香港・広東 ペット特集

2021/03/24

香港・広東ペット特集


世界のどこへ行ってもペットの人気は一緒。大事な家族、友達。なぜ人はペットを飼いたくなるのか。その動物が好きだから、癒されるから、子供の相手をしてくれるから……。これから飼いたい人、日本から連れて来たい、または帰国が決まり日本へ一緒に帰りたいと思っている人、そんなあなたはぜひご一読いただきたいあれこれを独自に調査してみた。

 香港・有名なペットスポット

 

 

寵物街(ペット通り)  旺角(モンコック)―何文田(ホウマンティン)

休日の癒しスポット! 人気の犬と猫が勢揃いしたペット愛好者のパラダイス

 

プードル

 

 ペットショップといえば香港のどこにでもあるが、特にペットショップが集まる旺角の「寵物街」が最も有名だ。この「寵物街」、実際は勝利道、自由道、太平道の3つの通りで構成され、旺角と何文田の間にある。何文田は1960年代以降の高級マンション開発により、香港の高級住宅地区としてのイメージが定着している。一般の公営住宅ではペット禁止だが、私立マンションはそういったルールがない上、経済的にペット飼育の余裕を持つ人も多く、その需求に応えペットショップやペット病院が次々にそのあたりに現れている。

 

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 「寵物街」で販売されるペットは犬と猫がメインで、特に決まった種類はない。だが、現在香港で最も人気のあるプードルのように、その時の人気によっても店頭に置かれる種類は変わる。活発な子犬や子猫などは、見るだけも疲れを癒してくれそうだ。また、ペットフード、服、おもちゃ、生活用品などペット飼育に必要なものが揃う店もたくさん。さらにペットサロン、病院、ホテルやカフェなどのお店も。

 

【アクセス】 モンコック(旺角)駅D2かD3出口より約徒歩15分、
またモンコックイースト(旺角東)駅A出口より約徒歩10分

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PPWで撮影した
動画はこちら
(撮影はコロナ前)

 

 


香雀鳥花園(バードガーデン) 太古(プリンスエドワード)

レトロな鳥商店が軒を連ねる異空間 風流な鳥愛好家も集う

 

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 園内には、小鳥や鳥かご、エサなどを扱う商店が軒を連ねる。旺角周辺で営業していた約70の商店が、都市開発のために立退くことになり、この公園に移転してきたのだという。ここにくれば、鳥を飼うための道具一式がそろう。実用的なものから、どんぐり型の可愛らしい鳥かごや、貝がらやカラフルな装飾品がついた止まり木などワクワクするようなものまで幅広い。生き物好きの子どもたちは、「ハロー」と声をかけてくれるオウムをはじめ、店頭に並ぶ鳥を見て歩くだけでも楽しいだろう。広場には鳥愛好家が集う。彼らは自慢の鳥を入れた鳥かごをぶら下げてやってくる。鳥かごをつるすポールも設置されている。彼らは、鳥の鳴き声を聴きながら、友達とのおしゃべりを楽しんでいる。

 

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 香港観光局の資料によると、中国では、鳥を飼うことが男の最高の娯楽だったという。彼らは愛鳥を連れて、飲茶が食べられる茶樓(ローカルの喫茶店)へ。日の当たる窓辺に鳥かごをさげると鳥は元気に歌い始める。その歌声を聴きながら、「一䉡兩件」、すなわち1杯のお茶と2つの點心を食べ、友と語らい、至福の時間を過ごした。いま、香港ではこうした風習はみられなくなったが、雀鳥花園に行ば、こうした画趣を楽しむ愛好家の姿をみることができる。10分もあれば回れてしまう公園だが一見の価値あり。

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入口で「ハロー」と出迎えてくれる看板オウム

 

 

【アクセス】 太子駅B1出口より徒歩約15分


金魚街 旺角(モンコック)

繁華街の水族館魚の入ったビニール袋が圧巻の光景

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 金魚が売られている店ばかりが立ち並ぶ、観賞魚と飼育グッズの専門店街「金魚街」。実際は旺角道から水渠道まで通菜街の一帯を指している。1950年代、油麻地火車駅(現在モンコックイースト駅)の周りに金魚やエサ用の虫などを販売する露天商が集まったが、70年代に入ると魚の飼育が段々流行り、実店舗も開こうとする彼らはここ通菜街に場所を移した。主に販売する魚は金魚のため、一般的に金魚街と呼ばれている。現在は縁起物とされる金魚をはじめ鯉、熱帯魚など、観賞用の魚を扱う店が並び、家での飼育に必要な水槽やエサなどもすべて揃う魚の愛好者にとって大変便利なエリアとなっている。様々な魚が水槽の中を泳ぎ、まるで水族館のよう。色とりどりの魚を眺めるだけでも楽しめる。

 

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【アクセス】 旺角駅B2またはB3出口より徒歩5分


 

 「金魚佬」とは?

 「䆎」は男の意味だが、「金魚䆎」を「金魚を愛する男」だと連想する方は要注意。実は60年代に同一の犯人による少女誘拐事件があったのだ。犯人は「金魚を見に連れて行ってあげよう」という甘い言葉をエサに子供を誘拐。当時の世間を騒がせた。香港では現在もロ○コンを指す言葉として定着している。


香港人気ペットベスト3

 日本とは気候や住宅環境も違い、もちろんお国柄もちがうため必然と人気のペットも違ってくるだろう。そこで今回は種類毎に香港人気ベスト3を紹介。香港人にはどんなペットが人気なのか、気になるものがいたら飼ってみよう。

【犬】 

dog1.プードル

トゥグー

2.トゥグー

パグ

3.パグ


【ネコ】

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1.ブリティッシュショートヘア

エキゾチックショートヘア

2.エキゾチックショートヘア

アメリカンショートヘア

3.アメリカンショートヘア


【小動物】

ハムスター

1.ハムスター

うさぎ

2.うさぎ

モルモット

3.モルモット


【鳥】
オウム1.オウム

カナリア

2.カナリア

九官鳥

3.キュウカンチョウ



【魚】

金魚1.金魚

鯉

2.鯉

グッピー

3.グッピー


【爬虫類】
カメ1.カメ

トカゲ

2.トカゲ

蛇

3.ヘビ


【両生類】

カエル1.カエル

ツノガエル

2.ツノガエル

アホトーロル

3.アホロートル


【昆虫・軟体動物】

カタツムリ1.カタツムリ

カブトムシ

2.カブトムシ

カマキリ

3.カマキリ


知ってる? 香港で人気の犬・トゥグー

dog  世界のどこでも人気のペット、犬。もちろん香港でも大人気、至る所で犬の散歩をしている人をみかけるだろう。なかには犬用カートや人間の赤ちゃん用ベビーカー(!?)でお散歩を楽しんでいる人も少なくない。ところで、前述の犬の人気ベスト3の2位、トゥグーをご存知だろうか。香港人なら誰もが知っている犬種・Tugouは、香港で最も一般的な犬種のひとつだ。まるでオオカミの様な顔立ちをしており、忠実でしっかりした性格。雑種犬のひとつであるが、その血統は平均的な雑種犬よりも伝統的で安定している。よくある雑種犬である為、ペットショップでは滅多に見られないだろう。


ところで日本で飼えたあのペット、香港ではどうなの?

 ところかわればルールも変わる。日本で飼ってた経験があり、また飼ってみたいと思った矢先、あのペットは売ってるのだろうか、気になるところの一例を調査してみた。※2021年3月1日現在。

〇ペットショップで購入可能
チンチラ・カメレオン・インコ・文鳥など
△飼う事はできるが、売ってない(販売不可)
フェレット・ハリネズミ・モモンガ・シマリスなど
×飼う事も販売も禁止
カワウソ・ミニブタ・フクロウ・烏骨雞など

(参考元)
Prohibition of keeping animals & Animal species requiring a permit-許可が必要な動物および動物種の飼育の禁止(www.pets.gov.hk)
CITES(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約) Appendix I-付録I, Appendix II-付録II, Appendix III-付録III(cites.org/eng)


ペットを持ち込む&持ち帰る 香港・中国長くペットと共にしている人が帰任や赴任が決まった際、どうしても不安になるのがペットの輸送に関してのあれこれ。
今回は香港・中国から日本へ持ち帰る、そして日本から香港または中国へ持ち込むフローをご説明。準備をする際の参考にしていただきたい。

 

香港・中国から日本への輸送

STEP1 マイクロチップの埋め込み
1回目の狂犬病予防注射を接種する前に、皮下にマイクロチップを埋め込む
注意事項
•マイクロチップ番号が読み取り機(マイクロチップリーダー)で確実に読み取れることを確認してください。
•ISO規格以外のマイクロチップを装着している場合は、事前に到着予定の空海港の動物検疫所にご相談ください。
•マイクロチップが、動物検疫所で所有しているマイクロチップリーダーで読み取れない場合は、読み取り可能なマイクロチップリーダーを輸入者自身でご準備ください。

 

STEP2 狂犬病予防注射(2回以上)
マイクロチップの埋め込み後、狂犬病予防注射を2回以上接種する
実施時期
1回目の狂犬病予防注射
•生後91日齢以降(生まれた日を0日目とする)
•マイクロチップの埋め込み後(同日可)2回目の狂犬病予防注射
•1回目の狂犬病予防注射から30日以上(接種日を0日目とする)の間隔をあける
•1回目の狂犬病予防注射の有効免疫期間内
*有効免疫期間とは、予防液(製品)の使用期限ではなく、犬・猫の体内で免疫が持続する期間のこと。
有効な予防液の種類
•不活化ワクチン(inactivated / killed virus vaccine) または組換え型ワクチン(recombinant / modified vaccine)
注意事項
狂犬病予防接種•日本到着前に狂犬病予防注射の有効免疫期間を過ぎる場合は、有効免疫期間内に狂犬病予防注射を追加接種している必要があります。
•有効免疫期間を過ぎてから接種したものは「追加接種」とは認められず、処置をやり直すことになります。
•マイクロチップを埋め込む前に接種した狂犬病予防注射は無効ですが、条件付きで認められる場合があります。
•生ワクチン(live vaccine)は認められません。

 

STEP3 狂犬病抗体検査(血液検査)
2回目の狂犬病予防注射の後(同日可)に採血を行い、日本の農林水産大臣が指定する検査施設に血液(血清)を送り、狂犬病に対する抗体価を測定する
狂犬病抗体検査•狂犬病に対する抗体価が0.5IU/ml以上でなければなりません。
•採血は、狂犬病予防注射の有効免疫期間内に実施してください。
•輸入検査の際に、指定検査施設が発行した狂犬病抗体検査の結果通知書を確認します。
•現在お住まいの国に指定検査施設がない場合は、指定検査施設のある国へ、採血した血液(血清)を送って検査を受ける必要があります。
•日本の指定検査施設に送る場合:犬の血液(血清)は、輸出国政府機関発行の証明書を取得し、動物検疫所で輸入検査を受ける必要があります。
•海外の指定検査施設に送る場合:犬・猫の血液(血清)の輸出入手続については、輸出入国の条件を確認してください。
•狂犬病抗体検査の手続については、各指定検査施設にお問い合せください。
•抗体価が0.5IU/ml未満の場合には再検査が必要となります。

 

STEP4 輸出前待機(180日間以上)
狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、日本到着まで180日間以上待機
「狂犬病予防注射の有効免疫期間」及び「狂犬病抗体検査の有効期間(採血日から2年間)」内に日本に到着する必要がある
採血日から180日間以上待機せずに日本に到着した場合、180日に満たない日数の間、動物検疫所で係留検査を受けることになります。
注意事項
•日本到着前に狂犬病抗体検査の有効期間を過ぎる場合は、2回目の狂犬病抗体検査を実施し、有効期間内に日本に到着してください。
•以下の3項目全てを満たす場合は、2回目の狂犬病抗体検査の後、改めて輸出前待機をする必要はありません。
①1回目の狂犬病予防注射から日本に到着するまでの間、狂犬病予防注射の有効免疫期間が1日も途切れることなく、継続的に追加接種されていること
②2回目の狂犬病抗体検査の採血日が、1回目の狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、180日間以上経過していること
③全ての狂犬病抗体検査は指定検査施設で行われ、抗体価が0.5IU/ml以上であること
注意事項
•マイクロチップ番号が読み取り機(マイクロチップリーダー)で確実に読み取れることを確認してください。
•ISO規格以外のマイクロチップを装着している場合は、事前に到着予定の空海港の動物検疫所にご相談ください。
•マイクロチップが、動物検疫所で所有しているマイクロチップリーダーで読み取れない場合は、読み取り可能なマイクロチップリーダーを輸入者自身でご準備ください。

 

STEP5 事前届出(日本到着の40日前まで)
日本に到着する日の40日前までに、到着予定の空海港を管轄する動物検疫所に事前に届出
届出は、「輸入の届出書」をFAXまたは電子メール添付により提出するか、インターネットでNACCS(動物検疫関連業務)を利用して行うことができます。

 

STEP6 輸出前検査
出国直前に、民間獣医師又は輸出国政府機関の獣医官による輸出前検査(臨床検査)を受ける
臨床検査の内容
輸出前検査

狂犬病及びレプトスピラ症(猫は狂犬病のみ)にかかっていない又はかかっている疑いがないこと。

 

 

 

 

 

STEP7 輸出国の証明書の取得

輸出国政府機関(日本の動物検疫所に相当する機関)が 発行する証明書を取得 
①犬・猫の個体情報(生年月日または年齢を含む)
②マイクロチップの番号、埋め込み年月日
③狂犬病予防注射の接種年月日、有効免疫期間、予防液の種
類、製品名、製造会社名
④狂犬病抗体検査の採血年月日、抗体価、指定検査施設名
⑤輸出前検査(臨床検査)の結果、検査年月日

 

STEP8 日本到着後の輸入検査
日本到着後、動物検疫所で輸入検査を受ける
日本到着後、動物検疫所に輸入検査申請を行います。輸入検査で問題がない場合、輸入検疫証明書が交付され、輸入が認められます。
日本の輸入条件を満たしていない場合は、最長180日間の係留検査または返送・致死処分となります。
必要な書類
•輸出国政府機関が発行する証明書(原本)
•狂犬病抗体検査の結果通知書
•(貨物輸送の場合)輸入検査申請書(NACCS(動物検疫関連業務)を利用することもできます)、航空運送状(Air Way Bill)または船荷証券(Bill of Lading)の写し
•輸入検査申請書(犬)、輸入検査申請書(猫)
•委任状(通関代理店を除き、代理人が手続をする場合はご用意ください)
•その他、動物検疫所が要求する書類

 

※2021年3月1日の情報です。変更する可能性がございますので、詳しくは各所関係機関ホームページをご覧ください。


 日本から犬、猫を輸入するには(香港編)

申請手続き
①申請書類の提出について
指定された申請フォーム(Form No. AF240) への記入が必要であり、申請フォームはウェブサイトでダウンロード、もしくは音声応答システム(852)2708-8885からファックスコピーを取得可能。
1.HKIDとパスポート(郵送申請の場合は、コピーを提出)
2.売買を目的とした動物輸入は、動物売買のライセンスを事前に取得する必要がある。

②申請手数料の支払い
申請手数料は、特に明記されていなければ申請の際に支払う必要がある。1匹の動物の場合、申請手数料はHKD432である。同じ申請で1匹以上の動物を輸入する場合は、2匹目より1匹につきHKD102が加算される。
窓口申請
申請の際に、現金または振り出し先を「The Governmentof the Hong Kong Special Administrative Region」を受取人とする線引小切手で手数料を支払う。
郵送申請
ローカル申請者の場合、郵送で届出する線引小切手は受理される。現金は郵送不可。
海外申請
支払いは香港の銀行で引き出すことができる、「The Government of the Hong Kong Special AdministrativeRegion」を受取人とする銀行為替手形で行わなけれ
ばならない。海外申請者は人もしくは代理人に委任して申請することができる。 

③申請を提出する場所
許可証発給オフィスへ直接提出するか、郵送で送付する。
Permit & Certification Section (Counter No. 10), Import & Export Division, 5th Floor, Agriculture, Fisheries and Conservation Department, Cheung Sha Wan Government Offices, 303 Cheung Sha Wan Rd., Kowloon, Hong Kong
時間:月~金 8:30~12:30、13:30~15:15、土祝日休

④処理時間
全ての書類に不備がない場合、処理時間は最低でも3営業日(総じて、申請書類と申請手数料を提出する当日含め、許可証が発給される当日まで最低5営業日)かかる。
※充分に時間に余裕をもって申請すること。郵送申請の場合、郵送時間を考慮に入れ、必要な予防注射や血液検査など規定する健康要件も満たされているか要確認のこと。

⑤許可証の発給について
•普通郵便(ローカル申請)またはエアメール(海外申請)で申請フォームに記入された住所に送付される。申請の際に、住所が書かれている返信用の封筒を一緒に提出する。(切手不要)
•郵送遅延を避けるため申請者は直接、または代理人に委任し許可証発給オフィスで許可証を受け取ることも可能だ。なお、ファックスまたはEメールによる許可証発給は行われていない。

⑥許可証の有効期限について
•一回の輸入に限り許可証の有効期限は6か月。動物は許可証の有効期限までに香港に輸入しなければならない。
•延長が必要の場合、申請書類と申請手数料は許可証の有効期限が切れる前に必ず提出すること。
•許可証は一回の延長申請につき30日まで延長される。なお、延長処理は申請書類と申請手数料が受理された日から3営業日かかる。
輸入条件
動物を輸入する前に必ず許可証についての要件が全て満たされていること。(※要件が満たされていない場合、対象の動物は強制的に差出国・地域に返送され、または獣医が指定する期限まで検疫を受けることになり、申請人または代理人が告訴される場合があります。その場合、発生するリスクと実費は申請人ま
たは代理人の負担となります。)
許可証の条件 DC-01V04
動物健康証明書フォーム VC-DC1
航空会社証明書(Captainʼs Affidavit) PC101

 

重要な注意事項
•許可証の要件を全て満たしている場合、第1地帯(日本は第1地帯)の国・地域から輸入される犬、猫は通常検疫が免除される。
•許可証が発給される前に、運送を手配すべきではない。
•申請者には特別許可証の正本・副本1通ずつ発給される。正本(白色)は到着した動物を引き取るために要保管。航空または船舶会社は、ペットの輸送を承る前に副本(黄色)の提示を要求することがある。

 

重要な注意事項①

 

 

 

 

 

•香港から持ち出されたペットは、香港に戻る際にも上記に同じ輸入と検疫の制限を受けなければならない。そのため、香港にペットを持ち帰る場合は特別許可証をあらかじめ取得する必要がある。
•漁農自然護理署が必要と認めた場合(由来不明、または疾病の疑いがあるペット)、検疫期間が延長されることがある(全ての国・地域に適用される)。必要書類が揃わない場合、飼い主の費用負担において最低4ヶ月の係留検査を受けるか、差出国・地域に返送される。
•漁農自然護理署(香港国際空港内オフィス)の位置図

重要な注意事項②

 

 

 

 

 

簡単フローチャート
STEP1 輸入特別許可の申請(6ヶ月間有効)
STEP2 予防接種(香港への輸出の14日以上1年以内)
STEP3 運送の手配
STEP4 輸出入課の担当官に通知
STEP5 貨物として動物を香港に輸送する航空会社の証明書を準備(Captainʼs Affidavit)
STEP6 空港で受け取る


日本から中国にペットを持ち込む際の注意事項(中国編・関係法令より抜粋)

法令について
①中国へ入国する際に持ち込むことができるペットは犬と猫に限る。また、1回の入国に1人につき1匹しか持ち込めない。
②コンパニオン・アニマルの税関申告する際に、輸出国・地域の公的機関が発行した検疫証明書と狂犬病抗体検査証明書を提出する必要がある。提出できない場合、または規定の輸入数量を超えた場合、税関は口岸動植物検疫機関に対象の犬、猫を一定期間に所定の期間隔離するように要請する。飼い主は口岸動植物検疫機関で所定の期限内に輸出国に持ち帰る手続きする必要がある。期限内に手続きをしなかった場合、または飼い主が自ら所有権を放棄した場合、所有権の放棄された拾得物とみなし、対象の動物は口岸動植物検疫機関で検疫処理を受ける。
③全てのコンパニオン犬、猫は口岸動植物検疫機関が指定した場所で30日間の隔離検疫を受けること。検疫テストを通過できた場合、口岸動植物検疫機関により検疫証明書が発行され、入国可能になる。不合格の場合、対象の動物は検疫機関が規定に基づき処理することとなる。
④隔離検疫の期限内に、対象の犬、猫の飼育は飼い主、または飼い主が委任することによって口岸動植物検疫機関で行う。検疫、飼育、管理に要する費用は、口岸動植物検疫機関から飼い主に徴収する。
⑤上述した要件を満たしていない場合、口岸動植物検疫機関と税関が法に基づき対象の犬、猫を処理することとなる。

基本的な流れ
日本から持ち出す準備
①適格な動物病院で狂犬病予防注射を受けさせ、狂犬病抗体検査証明書(狂犬病予防接種証明書)を取得する。
②最低7日前に動物検疫所に申請を提出し、輸出検疫を受けさせる。規定に従い輸出検疫証明書を取得する。
中国に持ち込む手続き
①パスポートと日本の正式証明書の原本を提出し、現場検疫を受ける。
②現場検疫を通過できた場合、対象のペットは口岸動植物検疫機関に引き渡し、隔離検疫を受ける。
③隔離検疫を通過できた場合、発給された《出入境人员携带物留验/处理凭证》(出入国者係留検査・処理証明書)で検疫所からペットを引き取る。
④注意事項
・盲導犬と共に入国するには、前述した証明書を提出すること以外に、身分証明書の名前と一致する、飼い主の障害を証明できる書類と、盲導犬訓練機関から発行した証明書を提出する必要がある。盲導犬は、現場検疫を通過できた場合、飼い主の居住地で30日の隔離観察を受けることができる。
・ペットは飼い主の同伴で入国しなければならない。事情があり同伴で入国できない場合、事前に税関へ《中华人民共和国海䎔进境旅客行李物品申报单》(旅客携帯品申告書)を提出し、別送品の申告を必ず行うこと。申告書を提出できない場合、または1匹を超えた場合、対象のペットは生体動物の輸入とみなし
て検疫を受けることとなる。飼い主は追って《进境动植物检疫许可证》を申請する必要がある。
・上海から入国するペットは、7日間の隔離検疫を受け、全ての検査結果が陰性であれば、飼い主の元で30日の自宅隔離を受けることができる。
・その他規定と費用等は各入境地の検疫部門にお問い合わせください。
⑤一部の関連する機関の連絡先
北京出入境检验检疫局首都机场局(空港検疫局)
電話:010-64596067
北京出入境检验检疫局动物隔离场(検疫所)
電話:010-64581373、58648923
上海国际机场出入境检验检疫局旅检科(空港検疫局)
電話:021-53594570内线25106
上海出入境检验检疫局动植物隔离场圃(検疫所)
電話:021-59886712


『香港日本通運』に
\ 聞いてみた!/
ペット連れの海外引越しを安心・安全に行なうために必要なこと

 香港で42年の実績のある『香港日本通運(以下、香港日通)』。現在、日本人そして外国人顧客の海外および香港内の引越しを幅広くサポートしている。

 また、飼い主にとって家族同然の犬猫の帰国に伴う日本語サポートについても、「海外引越サービス(船便スタンダードサービス)」を利用する顧客を対象に提供している(2021年2月1日現在)。犬猫の輸送で最も気をつけなくてはいけないのは、非常に危険な感染症である「狂犬病」。その対策として、日本帰国時には大変厳しい検疫手続きがあるため、手続きに関する正確な知識と、事前の準備がとても重要となる。

 そこで、香港日通の土屋 慶祐(つちや けいすけ)さんに、ペットの輸送事情や、特に気をつけなくてはならない点を伺った。

 

—香港におけるペットの輸出入は年間何件くらいなのでしょうか?
土屋さん:当社に関しましては、毎月1~2件のサポート依頼がございますので、年間20件前後となります。

 

—ぺットの輸送に関して、『香港日通』の役割を教えてください。
土屋さん:当社の役割は、以下のとおりです。
◆ 輸入(香港ご入国)におきまして
・特別許可書の取得サポート※書類審査全般を含む
・輸入貨物としての通関、検疫、申告
・ご自宅へのお届けサポートならびにペット輸送手続きに関わるアドバイス
◆ 輸出(日本ご帰国)におきまして
・エンドースメント(獣医師の証明および政府の裏書)の取得サポート※書類審査全般を含む
・航空貨物としての輸送業務※ハンドキャリーによるご一緒のご帰国ではなく、貨物としてお預けいただく場合
・ご自宅からのお引取り(お迎え)サポート

 

̶̶—やはりペット輸送の際は、『香港日通』のような業者にお任せした方がよいのでしょうか?
土屋さん:お客様のご状況にもよりますが、エンドースメントのご取得が困難なため、当社にご依頼いただくケースも少なくありません。必要な書類が雑多である上、日付の記載ミス一つだけあっても審査に引っ掛かり、エンドースメント取得できませんので、個人で行なう場合は細心の注意が必要となります。

 

—輸入、輸出、それぞれで特に気をつけた方がよいことはありますか?
土屋さん:特にお気をつけいただきたい点は、以下のとおりです。
◆ 輸入(香港ご入国)におきまして
・マイクロチップの挿入有無の確認
・必要なワクチンの注射歴有無の確認
・事前に香港政府より特別許可書の取得
◆ 輸出(日本ご帰国)におきまして
・マイクロチップの挿入有無の確認
・規定どおりの時期での狂犬病ワクチン、抗体価検査の受診
・日本到着40日前までの到着予定空海港を管轄する動物検疫所への事前届出

 

—『香港日通』へペットの輸送を依頼する前に、確認もしくはやっておいて欲しいことはありますか?
土屋さん:事前にご確認いただきたい基本情報と致しましては、下記がございます。
・ペットの種類(例:ポメラニアン)
・ペットの性別
・ペットの生年月日
・ご帰国予定日
・ご帰国先

 

—犬猫以外の動物の輸送も可能なのでしょうか?
土屋さん:現在は基本的に、ワンちゃんと猫ちゃんのみサポートさせていただいております。

 

—新型肺炎コロナウイルス発生以降、動物の輸出入制限なども変わったのでしょうか?
土屋さん:今のところ制限は変わっていませんが、フライトや仕向地が制限されておりますので注意が必要です。

 


 

character香港日本通運株式会社
NIPPON EXPRESS (H.K.) CO., LTD.
住所:Rm. 1101, Chinachem Golden Plaza, 77 Mody Rd., TST East(本社)
電話:(852)2408-1111(引越し部門)
ウェブ:www.nipponexpress.com/moving/hk/j

 

 


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人と動物のつながりを大切にする

香港最大級の動物福祉慈善団体

“SPCA”にあれこれ聞いてみた!

 

 

 

 

SPCAとは?

 SPCA Kowloon

 

 1921年に設立された香港愛護動物協會(SPCA)は香港で最も長くにわたり動物福祉に注力してきた慈善団体です。SPCAの使命は、動物への思いやりを推進すること、動物の健康福祉を向上することと動物虐待を防止することにあります。私たちは社会の一人ひとりが命の大切さを見つめ直すことが、より良い社会を創ると信じ、積極的に人間性を高める教育に力を入れています。運営経費の99%は、個人からの寄付とSPCAの獣医とメンバーシップ部門の収入で賄っています。SPCAは寄付金だけで成り立ち、リソースに余裕がある団体ではありませんが、大切な寄付金を有効活用し、屋外で生活する動物の保護と里親探し、低価格または無償の去勢手術の提供など、動物福祉につながる新しい取り組みを継続的に進めています。SPCAは7つの動物クリニックを運営するほかに、移動不妊去勢手術ビークルと移動クリニックを所有します。複数の移動クリニックは、市内各所のコンパニオン・アニマルを適切にケアするために手術用の設備が備えられています。

 

 SPCAはどうのように動物を保護しますか?

Adoption2

 

 私たちの使命は、全ての動物の命を尊重する上で、動物の健康福祉を向上することと動物虐待を防止することにあります。すべての命を大切にする意識を育むことと、人と動物が共生する社会づくりに尽力しています。SPCAが重点的に取り込んでいるのは、主に以下の分野です。

動物レスキューと虐待防止

 私たちの動物虐待監査機関は1937年から始動し、動物レスキューのエキスパートで構成されています。緊急時のレスキューチーム、動物虐待の疑い事例の調査、動物福祉の教育プログラム、24時間待機の監査機関の運営などを行っています。

 

Animal Rescue

 

ペットヘルスケア
Health Care Pic

 SPCAは、1953年に最初の獣医クリニックが設立し、現在では7つの固定クリニックと1つの移動クリニックを運営しています。20人以上の獣医外科医、20人以上の獣医 看護師、20人以上のサポートスタッフから構成されるチームを揃えています。クリニックでは、入院サービスの提供をはじめ、内部試験所、最新型デジタルX線撮影・超音波・ECG・内視鏡・気管支鏡装置が備えられています。環仔に位置する本部は24時間体制の緊急サービスを提供しています。

 

里親制度
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 飼い主が所有権を放棄したペットやSPCAの調査員または個人ボランティアがレスキューした動物など、ネグレクトを含む虐待から緊急保護された動物の受け皿としてアダプションセンターを運営しています。健康検査を行った獣医と動物トレ医と動物トレーナーによる判断の下に、里親を募集し始めます。

教育

 私たちは定期的に環仔に位置する本部で、思いやりの行動や適正飼育管理など動物に関する知識を一般に広めるために教育ツアーとセミナーを開催しています。

コミュニティ発展

 私たちのコミュニティ発展チームは、責任ある住宅でのペット飼育、犬と一緒に出掛けられる公共エリアの増加、動物福祉のために政府関係者や議員へのロビー活動を行っています。

ロビー活動とアドボカシーキャンペーン

 私たちは動物の福祉を図るために、動物保護法ほか関連する法律の改正を、政府が検討するように取り組んでいます。様々な政府機関と絶えず連絡を取り合い、アドボカシーキャンペーンを実施しています。

動物避妊管理

 SPCAは、動物の数量管理を目的とする様々なプログラムを20年間に渡り実施してきました。居場所のない動物を減らすために、キャットコロニーケアプログラム、コミュニティドッグプログラム、アニマルウェルフェアビークル、不妊去勢手術支援プログラムなどを進めてきました。

 

里親になるための条件、手順、注意事項を教えてください。
Adoption1

 

 里親になるに、欠かさずペットの世話ができる時間と、安全で快適な環境を確保する心構えを持つことが必要となります。一部の動物が思ったより世話が必要な事を、里親になる前に十分考慮すべきです。

Step 1
それぞれの動物の里親になるための情報は、以下のページを参照してください。
犬:www.spca.org.hk/en/services/which-pet-for-you/adopt-and-care-for-dog
猫:www.spca.org.hk/en/services/which-pet-for-you/adopt-and-care-for-cat
小動物:www.spca.org.hk/en/services/which-pet-for-you/adopt-and-care-for-small-animals-and-turtles

 ライフスタイルと環境を十分考慮に入れ、どのようなペットを飼育できるか理解する必要があります。一緒に暮らし、一緒にペットを世話をしていくことになるご家族とじっくり話し合って、ご家族全員でペットを守れるように責任感を身につけさせなければなりません。

 

Step 2
里親になることを検討している方は、里親募集情報を載せた下記のサイトをご利用ください。
www.spca.org.hk/en/services/animals-for-adoption

 アダプションセンターに電話し、面接予約をお取りください。(安全対策により、事前予約は必要となります)

 

Step 3
動物に直接会って、相性のよい動物を見つけましょう。

 

Step 4

 私たちは里親登録フォームをすべて審査し、ペットを迎え入れられる準備が整っているのかをチェックします。動物福祉は常に私たちの最優先事項であり、飼育環境などの条件が整っていかを確認するために、住所証明ほか関連書類の提供を要求することがあります。必要に応じて、自宅訪問を実施することもあります。審査に通過した応募者にのみ、直ちに連絡します。審査を通過した場合、応募者は里親になるための手続きを完了し指定された期間内に動物を引き取らなければなりません。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

www.spca.org.hk/en/services/animals-for-adoption/adoption-process

 

2021年はどんなイベントがありますか?

 SPCA(HK)は2021で100周年を迎えます。サービス拡大と動物福祉の改善、動物と共生する社会を実現する継続的な取り込みのために、青衣で新しい教育と福祉センターが建設中です。私たちは環仔の本部で飼育知識を一般化するために様々なセミナーを開催しています。セミナーへの参加は私たちのウェブサイトで登録できます。今年で100周年を迎え、一連の行事・イベントを計画してます。最新の情報についてのニュースはぜひ公式サイト、Facebook、Instagramをご覧ください。


 

SPCA Wan Chai

 

SPCA
住所: 5 Wan Shing St., Wan Chai
(Hong Kong Center – Headquarters)
電話: (852)2802-0501
24時間ホットライン: (852)2711-1000
フェイスブック: SpcahkEng
インスタグラム: spcahk
ウェブ: www.spca.org.hk/en

 

 

 

 


\ 日本人獣医師・楊井先生に聞く /

   香港のペット事情

 1いくら長年ペットと共に生活をした経験があったとしても、日本と香港では勝手が違う。家族同然のペットに何かあった場合に頼れる人はいるだろうか?ここ香港にも獣医師はたくさん存在するものの、日本語でコミュニケーションをとれる人にはなかなか出会えない。そんなときに心強いのが、日本人獣医師の楊井 伯謙(やない のりかた)先生だ!日本からペットを連れてきた、また、これからペットを飼うつもりだという方に向けて、日本とは異なる、香港ならではのペット事情についてお話を伺った。

 

 

 

 

 

———楊井先生の経歴を教えてください。

 楊井先生:「経歴としては、2005年にシドニー大学卒業。学生時代は、動物看護士や、農場で家畜動物のお世話をする仕事をしていました。大学卒業後は、シドニー大学動物病院で研修医として小動物臨床学の訓練に参加。ここでは、専門医の下で最先端治療の勉強しながら、一般診療勤務、学生の指導など幅広い任務が要求されました

 2008年に大学院獣医臨床学課程を取得し、その後、幼い頃日本人学校の学生として育った香港に移り、勤務医として動物病院グループに入社。

 2010年に1年間、香港動物愛護協会付属動物病院で、動物福祉に重点を置く治療に関する知識を高め、東日本大震災発生後は、日本動物福祉協会と協力して被災地に派遣。その後、再び動物病院グループに戻り、北角のクリニックの院長となりました。

 2015年から4年間は、コンサルタントとして、香港およびマカオの複数のクリニックでペット医療に携わりました。

 現在は、「仁愛獸醫診所(Petcore Veterinary Clinic)」で高級獣医師として勤務しています。最近は、TVBテレビ局や、現地のメディアにも登場したんですよ!海外生活が長く、幼い頃から言語に興味があるため、英語・日本語・普通語・広東語で飼い主とコミュニケーションができる香港で充実した生活を送りつつ、飼い主お一人お一人に家族の一員であるペットに最適の治療を提供したいと思っています。興味のある分野は歯科ですね。

 

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———̶楊井先生が働かれているクリニックのご紹介をお願いします

 楊井先生:「仁愛獸醫診所(Petcore Veterinary Clinic)」は2014年に設立され、元朗(ユンロン)と西貢(サイクン)に3店舗を持つ動物病院グループです。

 人間と同様、動物たちも整形外科疾患およびその手術後のリハビリは非常に重要です。実は、そのニーズに応えるため、香港でも珍しい英国の動物理学療法士の資格を取得した理学療法士もいる理学治療およびウェルネス(トリミング)センターを、昨年西貢(サイクン)でオープンしました。配送サービスを利用したオンラインショップも同時に始めました。スタッフ一同コミュニティ内全てのペットに専門的かつ人情的な動物医療を提供できるよう心掛けながら、日々頑張っております。

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———香港のペット事情について教えてください

 楊井先生:土地が狭いにも関わらず、香港は、アジア有数のペットのメッカです。気になるペットの数ですが、犬33万匹、猫24万匹、亀や蛇等の爬虫類10万匹、鳥5万匹、ハムスターやチンチラや兎等の小型哺乳類4万匹と、合計数は76万匹で、香港の人口の1割に匹敵する数です。

 犬を飼っている世帯数は、実に6%。ただし、犬のみマイクロチップの挿入と狂犬病ワクチンの接種が法律で義務つけられているため、隠れて飼っている世帯を入れると、実際にはもっと多いかと思います。

 動物福祉に対する関心と理解は近年増え続けており、動物保護団体から里親に出されたペットの割合は、10年前の6%から18%に増えています。そのため、元々人気の犬種は主に小型犬が多い中で、中型・大型犬である唐狗(英:Mongrel、日:雑種犬)は異様に人気が高まっています。

 実は、世界有数の貿易都市として、世界各国から密輸入される動物も少なくありません。中には、CITES(ワシントン条約:絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)に含まれている種もしばしば見つかっています。この条約の附属書1および2に含まれている種を香港で合法的に扱う場合は、香港政府機関である漁農自然護理署(日本の農林水産省のような機関)にライセンスを申請する必要がありますので注意しましょう。

 

———香港でペットを飼う際に気をつけた方がよいことはありますか?

 楊井先生:人口密度が東京都より高い香港では、住宅の狭さにより小型犬や猫の方が向いているでしょう。しかし、犬種それぞれに個性的な性格が見られます。小さいお子様やお年寄りがお住まいの場合は、そのあたりを事前に勉強するといいでしょう。ちなみに、人懐っこいのは、ダックスフンドやゴールデンレトリバーです。

 冬以外は蒸し暑い天候が続く香港では、人間もアレルギー症になりやすいので、脱毛しにくい犬種(プードルやシーズー等)を検討することをおすすめします。同じ原因で皮膚病になりやすい犬種(フレンチブルドッグ等)、蒸し暑さに弱い犬種(パグやハスキー等)や動物(チンチラ等)など、適切な環境を整えることができるかどうか検討する必要があります。

 また、高層マンションならではの問題もあります。いくら飛び降りが得意な猫でも高層ビルから飛び降りると命を失うほどの大怪我をします。窓枠にネットをつけると、このような事故を防ぐことができます。ペット(主に犬)を禁じるマンションや、ペットを飼うことが許されるマンションでも、大家さんによっては許さないケースもあります。後でトラブルが起きないよう、賃貸借契約にはっきりと許されている動物の種類と数を載せてもらうようにお願いしましょう。吠えやすい犬種(コーギーやシュナウザー)は苦情の原因にもなります。トレーニングをしっかりしておかないとストレスだらけの生活を送ることになりかねませんので、注意が必要です。

 

———獣医として、飼い主に心掛けて欲しいことを教えてください。
楊井先生:ペットは、今や家族の一員と言ってよいほど親密感のある存在となっています。香港では、室外のスペースが限られているため、外で飼われるペットはほとんどいません。同じ室内の空間での生活になると接触時間が多くなり、ペットの健康管理がより重要になります。愛情たっぷりの態度で接するのはよいことですが、時には厳しい態度をとり、きちんとしつけをすることも大切です。いくら食いしん坊でも好きなだけ餌やおやつを与えると肥満になり、病気にかかったりします。正しい知識を持つことで、いろいろな病気を防ぐことができます。

 動物の予防医学も徐々に進歩しています。特に寄生虫予防は、亜熱帯の香港では非常に重要です。例えば、フィラリア症の予防は1年間でHKD500~700ほどで済みますが、フィラリア症の治療はHKD10,000~15,000、治療期間も8ヵ月かかり、合併症により命を落とす危険性もあります。ペットは一人では生きていけません。飼い主以外に、責任を持って健康を守り、健やかに過ごさせてあげる人はいません。

 

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———これからペットを迎え入れようと考えている方々へアドバイスをお願いします。
楊井先生:ペットの飼育には非常に重い責任が問われます。しかしながら、些細な理由で放棄されるペットはたくさんいます。香港も例外ではありません。動物保護施設では里親になってくれる飼い主を毎日待っています。雑種犬や雑種猫が一番多いのですが、純犬種や純猫種も探せばいます。この世界に生まれた貴重な生命は動物も人間も同じです。この機に愛情たっぷりの人生を過ごさせてあげられないでしょうか?

 


 

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仁愛獸醫診所
(Petcore Veterinary Clinic)
ウェブ:www.petcore-vet.com
元朗(Yuen Long)
住所:Shop 12, G/F.,
110-136A On Ning Rd., Yuen Long
電話:(852)2394-7300
西貢(Sai Kung)
住所:Shop 2, 66 Yi Chun St., Sai Kung
電話:(852)2394-4228、(852)2394-4229

 

 

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 楊井 伯謙(やない のりかた)獣医師

シドニー大学卒業後、同大学の動物病院で一般医学獣医師としてペットや飼い主に接する。小動物臨床学課程の取得後、幼い頃に育った香港に戻り、勤務医として動物病院グループに入社。現在は、「仁愛獸醫診所(Petcore VeterinaryClinic)」で高級獣医師として活躍中。
フェイスブック:www.facebook.com/drnorikata
LINE:line.me/R/ti/p/%40gpo4670i

QR 日本人獣医師

 

 

Line


 

Hiroe5日本人トリマーがいるペットトリミングサロン
~Hot Tails Salon~

香港にもトリミングサロンにペットを連れて行き、ケアしてもらう飼い主が少なくない。

今回、なんと日本人がトリマーとして働いているサロン「Hot Tails Salon」のオーナー・グレースさんと

シニアトリマー・ヒロエさんにインタビューしてみた

 

 

 

———̶このサロンを開店したのはどういう経緯だったのでしょうか

グレースさん:私はかつて登録看護師で香港大学で16年間臨床研究に携わっていました。10年前に、2匹の愛犬がもっと豊かに生活できるために、何かできることはないか考え始めました。そういう風に考えている時期に、一部のトリミングサロンがペットたちに危害を加えたりすることを耳にしました。これをきっかけに、私は香港公開大学のペットトリミング・ケアのディプロマに入学することを決めました。課程を修了した2013年に、私は大学での研究者としての仕事をやめ、快適かつ上質なトリミングサービスを提供する店を開業しました。

 

グレースさん ヒロエさん

 

 私にとってお店づくりの基本は、自分のペットでも安心して預けることができるサービスです。トリミングテーブルを正面に、床から天井までが一面ガラス張りになっていますので、お客様はいつでも我が子の姿が見れます。さらに、慣れない環境や施術に不安を抱かないように、ペットたちをケージの中に入れたりするなどの拘束はしません。私のお店で働くトリマーたちは、技術基準に適合しているのはもちろん、ペットたちに忍耐と細心の注意と、愛を持って接す
ることも要求しています。シニアトリマーとして日本から来て頂いたヒロエさんは、全スタッフに日本のトリミング技術と動物への優しい接し方を指導する教育係を勤めています。サロンで使用する機材に関しては、日本製の静音性高いマイナスイオンドライヤーを揃えています。シャンプー剤にもこだわっており、高品質で安心な日本製のシャンプーとスパトリートメントのほか、ペットの皮膚の状態や毛質に合わせて使用する欧米製シャンプーも用意しています。

 

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———ヒロエさんはなぜ香港で活動を始められたのでしょうか。

ヒロエさん:以前の職場でグルーマー兼動物看護師として働いていて約6年が経った頃、そろそろ環境を変えたい、と思いオーナーに相談したところ、そのタイミングで現在働いている店の求人の話があり紹介していただいたのがきっかけです。とくに「香港で」というこだわりはないのですが、今はお客様やスタッフ含めいい環境で仕事が出来ているのでまだしばらくは香港で働き続ける予定です。

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———このお店オリジナルのユニークな点、セールスポイントは何でしょう。

グレースさん:数年前、さらに多様なサービスを提供できるように、ペット専用の水中トレッドミルを導入しました。水の浮力は、股関節形成不全のケアや整形外科のリハビリなどの目的に役立ちます。また、筋力、骨、心肺機能の強化と、安定した水温の維持による痛みの軽減など様々な効果が期待できます。水中トレッドミルに加え、マグネティ
クオクスジンミルクバスもご利用できます。体の汚れを落とすことだけでなく、頑固な臭いを消すことができます。さらに、皮膚のアレルギー症状を抑えたり、傷の回復を促進する効果もあります。

 日本で最も有名なトリミングサロンの「Figoo」とコラボし、ペット専用のネックチョーカーを提供することができて、大変光栄で嬉しく思っています。トリミングサロンをご利用のペットに手作りのオリジナルチョーカーをプレゼントしています。また、このネックチョーカーの種類は毎月変えています。

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———このお仕事をされていて面白かったエピソードをお聞かせください。

 グレースさん:一番面白かったエピソードは、犬たちがスパトリートメントの施術中に、気持ち良すぎて寝てしまうことです。他にも飼い主様が迎えに来ても、トリマーに飛びつき、帰りたくないと駄々をこねる姿がすごく面白かったです。ペットたちが私たちのお店で楽しく快適に過ごし、綺麗になって帰ってくれることを是非ご体験ください!ペットの幸せそうな様子は、私たちの仕事のモチベーションでもあります。

 

———逆に大変な事や苦労されたことは何かございますか

グレースさん:トリミングサロンを運営するにあたって、勿論様々な困難に直面します。特にスタッフが退職する時は大変です。トリマーは神経と体力を消耗する仕事なので、お店に適合する経験のある後任のトリマーを探すことは容易ではありません。私たちの解決策は、スタッフを多めに受け入れることで、作業負荷を軽減し、万が一スタッフが退職となってしまっても、対応できるようにしております。

 

———̶̶スタッフに余裕があってこそペットにも優しく接することができますね。本日はありがとうございました。


Hot Tails Salon
住所:1/F., No. 1 Sing Woo Rd., Happy Valley
電話:(852)2892-2226
時間:月・水~土 10:30~19:30、日 9:30~18:30、火休
フェイスブック:HotTailsSalon

 


ペットにも保険がある?

ペットを飼っている場合、獣医を訪問したことがあるはず。ペットの幸せと健康を維持するために自分の力の範囲内ですべてを行ったとしても、事故が発生する可能性が。そんな時、これらの費用をカバーするため、犬・猫用ペット保険がある事はご存知だろうか。現在約6社がペット保険サービスを提供中だ。

 

・ペット保険とは?

人間が加入できる保険とほぼ一緒。保険プランは、ペットの年齢、犬種固有の健康状態、健康問題、およびその他の多くのニーズに合わせて調整できます。

 月ごとに、ペット保険は人間の健康保険と同じように機能します。補償範囲については、保険会社に毎月の保険料を支払います。また、対象となる条件と、各インスタンスでの対象範囲の詳細な説明も提供される。

・ペット保険は何をカバーしますか?

 一般的に言って、ペット保険は非常に柔軟な補償形態であり、飼い主に適用できる可能性のある広範囲の補償ソリューションのオプションがある。ペット保険で利用できる補償範囲には、獣医の診察、処方薬などはもちろん、ペットが第三者に身体的または物的損害を与えた場合の所有者の責任をカバー。葬儀費、他にもペットが行方不明になった場合、ペットを見つけるのに役立つ広告の補償が提供されるなど。

・ペット保険の費用はいくら?

 ペット保険には多くのプランがある。オンラインでペット保険を検索するときに受け取る見積もりに何が影響するかを認識することが重要。

 種類(犬または猫)性別(男の子または女の子)品種(純血種または雑種の詳細)年齢(通常の平均余命と比較して)サイズ(体重)保険プランを提供している会社により異なる。

 購入者は、保険プランでカバーされない可能性のある既存の条件(保険に加入する前に診断される)に注意する必要があります。先天性の状態は通常カバーされていません。

・ペット保険はどこで受けられますか?

 ペット保険は、香港の保険ブローカーを通じて利用することはできません。各保険会社でオファーの詳細を確認し、見積もりと請求を取得できます。

・ペット保険に加入する際、何を考慮すべきか。

 ペット保険は、多くの点で人間の保険と同じ。人間保険に適用される基本的な概念、およびさまざまな種類の製品は、ペット保険にも適用されます。保険は、何がカバーされているかに関係なく、常に事前に決められた料金でリスクを公平に交換することを忘れないでください。


ペットが亡くなったらどうしよう……

誰もペットと離れることを望んではいないが、生き物である以上別れはつきもの。亡くなったとき、香港でのペットの取り扱いには、ごみ収集場へ持ち込むか、ホスピスサービス会社に頼むか2つの選択肢がある。

 

①ゴミ収集場へ持ち込む

 動物の遺体は、「dead animal」と記入されたビニール袋で梱包し、食品環境衛生局(FEHD)が管理する公共ごみ収集ポイントのスタッフに届ける必要がある。FEHDは、収集した動物の遺体を環境保護部門が管理する埋め立て地に届ける。他のゴミと同様に、地下水やその他の汚染を防ぐため、適切に設計された埋め立て地で安全に処分される。

住所と営業時間
www.fehd.gov.hk/english/pleasant_environment/cleansing/list_of_refuse_collection_point.html?district=HK

 

②ホスピスサービス会社に依頼する

 1999年に動物の火葬サービスが停止されて以来、政府は収集された動物の遺体を埋め立て地で処分している。ペットのホスピスや火葬を必要とする人は、そのようなサービスを提供する民間企業(ホスピスサービス企業)にて行うことができ、近年、ペットホスピス企業の数は増え続けている。

 一般的に、ペットに提供されるホスピスサービスには、火葬とバイオクリメーション(※)の2つのタイプがある。原則24時間受け付けており、火葬なら即日対応可能。ペットは施設に移送された後、火葬またはバイオクリメーションが行われるまで、冷却ユニットで保存される。火葬の場合、必要に応じて遺灰を受け取ることが可能。(※バイオクリメーション Bio Cremation…薬剤入りの水につけて遺体を溶かし、液状化させること)

※公共の浄化と迷惑行為の防止に関する規則(Cap.132の補助法)のセクション10。公務員の許可がある場合を除き、人通りや公共の場、建物の共有スペース、河川、水路、排水溝、貯水池、香港の水域、および政府の所有物に死骸を放置することは最高25,000ドルの罰金と6か月の懲役が罰せられます。


動物と触れ合おう!

ペットカフェ・動物公園リストアップ

 

ここまで読んだ方はもう動物愛好家の方々が主だと思うが、飼いたくても飼えない方は少なくないはず。そこで、現地スタッフが調べたオススメ動物スポットを紹介。お出掛けの参考にするも良し、そこにしかいない動物目当てで目的地にするも良し。動物を見て触れ合って、存分に癒されよう!

 

 【香港】

香港動植物公園 1871年公開、世界的にも長い歴史の動植物公園

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 同園は動植物園に留まらず生物保護にも重点的に取り組んでいる。1970年代より生物の飼育と繫殖に関する研究に力を入れ始め、今や生物多様性の教育センターとなり、主に鳥類、哺乳類、そして爬虫類が展示。

 

住所:Albany Rd., Central
時間:6:00~19:00、噴水・植物エリア 5:00~22:00、
温室/教育展示センター 9:00~16:30
ウェブ:www.lcsd.gov.hk/en/parks/hkzbg/index.html
料金:無料


香港湿地公園 楽しみながら環境問題に触れられる

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 「自然環境保護と湿地の重要性を理解してもらうため、2006年に一般開放。湿地保護区とビジターセンターがあり、映像を使った展示や、クイズ形式の展示もあるため、子供でも楽しみながら環境保護について理解できるだろう。

 

住所:Wetland Park Rd., Tin Shui Wai, Yuen Long
時間:10:00~17:00(火曜定休)
ウェブ:www.wetlandpark.gov.hk
料金:HKD30(18歳~64歳) 、
HKD15(3~17歳/65歳以上、その他学生など)、無料(3歳未満)

 


嘉道理農場 有機農場・野生動物保護区と動物たち

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 1.5㎢の敷地を持ち、美しい風景とタカ、フクロウ、オウム、イノシシ、小型爬虫類、ワニ、フラミンゴ、サル、ベンガルヤマネコなどが観察できる。生態系保全が目的の保護区の為、それぞれの生態地を模倣している。

 

住所:Kadoorie Farm and Botanic Garden, Lam Kam Rd., Tai Po
時間:9:30~17:00
ウェブ:www.kfbg.org
料金:大人(12歳~59歳)HKD30、
子供(5歳~11歳)HKD15

 


屯門公園 絶滅危惧種が暮らす公園

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 新界で最初の多目的パーク。主要の「爬虫館」は、500㎡にも渡りカーペットパイソン、エリマキトカゲ、イグアナなどその名の通り様々な爬虫類が観察でき、その他標本や彫刻像なども展示されている。

 

住所:Tuen Mun Heung Sze Wui Rd., Tuen Mun
時間:爬虫館 9:00~18:00
ウェブ:www.lcsd.gov.hk/en/parks/tmp/index.html
料金:無料

 


香港海洋公園 Ocean Park ご存知、香港で最大のアミューズメントパーク

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エンターテインメントだけでなく、12,000匹の動物の生息地でもあり、海洋生物教育と科学研究を推進する役割を担っている。サメ、エイ、イルカ、ペンギン、アシカから果てはパンダまで、様々な動物に出会える。

 

住所:Ocean Park, 180 Wong Chuk Hang Rd., Aberdeen
時間:季節、日により異なる(ウェブ参照)
ウェブ:www.oceanpark.com.hk
料金:大人(12歳以上)HKD498
子供(3~11歳) HKD249

 


Urban Café 保護猫たちと素敵なひと時を

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 猫屋敷よろしく50匹を超える野良猫を保護している。店内には同時に10匹以上の猫たちが過ごせるスペースがあり、カフェなのでもちろん飲食も可能だ。店に入る際シューズカバー着用義務など衛生管理も徹底している。

 

住所:6/F., Camelpaint Building Block 1, 62 Hoi Yuen Rd., Kwun Tong
2 /F., Kiu Kin Mansion, 566-568A Nathan Rd., Mong Kok
時間:Kwun Tong 12:00~22:00、Mong Kok 12:00~23:00
フェイスブック:URBAN Café
インスタグラム:urban.cafe.hk

 


Teddy & Poodle Cafe  犬に囲まれる生活を体験

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 心ゆくまで犬との触れ合いを楽しめる空間を提供、犬に囲まれる生活を望む人には最高の場所だ。毎月獣医の診察や体調に気を配りシフト調整をし、犬たちへの健康ケアを欠かさないので思う存分犬と戯れることができる。

 

住所:2A, 1-5 Foo Ming St., Po Foo Bldg., CWB
時間:12:00~21:00  電話:6648-6881
フェイスブック:Teddy&Poodle Cafe
料金:HKD78(30分/1ドリンク付)

 


蝶豆花園 Butterfly Valley 新界で緑と自然に触れ合おう

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 去年オーストラリアから迎え入れた6匹のアルパカが大人気、各地からの動物愛好家がやって来る。アルパカ以外に兎や羊なども触れ合える。パドルボートに乗ったり、散策したあとはカフェで一休みも可能だ。

 

住所:Butterfly Valley, No. 8 Fung Yuen Rd., Tai Po
時間:10:00~18:00
ウェブ:www.butterfly-valley.com
フェイスブック:蝶豆花園 Butterfly Valley
料金:Facebookで確認

 


【広州】

紫满屋 柴犬主题咖啡屋 柴犬と遊べる和式カフェ

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 畳を敷いた店内ではシンプルでまったりできる場づくりを意識し、撮影スポットなどは設置せず、お客様が心地よく柴犬と触れ合う空間を作り上げている。柴犬の正しい接し方を親切に教えてくれるので、初めてでも安心。

 

住所:広州越秀区教育路塩運西正街26号
電話:131-0671-3212
時間:火~日 12:00~21:30
料金:38元/90分(フード・ドリンク別、要予約)

 


宠宠欲动 広州唯一のアルパカが目玉

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 広州初上陸、2匹のアルパカのほか、猫、兎、ミニブタなどと触れ合える。頼めば餌やりも可能。清潔感がある店舗で、動物は定期的に予防接種を実施。ただし、アルパカは唾を飛ばすのでお子様が一緒の際は要注意だ

 

住所:広州天河区天河南路80号3階
電話:139-2408-6928
時間:10:00~23:30
料金:68元/人

 


【深圳】
宠府 室内にポニーが!

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 深圳初、なんと屋内でポニーと二ホンジカを飼っているカフェ。そのほかにはミニブタ、柴犬、アンゴラうさぎ、フェレットなどお馴染みの動物も。20階のCat Naughty Carpでは、アルパカ、猫などがあなたを待っている。

 

住所:深圳市羅湖区賓客路海燕ホテル1906,2006
電話:198-6589-8235
時間:月~金 12:00~21:30、土日祝 11:00~22:00
料金:65元/人

 


MQ浣熊&柯基狗咖 貴族気分も味わえるペットカフェ

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 欧州宮廷風のカフェ。看板動物はコーギーだがアライグマ、うさぎ、ハリネズミなども。店主は続々と新しいメンバーを迎える。コーギーがモチーフのスイーツや装飾品が多数あり、コーギーへの酔狂さが伝わってくる。

 

住所:深圳市福田区石厦街新天世紀ビジネスセンターB座11階-11号
電話:189-2527-7882
時間:10:30~21:30
料金:81元/人

 


香港・ペットと遊べる公園一覧
ペットとお出かけしよう! 香港のペットパークリスト

香港では公園のドッグランが大変充実している。ペットを飼っている人は是非ご自宅の近くのペット
と行ける公園を抑えておこう。香港の愛犬家に聞いたリアル事情も一緒に掲載しているので、犬好きは一読すべし。

▶詳しくはこちら

 


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