祝・25周年! 九龍オフィス創業「三宝不動産」

2019/11/13

sanpo1入居時の安心感と、迅速なアフターフォローで、
満足度の高い「三宝不動産」

初めて香港で生活するとなったとき、一番初めにお世話になるのは、不動産会社の担当者ではないでしょうか。そこで、今後の生活に安心感がもてるかどうかが決まると言っても過言ではありません。今年創立25周年を迎えた「三宝不動産」は、『入居から退去までの「なが~いお付き合い」』をモットーに、入居時だけでなく、お住まいの間に起こるあらゆるトラブルにも対応しています。だからこその安心感!
創立25周年、この記念すべきタイミングに、九龍オフィスも創業となりました。そこで、香港オフィス代表・茂木 光信さんと、九龍オフィス代表・鶴見 国光さんにお話を伺いました。

①三宝不動産香港オフィス創立25周年を迎えての率直な感想をお聞かせください。
茂木様:月日が経つのは本当に早いもので、もう25年!? といった気持ちです。

②25年前、香港進出を果たしたきっかけは何だったのでしょうか?
茂木様:大学卒業後から、日本で不動産関係の仕事をしておりました。それもあり、香港人の友人に、香港で日本人を対象とした不動産会社を一緒にやらないかと誘われ、パートナーを組んでスタートしました。駄目元で、1年もたなければ帰国すればいいや! と思って始めたものの、おかげさまで、気づいたら25年が経っていました。
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③その後、長い歩みの中で、壁にぶつかることもあったかと思います。大変だったことや、それをどのように乗り越えたか、ターニングポイントとなったことなどありましたら、教えてください。
茂木様:1990年代から始まった日系企業の進出ラッシュで、運よく業績も好調続きだったのですが、2003年のSARS流行で日本人顧客が減少し、一気に業績が落ち
込んだときは、正直かなり不安でした。しかし、これまでの貯えもあったため、こういうときは休むいい機会だと気持ちを切り替え、次の準備をしながら時を待っていました。すると、1年もしないうちにSARSの問題も終焉し、その頃には、いつの間にか競合業者も減っており、業績が急回復しました。

④今後の展望についてお聞かせください。
茂木様:実は、業績が好調だった2000年初め頃、紅磡(ホンハム)にラグナベルデ(海逸豪園)などが建ち始め、日本人も増えてきたので、そのタイミングで紅磡店をオープンする予定でした。店舗も借りる直前まで話が進んでいたのですが、紅磡店を任せる予定だったスタッフが突然辞職し、立ち消えになってしまいました。
今回は、暖簾分けというかたちで、2016年から弊社で勤務してくれていた鶴見さんによる九龍オフィスの立ち上げになりますが、わたしにとってはリベンジの思いです!

⑤現在の香港不動産事情はいかがですか? おすすめのエリアや物件などはございますか?
茂木様:現在の香港情勢により、SARS流行時以上に香港の不動産事情は悪化し出しています。また踏ん張りどころですね。
弊社は、地域密着営業がメリットなので、オフィスのある西湾河(サイワンホー)・太古(タイクー)エリア、そして、紅磡エリアがおすすめです! 何かあった場合でも、いつでも弊社スタッフがすぐにご自宅まで伺えますし、お客様にも弊社オフィスへ気軽にお立ち寄りいただけますので、安心していただけるかと思います。
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⑥九龍オフィスオープンを迎えての率直な感想をお聞かせください。
鶴見様:香港生活23年目、これまでとは全く違う業界で、かつ、50歳を超えてからの独立! これを機に、23年前に香港に来たときの初心に戻り、心機一転という気持ちです。

⑦いつ頃から九龍オフィスの構想はあったのでしょうか? また、その理由を教えてください。
鶴見様:実は、1996年にメーカーの駐在員として香港にやってきました。20年も駐在員をしていたのですが、その間に香港人の妻と結婚し、息子も授かりました。い
よいよ会社から本帰国命令が出たとき、愛する家族を形成した香港で引き続き暮らし続ける!と決意し、茂木さんに相談したのをきっかけに、三宝不動産(香港オフィス)に勤務することになりました。それが、2016年5月の話です。茂木さんには、駐在で香港に来たときから、引っ越しの度にずっとお世話になっていたんです。実は、不動産屋と顧客の関係だったんですよ。
茂木さんから、元々、九龍オフィス立ち上げの構想があったことも聞いていたので、勤務し始めた当初から、それは意識していました。これまでいた業界とは全く異なるものの、様々な背景で香港に来られる方々の、現地での生活の第一歩のお手伝いをしたいという気持ちが高まり、香港不動産代理店の経営者資格獲得のための試験挑戦を続けました。

sanpo3⑧九龍オフィスの役割についてお聞かせください。
鶴見様:創業当時からの基本姿勢であります「地域密着型の営業展開」に基づき、香港オフィスは、西湾河・太古エリアを中心に香港島の不動産を担い、九龍オフィスは、紅磡・黄埔(ワンポア)エリアを中心に対応させていただきながら、九龍(カオルーン)・新界(ニューテリトリー)地区をサポートできるようにしています。
この結果、両オフィスで、香港全域の住宅・オフィス・店舗の賃貸・売買対応が可能で、香港で生活される日本人のお客様に対して、香港生活のスタート時点から、香港の広範囲でお手伝いさせていただく体制を整えました。

⑨創業に至るまでに、一番苦労なさったことは何でしたか?
鶴見様:大変だったことは、主に2つあります。
1つ目は、香港不動産代理店の営業員資格試験合格までに5回も要したこと、そして、経営者資格試験合格までには7回も要したこと。本当に苦労しましたが、わた
しの座右の銘「継続は力なり」を実現できました。息子にも、いい後ろ姿を見せられたかなと思っています。
2つ目は、九龍オフィスの銀行口座開設。口座開設にあたり、80分ほどの面談がありました。香港生活も長いので、言葉はできる方ですが、英語・北京語・広東語による様々な質問攻撃にタジタジになりました(笑) その面談の約1ヵ月後に、無事口座を開くことができました。

⑩九龍オフィスの今後の展望を教えてください。
鶴見様:仕事、つまり、お客様、住宅・店舗・オフィスなどのオーナー、管理会社、修理業者などの仲介役を通じて、日本の方には益々香港に興味をもっていただく、香港の方には益々日本に興味をもっていただけるような、国際交流の草の根的な役割を果たしていきたいです。


 

三宝不動産(SANPOU PROPERTY AGENCY)sanpo
ウェブ:
www.san-pou.co.jp/hk

香港オフィス
住所:Rm. 1003, 10/F., Marina House,68 Hing Man St., Sai Wan Ho
電話:(852)2566-0155
携帯:(852)9831-5200
メール:info@sanpou.com.hk
担当:茂木 光信(もてぎ みつのぶ)

九龍オフィス
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携帯:(852)9866-3397
メール:info@sanpou-kowloon.com.hk
担当:鶴見 国光(つるみ くにみつ)

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