香港和僑会の起業塾で成功した人たち

2018/04/23

香港で起業したい人々を支援するために2014年3月に設立された「和僑キャピタル」。香港で起業して事業に成功した方々が中心となって、起業前の相談から出資、経営相談に至るまで様々な起業支援を行っている。今回はその取り組みでビジネスの成功を収めた、和達知創作社Watashi Create代表取締役社長/校長 鈴木妃佐子さんに話を伺った。

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幼少期はどのようなお子さんでしたか?
好奇心旺盛でアイディアが浮かぶといてもたってもいられなくなってしまうような子供でしたが、一方で図書館が大好きでしたので、いつも本を読んで
いました。

香港に来てから私の人生を変えた出来事
日本国内のアパレル会社に勤務した後、1995年に来港しました。数年はアパレル会社に勤務していましたが、結婚して子供が生まれた後、日本語教師をしていた同僚に勧められて子育てと仕事の両立という事情もあり、日本語教師へ転向しました。その後、ずっと日本語教師として日本語を教えています。

和達知創作社を設立しようと思ったきっかけについて
多くの香港人に助けてもらい、何か恩返しがしたいと思うようになりました。香港人に日本のことを教えて、日本人に香港のことを知ってもらえる、交流を図ることができる場を創り出すことができればいいな、という想いがありました。そこでこれまでの人脈を活かして香港で起業したいという気持ちがふつふつと湧いてきたんです。日本文化の普及と日本語を教えることをメインにした学校を設立するアイディアが浮かび、当時、勤めていたアパレル会社の吉田社長(現和僑会副会長)に事業計画書を持って行った所、香港和僑会の和僑キャピタルを紹介してくださいました。

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和僑キャピタルからの出資の経緯について
私が初めて香港和僑会の門をくぐったのは、起業しようと思い立ってから1か月後の2014年10月でした。翌年2月、和僑会の荻野会長に初めて事業計画書を見せた所、そこで厳しい意見をいただき、荻野会長にはもう頼まないと考えていました。すると「なぜ事業計画書を持って来ないんだ!」と荻野会長より叱咤をいただき、事業計画書を見直して同年7月、荻野会長を再訪しました。2回目に提出した事業計画書が認められ、こうして和僑キャピタルの出資が決まりました。

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和僑会の和僑キャピタルについて
どうしても敷居が高いイメージがついてしまいますが、実際は和気あいあいとしていて、皆で支え合っている会です。これまで培ってきた経験を活かして自分のやりたいことを起業し、その後も和僑キャピタルの方々がサポートしてくれるので、万が一、道を逸れてしまっても軌道修正ができるという点においてリスクは十分軽減できると思います。

これから起業を考えている日本人の方へのメッセージ
一歩を踏み出すのはとても勇気がいることだと思いますが、私自身、起業をして色々な経験をすることができました。今は起業当時に荻野会長が「一歩ずつ見える風景が違ってくる」と仰っていたことを実感しています。一歩ずつ歩んでいくことで色々な風景が見えて、人間的にも自分が成長していける道だと思いますので、ぜひ、頑張って一歩を踏み出してほしいです。

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鈴木妃佐子氏のプロフィール
いままで親切にしてもらった香港人に恩返しをしたいという想いで2016年1月、完全プライベート制の日本文化と日本語を教える学校を起業。現在は日本語教育、日本文化を紹介すると共に香港人と日本人の友好にも力を注いでいる3児の母。

和達知創作社 Watashi Create
住所:Flat A & B, 19/F., Carfield Commercial Bldg., 75-77 Wyndham St., Central
電話:(852)9043-2280
メール:[email protected]
ウェブ:https://sites.google.com/site/watashicreate/

香港和僑会

香港和僑会
住所:Unit 329 & 330, 3/F., Hankow Centre, 5-15, Hankow Rd., TST
電話:(852)2730-1055
ウェブ:www.wa-kyo.org

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