習。夜になると、あちらこちらで行灯が輝く。この風習は「豎中秋」や「樹中秋」と呼ばれていて、掲げる行灯が高ければ高いほど縁起が良いとされている。かつては祖父母が孫に行灯と「七星旗」（北斗七星旗）を贈って、賢い子に育つよう願った。

 

拝月光

　広州の中心である広府地区では、中秋節は「月光誕」と呼ばれる。中秋節の夜は、一家団欒の食事の後、バルコニーまたは門前に供物台を置き、線香を立て礼拝する「月光祭」が執り行われる。月餅のほかに、柚子（ブンタン）、柿子（カキ）、香蕉（バナナ）、楊桃（スターフルーツ）、芋頭（サトイモ）などが供物とされる。月光祭の後は、家族が車座になって、果物や炒めた田螺（タニシ）などを食べる。

 

吃柚子

　満月の月と同じように丸いブンタンは「團圓（団欒・円満）」を象徴している。ブンタン（ザポン）の中国語は「柚子」で、「柚」（you）と同じ発音の「佑」（you、護る）を連想させることから、月のご加護を祈願する意味を持つ。また、この季節が柚子の旬であるため、中秋節には欠かせない果物とされている。

 

 

吃菱角

　子どもがいる家庭では、「菱角」（菱の実）を子どもたちに食べさせる。菱角には子どもたちが賢くなるようにという願いが込められている。菱の実は表面の皮を剥いて粒状に切り分けお粥にし、月餅の後に食べる。

 

 

 

吃芋頭

　里芋には「魔除け・厄除け」の意味がある。中秋節で食べるのは、この季節が里芋の旬であること、さらに春に親芋を植えると秋には一株の親芋からたくさんの小芋がなることから「母子團圓」の象徴とされている。

 

 

 

炒田螺

　中秋節に田螺（タニシ）や石螺（石巻貝）を食べる風習の起源は、ある秀才に由来するという。中秋節に貧しくて肉を買えなかったこの秀才は、タニシと石巻貝を集めて煮て、月を見ながらこれを食べた。後に、秀才はみごと科挙に合格する。田螺は「攀桂」（科挙合格）ともいわれ、中秋節で食べられるようになった。この季節のタニシは食べ頃で、目に良いとされている。

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国慶節

　あまり聞き慣れない言葉だがいったいどのような休日かご存知だろうか。毎年10月1日に祝われる中国の建国記念日で、1949年10月1日に毛沢東を主席として北京を首都に定め、天安門広場で中国の国旗である五星紅旗を掲揚、中華人民共和国の成立が正式に宣言されて建国式典が行われたことに由来する。国慶節の休暇は1週間程あり、国を挙げてお祝いする。

　香港市民の風習は何かあるのだろうか？　中国ではこの日、邪を払うために爆竹を鳴らす習慣がある。しかし香港では爆竹は禁止されている為、特に何かをするという国慶節の風習はない。家族で食事をしてビクトリアハーバーで打ち上げられる花火を鑑賞する。（※今年はコロナ禍の為中止）

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重陽節

　重陽節は、旧暦の9月9日。陰陽思想では、奇数は陽の数とされており、その陽数の極である9が重なるためた。この名前がつけられた。古来より、9は「吉祥」「幸福」「光明」の象徴と考えられてきた。旧暦3月の清明節と同様、家族でお墓参りに行くのが慣習で、日本のお彼岸に似ている。

また、この日は高台に上ると幸運が訪れると信じられており、こぞって高い場所へハイキングに行くのが風習だ。香港では、やっと夏の猛暑も落ち着き、冬の霞が出てくる前の束の間の絶景を堪能できる、ハイキングにはもってこいの季節。

　そもそも、なぜ、高台に上ると幸運が訪れるといわれるようになったのか？それは、およそ2000年前に遡る。南朝梁の文人・呉均の著書「続斉諧記」にこんな話がある。東漢の時代、汝南に、恒景という者がいた。恒景は、費長房という道士に師事しており、ある日、その費長房からこんなことを予言された。

　「9月9日、おまえの家は災いに見舞われる。急いで、家族全員で高いところに登り、菊花酒を飲みなさい。そうすれば、災いを免れることができる。」

　恒景は、言われたとおり、9月9日に家族全員で高いところへ登り、菊花酒を飲んだ。そして、家へ戻ってみると、犬、鶏、豚、全ての家畜が死んでいるではないか。主人に降りかかるはずだった災いを、家畜たちが身代わりになって受け止めてくれたということである。これがきっかけとなり、高台に上ることが、重陽節の風習として広く浸透していったといわれている。

　上述のとおり、10～11月にかけての香港は、とても気持ちのよい季節。重陽節にはハイキングへ行ってみるのもいいだろう。

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ランタン職人・欧陽秉志さんに聞く

中秋には欠かせないアイテムの1つ、「ランタン(燈籠 ダンロン)」。この時期に様々なところで賑やかに飾られているのを見かけるはず。また、おもちゃとして持ち歩く子供の姿も多く見かけるだろう。一般的には、旧暦7月15日以降、街市の紙製祭祀用品店や文房具店で売り始めるこのランタン、今日ではプラスチック製で機械が作る量産型が主に流通している中で、伝統的な手作りの紙製ランタンを作る職人がいる。
今回はその職人、宝華扎作(Po Wah Paper Crafting)の二代目・欧陽秉志さんにインタビュー。

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・まず初めに、自己紹介をお願いします。

　1997年にデザイン学校を卒業し、就職先を探していたのですが、最終的に父親が初代の家業を継ぎ、かれこれ20年近く今の仕事をしています。作業自体は父親や従業員の手伝いをしながら学んできました。また始めた当時はAIBOなど流行っていたものからインスピレーションを受け、参考にしながらオリジナルのものを作り始めました。作ったものはお店の外から通行人にも見えるように置いていたところ、メディアに取り上げられました。そうしたところからこの仕事をしようと決めました。ちなみに本来は祭祀用品（火葬の際に棺桶に入れて一緒に焼く、紙で作った故人の好きだった物）を作っていますが、中秋節の時期になるとランタンを作っています。

 

・なぜ祭祀用品職人なのにランタンを作るのでしょうか。

　やはり伝統的に行われている行事ですし、何よりこの時期になるとランタンを作ってくれとオーダーが来るので、中秋節の時期限定ですが必然的に作るようになりました。また、私の初めての作品はスターフルーツのランタンでした。

 

・現在プラスチック製のお手軽な物が増えていますが、それでも手作りのランタンを求める人がいるのはなぜでしょう。

　買われていく人たちの大半は、伝統的なランタンを見て子供の頃を思い出したり、そういった懐かしさだったりノスタルジーを感じたい方が多いように思います。これは手作りならではかと思います。ですので今でも市販の物より値段が張っても、当店へランタンを買いに来る人は絶えません。

 

 

 

・ハンドメイドならではの良さを求める人もいるのでしょうね。香港で同じ様にハンドメイドで作っている人はいるのでしょうか。

　私の知っている限り、香港内でハンドメイドで作成しているのは私だけです。他店でもハンドメイドの物は売られていますが、全部中国で作られて香港に送られているものですね。

 

・ハンドメイドで実際ランタンを作るのにどれくらい時間や費用がかかるのでしょうか。

　まず作成工程から説明すると、竹で骨組みを作り、その後紙と場合によっては半透明のフィルムを用いてランタンを作ります。スターフルーツのランタンだと一つ作るのに上手くいけば2、3時間といったところです。上手くいけばというのは、最初の竹の骨組みが上手くいかないと、そこで時間がかかります。どうしても竹なので途中で折れてしまうからです。兎だとだいたい一週間、大きいものだと何週間とかかる時もあります。また、動物の毛のフサフサ感を表現したり、特殊な作業工程を追加したりすると更に時間を要します。なお、作成費用は企業秘密なのでちょっと教えられません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

・なるほど。ちなみに新しい試みや、トレンドなどはありますか。

　その時の流行っているものは取り入れています。話題になったマンガやアニメのキャラクター、その年の干支など、その時その時で新しい物を取り入れています。もちろん、ランタンにもそういう工夫はしていますよ。

 

・祭祀用品が主な作品と伺いましたが、ランタン以外にはどのような物を作成されているのでしょうか。

　伝統的な中国の漢服や食べ物、動物を作ったり、大掛かりな物では楽器、自転車など、幅広く色々なものを作成しています。また、以前中秋節にビクトリアパークで作品が展示されたこともあります。

 

・欧陽秉志さんのお気に入りや会心の出来だと思う作品はなんですか。

　前述の漢服です。展示されたことも相まって、大変気に入っています。好きな物はベーシックで伝統的な兎が好きですね。

 

・コロナ禍で何か変わったことはありますか。

　以前は外国人がお土産に動物など小さい物を買っていってくれてました。日本人もお越しになったこともありますよ。今年はオーダーする人が増えたように思います。海外に簡単に行けなくなったからでしょうか、常連客以外にも新規のお客さんが来てオーダーしてくれるようになりました。

 

 

 

 

・今後の展望をお聞かせください。

　私の作品だけで個展を開きたいと考えています。大勢の人に観ていただき、伝統的な手作りの良さをより身近に感じていた
だきたいです。

 

・本日はありがとうございました。

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宝華扎作 Po Wah Paper Crafting

住所：G/F., 2D Fuk Wing St., Sham Shui Po
電話：(852)2776-9171
時間：9:00～19:00

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＼お月見するならここ／　おすすめ月見スポット

中秋節の夜は、家族で月餅を食べるだけに非ず。日本でも古来より十五夜は月見酒をするぐらい、この時期の満月の綺麗な事。今回月見名所を香港10選、広東2選でご紹介。ご時世、飲んで騒ぐは出来ないが、たまにはゆっくりお月見はいかがだろうか。

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【香港】サイバーポート（数碼港）

　香港島南部にあるサイバーポートは、面積24haを誇る大型複合施設。周辺にはオフィスビル、ショッピングモール、ルメリディアン数碼港、高級住宅地「貝沙湾」などがある。ショッピングモールには映画館や多数のレストランが設備され、中秋節に映画を観て、食後に外の公園で家族やパートナーと一緒に海を眺めたり、月明かりの下でピクニックしたりすることもできる。

行き方：ミニバス58M（堅尼地城駅）/バス970（蘇屋邨から数碼港行き、旺角・佐敦経由）。数碼港バスターミナルで下車し、「資訊道」に沿って直進し、数碼港まで徒歩約5～10分

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【香港】石澳

　石澳ビーチは、その景色が綺麗、静かな環境、澄んだ水から、香港島民の裏庭とされている。石澳は都会から離れていて光害が少ないため、平日に多くの天文ファンがビーチに星空を観に訪れる。水平線からゆっくり昇る月はとてもはっきりと明るく見える。また、石澳ビーチは有名なバーベキュー場でもあり、週末にはかなり混雑しているので、鶴咀もおすすめ。こちらは海岸保護区で、月の出前には天の川を見れる絶好のチャンス。

行き方：石澳ビーチ：筲箕灣バスターミナルから9号バス/MTR筲箕灣駅A2出口にあるミニバス
鶴咀：筲箕灣バスターミナルから9号バスで鶴咀道まで行き、下車して鶴咀道沿いに約45分歩く 

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【香港】九文化区芸術公園＆プロムナード

　西九文化区芸術公園は、開放的なパブリックスペースがあり、ヴィクトリア・ハーバーと香港島の景色を楽しめるほか、芝生に座りながら食事をしたり、寝そべって空にかかる月を眺めたり、プロムナードを散策して海を眺めることもできる。海辺にはカフェと軽食屋があり、テイクアウトして芝生で食べるのも便利。ペットの持込は可能なので、中秋節にペットを連れて一緒に月見をしよう。

行き方：MTR九龍駅E4/E5出口から雅翔道へ、徒歩約10分

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【香港】タマルパーク（添馬公園）

　タマルパークは香港島金鐘に位置する都市公園で、政府総部から海辺まで緑の芝生が広がっており、市内を一望でき、ヴィクトリア・ハーバーの夜景を眺めることができる貴重な場所。芝生に座ってピクニックをしながら月を眺めることができる。また、公園は中西区海浜長廊（中環段）と繋がっているので、散歩しながら海の景色を楽しむことができ、セントラルピアとスターフェリーにも公園を通ってアクセスが便利。

行き方：MTRセントラル駅A出口/香港駅A2出口から徒歩約10分

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【香港】旧啓徳空港跡地

　旧啓徳空港の跡地となる啓徳郵輪碼頭公園、啓徳跑道公園、啓徳空中花園の周辺には、多くの人が月見をするのに十分な広さがあり、三方を海に囲まれ、ヴィクトリア・ハーバー、鯉魚門、観塘を望むことができる。啓徳空中花園は、全長1.4Kmで、2つの公園を貫いている。啓徳郵輪碼頭公園は約23000㎡の広さを誇る香港最大級のスカイガーデンで、その両側には様々な展望台が設置。啓徳跑道公園は、旧啓徳空港の滑走路13/31の端に建てられた8.54 haの航空テーマパーク。

行き方：德福花園から86号ミニバス/MTR牛頭角駅からバス5Rで啓徳郵輪碼頭へ

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【香港】観塘海浜花園（クントンプロムナード）

　賑やかな観塘の中心街や工業地帯の近くに位置する観塘海浜花園は、全長約1kmで、水辺に沿って芝生が敷かれており、2つの観客席と観覧用のパビリオン、クレーンや古い紙の束を模したユニークなアート作品が設置されている。夜になるとライトアップされ、ウォーターミストを放出してプロムナードをを照らす。今年はじめにオープンしたセンサーパーク、ミュージックファウンテンなど、子供たちが楽しめる施設が沢山。

行き方：MTR観塘駅B3出口から徒歩約10分/MTR牛頭角駅B6出口から徒歩約15分

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【香港】大美督ダム

　大美督ダムの東側は光害が少なく、星を眺める人気のスポットで、中秋節には多くの人が月見に訪ねる。メインダムは全長2Km、水庫の面積は24ha、香港で2番目に大きい貯水池である。近くには大美督バーベキュー場があり、バーベキューしてからメインダムに行く人も少なくない。メインダムは見晴らしがよく、かなり開放的なので、澄んだ空を見上げて、自然の美しさや満月を楽しむことができる。

行き方：MTR大埔墟駅からバス75K/275R、またはミニバス20Cに乗って終点大美督で下車

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【香港】清水湾大門

　バーベキュー、凧揚げ、ピクニック、星空観察など郊外特有のアクティビティが楽しめる人気スポットで、中秋節にもぴったり。素晴らしい海の景色を一望でき、清水湾郊野公園内には広い芝生があり凧揚げ専用エリアも設置されるほど広々としている。都市部から離れており光が少なく、大きな丸い月がはっきりと見えるだろう。

行き方：MTR鑽石山駅のバス91番またはMTR将軍澳駅のミニバス103Mに乗り「大坳門道」で下車し、約20分歩く

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【香港】大埔海浜公園

　大埔海浜公園の近くは高層ビルがなく、緑の広がる丘の上で月見ができ、遠くに八仙嶺と馬鞍山に囲まれ、吐露港の景色が楽しめる。アトラクションや展望台などが設置しており、中でも「香港回帰記念塔」は登る価値があり、かつてイギリス軍が新界を占領した際の上陸地点。夜になるとカラフルな光が点る。公園内には昆虫小屋、凧揚げエリア、広いオープンスペースがあり、月を見ながら星も見られるかもしれない。

行き方：バス72A、73、73X、75X、271、275R、74K、75K、71K、71SまたはMTR大埔墟駅のバスK17/駅から約30分歩く

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【香港】麗都湾（Lido Beach）

　麗都湾は香港新界荃湾の汀九橋の西側に位置するビーチ。「新界の浅水湾」とも呼ばれている。ビーチバレーボールコートのほか、更衣室、シャワー、トイレ、スイミングプールがある。ポピュラーな月見スポットではないが、汀九橋と青馬大橋に近いので、どこからでも景色と月見を楽しめる。日没後、とてもロマンチックにライトアップされる景色と、人も多くなく快適で静かな環境なので、カップルで月を楽しむのにもってこいだ。

行き方：MTR荃湾西駅の234Bバス/荃湾駅ミニバスターミナルから96Cミニバスに乗り、「麗都湾」で下車 

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【広州】珠江夜遊

　広州でのお月見スポットといえば、「一山一水」だそうだ。この「山」は「白雲山」のことだと言われ、「水」は「珠江」のことだ。白雲山も月見の名所だが、昔からこの地域では、広州の母なる河「珠江」で小舟に乗って月見をするのが風流とされている。清々しい風に吹かれ、波に揺られながら、夜空に浮かぶ満月と、水面に映る月の影を楽しむ、これぞ広州らしい詩情豊かなお月見の風景。海珠広場近くの天字碼頭から出船するのが一般的で、幾つかのコースがある。贅沢に豪華なクルーズ客船に乗るもよし、家族や少人数のグループで小舟を一艘レンタルしてプライベート月見するもよし。船上で楽しむためのお茶と点心をお忘れなく。

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【深圳】紅樹林海浜生態公園

　マングローブの生態公園「紅樹林」は深セン湾に位置する。「ポケットタイプの保護区」と称されるように規模の比較的小さな自然保護区だが、コンパクトサイズの中に汽水域や沼や沢などの自然やマングローブが作る独特な風景が収まっている。また、国家級鳥類保護区にもなっており、渡り鳥に休息の場所を提供している。こちらでは夕焼けと鳥の群れの共演をはじめ、鳥類と自然の組み合わせを楽しめる。中秋節のこの時期であれば、お月様と鳥たちを一緒に捉えることもできるかもしれない。月の光の明るさをしっかりと感じながら、思い思いに鑑賞してみよう！

住所：深圳市福田区浜海大道和深セン湾畔
アクセス：地下鉄1号線「僑城東」駅下車、徒歩約15分

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＼中秋イベントにつきもの　ランタンフェスティバル／

 中秋節の時期になるとあちこちでランタンを飾り、普段とは違う煌びやかな一面を見せる。クラシカルな物から奇抜な物まで、見ていてついつい浮かれてしまうだろう。時期が終わる前に是非足を運んでみよう。
※情勢により実施されない場合があります。事前にウェブサイト等でご確認ください。

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【香港】千願亭 ー 中秋綵燈光影展2019

　LCSDは毎年、各地区で様々な中秋節のイベントを開催しており、中でもヴィクトリア・パークの大規模なランタンディスプレイは一見の価値あり。様々な種類の大きなランタン、民族舞踊や伝統的な歌と踊りのパフォーマンス、ランタンの謎解き、手工芸品の実演などが行われ、家族で中秋の夜を祝うのに最適なイベント。一番注目とされる「千の願い亭」は、中国南部の伝統的な「燃える火の仏塔」をベースに、プラスチックをリサイクルしたレンガを使って外壁を作り、LEDライトを加えて「一つの大きなランタン」に仕上げた。

住所：No.1 Hing Fat St., Victoria Park, CWB
電話：(852)2591-1340　ウェブ：www.lcsd.gov.hk/tc/cpo

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【香港】D2 Place「秋日文化祭2020」

　D2　Placeの「秋の文化祭2020」では、大規模なランタンウォール、発光する鳥居、中秋節のクラフトマーケットに加え、屋上庭園にも初めて巨大な月と水のランタンの願い事をする池が登場。テーマである「ランタン」に合わせて、100以上の布製ランタンを使った大きなランタンウォールが設置。壁の端には、LEDを使った「夜行の鳥小屋」や巨大な満月などが展示されている。もう一つの目玉は、新しく登場した「水の願いを込めたランタン」と「三日月の飾り」。来場者は、小さな木の橋に上がって三日月を身近に見たり、水燈籠に願い事を書いて池に浮かべたりして、月の下で特別な願い事をすることができる。

住所：Cheung Sha Wan, Cheung Yee St., No.9
ウェブ：www.d2place.com

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【香港】中秋節マーケットカーニバル2019

　饒宗頤文化館では3日間にわたり中秋節マーケットカーニバルを開催。「月の宝箱」をテーマに、歴史的な文庫本の特別展示、香港や台湾のアートを集めたハンディクラフトバザール、ワークショップなどが行われた。中秋の雰囲気を盛り上げるために、文化館には高さ3mの巨大なウサギと月のオブジェが設置され、玉兎を探したり、パズルを解くなどのアクティビティも用意。月明かりの下で思い出の宝箱を開け、一緒に新しい心温まる物語を紡いでいこう。

住所：No.800 Castle Peak Rd, Mei Foo Sun Chuen

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 【香港】深水福榮街/玩具街

　深水埗にある福榮街は、「トイ・ストリート」と呼ばれ、おもちゃの卸売り専門店が十数軒並ぶ通りで、お祭りの季節になると、通りのあちこちに装飾が施される。中秋節では、色とりどりのランタンがお店の隅々までいきわたり、ランタンやその他慶事でよく使われるおめでたい飾りを吊るして販売する「ランタン・ストリート」に変身する。伝統的なランタンから、キャラクターの物まで、様々なスタイルのものが続いている。

住所：No.62 Fuk Wing St.,Sham Shui Po

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【香港】大澳ランタン祭り2021

　コミュニティ組織「大澳非茂里」が主催する当イベントでは、手描きの1,000個のランタンが路地の高い位置に展示され、9月11日から10月の間、17時～21時にライトアップされる。また、手描きランタンのワークショップ、マーケット、ドラゴンボートレース、写真展、音楽イベントなど、様々なアクティビティを用意。コロナ禍であっても、地域に元気と希望をもたらし、逆境の中でも輝き続けることを願っている。

住所：Kat Hing St., Tai O　期間：8月～10月　フェイスブック：大澳非茂里

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【香港】The Mills 南豐紗廠

　南豐紗廠は、香港の文化を発信する際には常に創造性を発揮している。中秋節には環境保護の概念や伝統的な書道、地元のイラストなどを装飾に取り入れ、巨大でユニークなランタンに変身し、中秋節を創造性と芸術性で再現。また、南豐紗廠では、長年荃湾にて活動している書道家・盧榮基氏を招き、ランタンに字を書いてもらう。ランタンの製造においては、環境保全の為、新春の際に使用した装飾品をランタンに再利用し、美しい中秋の装飾品として再び息を吹き返させ、廃棄物を大幅に削減しているようだ。

住所：No.45 Pak Tin Par St., Tsuen Wan
電話：(852)3979-2300
ウェブ：www.themills.com.hk/en

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【香港】利東街「團縁・月滿利東」2020

　中秋節を迎え、伝統な祝祭行事を継続するために、利東街では「團緣・月滿利東2020」イベントが開催、650個以上の中国伝統の赤いランタンが全長200mの歩行者専用通路に飾られ、幸福と喜びを意味し、中秋節の幸福を人々に伝える。ランタンは毎晩17時に点灯され、両側のアルフレスコ・カフェ、おしゃれなレストラン、国内外のブレンドショップを楽しんで、お祭り気分を盛り上よう。

住所：200 Queen’s Rd. East, Wan Chai
電話：(852)3791-2304
ウェブ：www.leetungavenue.com.hk/en

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 【香港】元朗の燈籠街（ランタンストリート）

　中秋節と国慶節が近づき、元朗大橋街市のキャンドルショップでは、例年通り1,000個以上の伝統的な紙製のランタンが飾られ、その美しさに多くの人が訪れる。近年伝統的なランタンの数が減ってきていく中、ランタンストリートには、香港でデザインされた金魚や白うさぎ、スターフルーツなど、現地の人の手で作られた様々な趣向を凝ったランタンが並んでおり、伝統的な赤いランタンをはじめ様々な模様がデザインされた物や、流行のキャラクターの物もある。値段は数HKDからHKD200～300までピンキリだ。

住所：元朗大橋街市

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 【広州】広州文化公園

　毎年ド派手に行われる、広州文化公園ランタンフェスティバル。各エリアがテーマに沿ってランタンで様々な物を表現。去年は国慶節と重なったがためにより大きな規模で開催し、中でも最大のものは「花と満月」、長さ20m、高さ8m以上のランタン群は、大きなアーチの形で展示されており、さまざまな花や動物を使って、人と自然の調和を表現した。

住所：広州市茘湾区長堤路購物休閒街

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 【深圳】錦繍中華民俗村

　深圳で中秋節に大規模で数多くのランタン群を見るのならば、民俗村だろう。毎年行われるイベントで、月餅を食べながら、ランタンと月の美しいコラボレーションを堪能できる。中には綺麗な漢服を来てイベントに参加する人も。その他音楽イベントが開催されるなど、中秋節を大いに楽しめるスポットだ。

住所：深圳市南山華僑城无名路　電話：0755-2690-5222

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＼海外でも食欲の秋！／　厳選　秋の味覚三品

秋の食材が美味しいのは、ここ香港・華南も同じ。中華圏では「上海蟹」解禁はこの時期の一大イベント。
また、大都会深圳が意外にも名産地、日本からの直輸入も嬉しい「牡蠣」。
さらに日本では滅多にお目にかかれないであろう”野味”の代表格「蛇」の3品を紹介。

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 ～上 海 蟹～

【香港】都利會館

　中環にあるミシュラン１星レストランで、本格的な広東料理と芸術的な内装で知られている。数多くのアートが展示されており、定期的にアート展も開催するほどのレベルで、料理を楽しむと同時に芸術鑑賞も可能だ。毎年の秋には、期間限定の上海蟹料理を用意し、旨味がたっぷりな蟹身と濃厚な蟹味噌は一度食べたら忘れないだろう。上海蟹にはもちろん生姜茶と花酒(長年寝かせた紹興酒)と一緒に飲むのがおすすめ。

住所：Levels 3 & 4, Shanghai Tang Mansion, 1 Duddell St., Central
電話：(852)2525-9191
時間：月～土 12:00～15:00、18:00～23:00、日 12:00～15:00、18:00～22:00

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【香港】十里洋場

　中国4大料理と呼ばれる「江蘇料理」の一つ、「淮揚料理」のレストラン。内装は1930年代の上海を再現しており、入り口には中国庭園「月の門」が飾られ、華やかな古の上海を彷彿とさせる。毎年秋に提供する蟹料理はリピート客が絶えない。コースは二種類用意されており、一つ目は蒸し上海蟹、蟹粉と牛筋の煮物、蟹粉のおこげなどお好みの物を単品で頼める。二つ目は上海蟹セットメニューとなり、前菜、蒸し上海蟹と他の定番料理などを含む７つの品を用意。

住所：Shop 101, Lee Garden Two, 28 Yun Ping Rd., CWB
電話：(852)2338-5500
時間：月～日 11:30～17:00、17:30～22:00

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【広州】成隆行

　全国展開する上海蟹専門店。上海蟹業界では知らない人はいない老舗で、2013年に広州店がオープン。香港、北京、上海、広州、深圳に支店があり、広州では東山口と天河北、2店舗を構え、現在広州で蟹といえば当店、という地元民のお墨付き。店内装飾は高級感がりが簡潔でうるさ過ぎず、快適に過ごせる。当店の看板メニューの「酔蟹」は、5年の花紹興酒を用い、八角、サンショウなどの香辛料を加えてソースと一緒にいただく。他にも姿蒸し、蟹入り小籠包、蟹粉団子、蟹麺などが人気を誇る。蟹好きならば一度はお試しあれ。

住所：広州市越秀区廟前直街31号
電話：020-87650579、020-87650577

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～牡 蠣～

【香港】博多よかろうもん

　尖沙咀の喧騒から少し離れた場所に位置する「博多よかろうもん」は、その名の通り福岡出身の大将が手掛ける「おばんざい」と「炉端焼」が売り。カウンター、テーブル席に加えて座敷も完備しており、ちょっとした会食にも活用できる。粋な食材が数多く並ぶ中でも、9月末まで提供されている福岡・唐泊の「恵比須かき」は是非ともその違いを感じてみてほしい。通常と異なり、牡蠣を専用バスケットに入れて一粒ずつ育てるシングルシード式養殖により、身入りが良く、濃厚ながらもあっさりとした食べ応え。10月以降は、焼き牡蠣を提供予定！　生と違った風味を口いっぱいに感じつつ、焼酎でくいっと一杯いかがだろうか。

住所：G/F., Kam Kok Mansion,82A-84A Kimberley Rd., TST
電話：(852)3111-9003
時間：17:30～24:00（L.O. 23:00）
フェイスブック：hakata.hk

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【香港】Kagura牡蠣小屋

　ありそうでなかった牡蠣をメインとした日本食店。今年の春先にオープンするや否や、たちまち評判を呼び、現地のグルメサイトの月刊格付けで1位を受賞するほどに。日本産直の生牡蠣を常時3～4種取り扱っており、食べ比べができるのも同店ならでは。なかでも名物となりつつあるのが、漁師直伝の豪快な浜料理「カンカン焼き」。缶いっぱいに詰め込んだ牡蠣を直火で蒸し上げた逸品は、ふっくらと香り高く、ぐいぐいと酒がすすむ。その他にもジャンボカキフライや鮮魚の刺身、串焼き等のランチ定食も豊富で、昼夜問わず食のエンターテインメントが楽しめる人気店。

 

 

住所：10/F., The L’Square, 459-461 Lockhart Rd., CWB
電話：(852)2143-5655
時間：月～日 12:00～15:00（L.O. 14:30）、18:00～22:00（L.O. 21:00）
フェイスブック：kagurahut　インスタグラム：kagurahut

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【深圳】好味·順德菜

　カキの専門店。毎日台山から運ばれてくる新鮮なものから厳選し、提供。普通の牡蠣より一回りサイズが大きく、一つ500g以上の重さがある。一番人気は樽蒸し台山牡蠣。調理方法は5分蒸すだけ、味付けを一切せずに牡蠣本来の旨味を堪能できる。また、深圳で初めて鶏子カキを提供し始めた店でもある。生カキに鶏子(鶏の精巣)とウズラの卵を載せたこちらは、ゼリーのような食感、新鮮で生臭くなく、栄養も豊富。また当店のシェフは40年以上経験があり、順徳飲食協会の理事で数々の賞を受けた重鎮だ。

住所：深圳市宝安区西郷街道臣田社区宝田一路10号10-13-14
電話：0755-2790-2116

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～蛇～

【香港】蛇王林

　提供しているのは「蛇羮(蛇スープ)/HKD65」のみ、蛇の卸問屋も兼ねている当店。蛇と聞くと抵抗があるかと思うが、滋養強壮によいとされ、ここ香港では冬になると、皆こぞって飲みに行く。メニュー看板に「蛇スープは滋養強壮に効果があり、とても美味しい食べ物です。」と日本語で記載されているのが微笑ましい。意外に癖はなく、食べやすい。1杯が終わる頃には、体の芯からぽかぽかしてくる。当店は100年以上もの歴史があり、店内からもその風格を感じる。壁にずらっと並べられた木箱には、生きた蛇が入っているというから驚きだ！蛇スープのお店は数多くあれど、上環エリアで、しかもこのクオリティ＆プライスで戴けるのはここだけだろう。

 

住所：13 Hillier St., Sheung Wan
時間：9:00～18:00　電話：(852)2543-8032

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【広州】榕記

　現在の社長の祖父の時代から蛇料理を作り始めて30年、絶対的人気と定評を誇る「蛇料理専門業者」である。広東の他にも広西、湖南などに分店を構える。秋冬は広東人が蛇を食べるのに最適な時期として、皮から肉・骨に至るまでまるごといただける。店の中には専門に建てられた蛇ハウスがあり、蛇の種類も豊富。生きた蛇をその場で選び調理、どれもこの上なく新鮮だ。ヘビスープはもちろん、揚げ蛇、魚と蛇の煮物、蛇粥、蛇血のチャーハン、蛇鍋など、伝統の食べ方から最新流行の食べ方まで、あらゆる「蛇」が堪能できる。

住所：広州市番禺区市橋街橋興大道431号二階
電話：020-3481-3660
※政府アナウンスにより蛇を提供出来ない場合があります。

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＼香港　秋オススメのアクティビティ／

この号が出た頃はまだまだ気温は下がらず、日本人の感覚の「秋」とは言い難い気候ではあるが、夜は比較的過ごしやすいだろう。そんな季節にぴったりな屋外アクティビティ施設とバーベキュー場を紹介。家族と、友人と、秋の夜長を自然の中でゆっくり楽しもう。

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 富來優閒農莊

　2020年にオープンした富來休閒農莊は、忙しい都会人のために設計された総合プレイグラウンド。主に車のキャンプ、エビ釣り、バーベキューなどの施設を貸し出しているほか、電動小型バギー、クレーンゲーム、バスケットボールマシン、トランポリンなどアトラクション施設も数多く用意されており、家族や友人と一緒に自然の中で週末を過ごすのに最適な場所だ。

 

 

 

　近年、香港では「車中泊」（車のキャンプ）がブームになっており、地元民の家族連れや大学生、カップルなどが郊外でのキャンプを楽しんでいる。農莊は初心者のために、テントやキャンプ用品のレンタルといった基本的なサービスを提供。「エアコン付きキャンプ」も用意されており、指定された場所にテントを張り、エアコンのラジエーターを農莊から借りてきて設置するだけで、一味違ったキャンプを楽しむことができる。電気自動車の充電サービスも。

 

 

 

　釣り好きは、釣り場で竿をレンタルし、釣りを楽しむことができる。釣った魚を自由に買うこともできる。もし、釣りが難しいと感じたら、難易度の低いエビの釣り場に行くこともできるため、小さな子供でも釣りの楽しさを味わえる。なお、エビの品質を確保するために、釣ったエビは購入しなければならず、公共のバーベキューグリルで調理ができるほか、3時間のバーベキュー食べ放題も用意。

 

 

　ほかにも子供が一緒ならオススメは香港ではなかなかお目にかかれない「畑」。畑を借りて耕すことができる。植え付けの過程では、苗の成長を目の当たりにし、土を耕し、肥料を与え、草取りや灌漑することを学び、自分で蒔いた種を収穫する喜びを感じることができる。他にも興味深い体験として、まずは小型の電気自動車を安全に配慮した特別な補助を受けながら、指定されたエリアだけ運転することができる。さらに、クレーンゲームやバスケットボールマシンなどのゲーム施設を使用することができるので、親も子供も一緒に楽しめる。

住所：Shui Mei Tsuen, Kam Tin, Yuen Long
電話：(852)6273-0538
時間：月～木 10:00～23:00、金～日・休日 10:00～25:00
フェイスブック：富來休閒農莊

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大欖燒

 　屯門にある10,000sqf以上の広さを占めるバーベキュー場。香港式バーベキューコンロ、タイ式エビ生簀、串焼きグリルが楽しめる。香港式バーベキューは1日食べ放題と半日食べ放題の2つコースを提供しており、自家製叉燒、チキンステーキ、スペアリブやシシャモなど30種類以上の料理が用意されている。最も特徴的なものはエビの生簀だ。長さ40ｍあり、毎日市場から届く新鮮な「大頭蝦（エビの一種）」を使用しており、鮮度抜群な味噌がやみつきに。また、50種類近くの肉類、野菜が提供され、定番の鶏の串焼きや手羽先のほか、ラム肉やアメリカ産の牛タンなども用意。この秋、ぜひ家族や友人と一緒にバーベキューしよう。

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白石燒

　新界の湾「吐露港」の景色を一望できる白石焼烤場は、屋外エリアと屋内エリアの2種類がある。海の見える屋外エリアではバーベキューを楽しみながら海を眺めることができ、屋内エリアには30台のエアコンを完備、涼しい中で美味しい料理とカラオケなどが楽しめる。セットメニューと単品料理を提供しており、中でも子豚の丸焼きが一番人気で、3日前までの予約が必要。また、室内の巨大トランポリン、凧揚げエリアなどの大人や子供も楽しめる各種アクティビティも用意、隣にゴルフ場も。なお、一部のアクティビティは要追加料金。家族や友人とバーベキューで素敵な休日のひときを過ごそう。

住所：STT 1950, Whitehead, Ma On Shan
電話：(852)2744-8188
時間：月～金 13:00～22:00、土・日 10:00～23:00