日本語コンサルタント・サイキさんインタビュー「プルデンシャル香港」葵芳

2018/09/12

お客様の人生と一緒に歩みたい

思わず「本当に広東語話せますか?」と聞きたくなるほど、日本語が堪能。所作はやわらかく、優しい笑顔がとっても素敵なサイキさん。現在はプルデンシャル生命で活躍するビジネスマネージャー。物腰穏やかな女性だが、心は熱く芯のある女性。

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日本に留学していらしたそうですが?

香港のセカンダリースクールを卒業して、すぐに日本へ留学しました。最初は日本語の強化の為、日本語学校に入学、2年間徹底的に勉強したあと、短大へ入学しました。
香港人は外国語に関しても積極的だと言われますが、私はその反対でなかなか話し始めるまでに時間がかかりましたよ(笑)
その後、積極的にアルバイトなどをして日本の社会に溶け込み始めました。

 

大学には留学生枠として入られたのですか?

いいえ、留学生枠ではなく、普通に受験して入りました。偶然にも外国人は私一人であったこともあり、学内では留学生というくくりはなく、日本人の学生と一緒に学校行事、サークル活動にも積極的に参加しました。もちろん苦労もありましたが、友人にも恵まれ学生生活を精一杯楽しむことができました。

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学生生活の間、学業以外にも何かされましたか?

先ほどにも出ましたが、アルバイトをたくさん経験しました。その他にも他の活動や語学教師なども経験しました。それらの社会経験を通して日本人の考え方や物事の進め方を肌で感じ、作法等も学ぶことができました。当時は必死でしたが、そうしているうちに日本社会にどんどん溶け込んでいけました。
また鉄は熱いうちに…ではないですが、若い時に学ぶことが出来たのも日本に馴染めた要因だったのかな、とも思います。今でも日本での全てのことは私のコアになっています。

 

帰国後はいかがですか?

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日本人の香先生から書道を習っています。日本の書道は力強さより優美・流麗を求めようとし、浅いが軽快明朗であり、純粋さでまさるとのことですので、私は日本式の書道にこだわっています。
また、最近は書道の先生にご縁を頂いて日本のソーシャルマナー2級の認定を受けました。
日本にいた時もアルバイトを通して叩き込まれましたが、心の通うマナーを改めて学びたいと思い挑戦しました。マナーとは相手に対する思いやりの気持ちを形に表したもの、相手に対しての思いやり、気遣い、心遣いをきちんと表して伝えるもの、この日本らしい考え方にとても共感しています。

 

 

 

 

小さい頃はどんなお子さんでしたか?

今から思えば大人しい子供だったと思いますが、友人にはよく頼られるタイプでした。
子供のころから、算数が得意で数字には強かったです。両親は私専用の通帳を作ってくれ、貯金をしていましたね。また、両親は度々少ない金額のお小遣いをくれ、その限りあるお金をどう有効に使うか、生活の中で常に考えさせられました。小さいころからお金の教育は大切だと思っています。いつか仕事を通して「子供お金教室」のような形が出来たらいいな、と思います。

 

現在はプルデンシャル生命のマネージャーとして活躍されていますが、この仕事を選ばれたきっかけは?

以前は大手クレジットカード会社のカスタマーセンターで働いていました。お客様の問い合わせや、困りごとなどを解決する仕事ですね。もちろん、それなりにやりがいはありましたがお客様が疑問や問題を解決されるまでの短い関係に少々さみしさを感じていました。そして自分の先の将来を考えはじめました。
自分の強みは一体なんなんだろうとも考えました。私はもともと友人や周囲の人から頼られることが多く、また人の話をじっくり聞くのが好きでもあります。その上で必要に応じて解決方法を考えていくことも得意で、そんな強みをいかせる仕事はないか、そして、もっと長期に渡ってお客様と関わっていきたいと考えていたところ、この仕事に出会い、敏腕マネージャーの下で修業をつみ、今、この仕事をさせて頂いています。

 

人生の転機

ちょうど仕事について色々考えていた頃でした。
父が健診をしたところ、残念なことに癌が見つかりました。その後に父は逝ってしまいました。仏教用語の老病生死を本当に痛感しましたね。病気が見つかってから、短い間でしたが、保険のおかげで母は看病に専念することが出来ましたし、母もその後の生活の心配もなく今も元気に過ごしています。つくづく保険に入っておいて良かった、と実感しました。
また、当時は最も大事である病院選び、医師選びも分かりませんでした。どうしていいか分からなかった。今は仕事の様々な経験を通して、医療情報の提案もお客様に出来るようになりました。このような時こそ私に頼ってほしいですね。

 

この仕事の魅力は?

この仕事の良いところは自分がファイナンシャルプランナーとして各ご家庭の移り変わりに長年寄り添っていけるところです。学資保険に入って頂いた赤ちゃんが、元気に成長してゆく姿をみると嬉しくなります。いずれ、そのお子さんが学校に上がり、大学に行き、就職、結婚、そんな人生の節目に立ちあえるかと思うと非常に幸せです。この仕事の醍醐味です。

 

プライベートはどのように過ごされますか?

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友人と過ごしたり、お習字に出かけますが、あまりプライベートと仕事を分けないタイプです。
もし異国で病気になったら不安ですからね。それは私には良くわかりますから。万が一、病気になってしまったら、可能な限りお手伝いさせて頂いてます。
香港での医療情報の提供や言葉の面でお手伝い出来たらと願っています。

 

 

 

 

 

 

今後の目標をお聞かください

先ずは今を一所懸命頑張るのが一番です。今後、たくさんの人に出会いたいですし、お客様の人生に出来るだけ長く寄り添っていきたいと願っています。保険は買って頂いたら終わりじゃなくて、そこからがスタートです。そして少しでもお役に立つことが出来れば嬉しいですね。

 


Phan Ho yan Psyche さん
名古屋芸術短期大学卒業。大手クレジットカード会社を経て、現在はプルデンシャル香港にてビジネスマネージャーを務める。

 

プルデンシャル香港
住所:11/F., Metroplaza Tower 1,223 Hing Fong Rd., Kwai Fong
電話:(852)9202-4692
メール:psychephan@gmail.com

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