海外で作る自分年金セミナーin香港&深圳開催のお知らせ「インデックス運用VSアクティブ運用」

2017/05/22

世界の株式市場で株価指数の構成銘柄を丸ごと買うインデックス運用が急激に広がっている。日本株市場では投資信託の8割、年金運用の7割に達している。低コストで市場平均並みの成績を狙うのが効率的との見方が強まっていることが原因だが、業績や将来の成長性で個別企業を選別する市場の大切な機能が衰えてしまいかねないリスクもある。

株式運用は有望銘柄を個別に選ぶアクティブ運用と、株価指数に組み入れられた全銘柄を機械的に買うインデックス運用の2つに大別されるが、アクティブ運用からインデックス運用に資金を移す投資家が後を絶たない状況だ。先導するのは巨大な公的マネーで、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は日本株投資に占めるインデックス運用の比率が8割を占める。

謙信アセットコンサルティング(香港)代表の木津英隆氏は「大半のアクティブ運用はインデックス運用の投資成績を長期的に上回ることが難しく、個人年金プランなど長期積立を目的とした投資の場合、インデックス運用を中心としたファンド構成にした方が良い。」と述べているが、インデックス運用の場合、構成指数銘柄に入っている限り、経営危機にある会社の株式も自動的に購入してしまうことになり、本来の意味での株価形成がゆがむ懸念もある。

多数のアクティブ運用者に頑張ってもらってこそ市場は効率化し、インデックス運用も機能することになる。最近あまり耳にしなくなった「モノ言う株主」の登場がいまの時代にこそ求められているのかもしれない。

もはや自分の年金は自分で作る時代、将来的な年金削減リスクに備えて、アジア屈指の国際金融センターである香港の金融商品を活用するメリットについて詳しく知りたい方は、「海外で作る自分年金セミナー」に参加されてみてはどうだろうか? 香港・深圳での個別相談会は随時開催しているので、気軽に問い合わせてみると良い。

Kenshin

プロフィール: 木津英隆(きつひでたか)
謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役。格付け会社勤務経験を生かした金融商品のリスクとリターンの丁寧な説明に定評がある。
ブログ「香港IFA木津英隆のマネーは巡る」でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

 <セミナー日時・場所(参加費無料)>
6月2日(金)香港10:00~12:00もしくは19:00~21:00
6月3日(土)香港10:00~12:00もしくは14:00~16:00
6月4日(日)深圳10:00~12:00もしくは14:00~16:00
※以下HPの「セミナー申込」もしくはQRコードをスキャン

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HP:www.kenshin.com.hk
Email:kitsu@kenshin.com.hk
電話:(852)9062-0532
WeChat:hidekitsu1

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