海外で作る自分年金セミナーin香港&深圳開催のお知らせ 「自分の年金は自分で作る時代」

2017/01/03

年金支給額の上昇をおさえる「マクロ経済スライド」を強化する国民年金法改正案が国会で可決された。今回の年金法改正案には、現役世代の将来の年金受給水準を維持するため、賃金の変動に合わせて年金額を改定する仕組みが盛り込まれている。

これまでは物価よりも賃金が下がった場合には、原則として物価分だけしか支給額を減らさない仕組みになっていたが、新ルールでは、賃金が減るならばそれだけ現役世代が苦しくなり、年金制度を支える力も弱まるので、賃金が減った分と同じだけ年金も減ることになる。

さらに今回の法案には、年金受給者の増加や現役世代の減少に合わせて、年金支給額を毎年小刻みに切り下げていく「マクロ経済スライド」と呼ばれる仕組みの見直しも盛り込まれている。今回の対策のほかにも、制度の持続可能性を高めるためには、年金の受給開始年齢の見直しや、私的年金の充実などの大きな改革が避けて通れない状況となっている。

内閣府調査によると、公的年金をもらえる額から支払った額を差し引いた生涯収支を世代間で比べると1955年生まれ(62歳)世代の収支は数千円のプラスに縮小し、それ以下の世代の収支はマイナスになる。最も損をする1985年生まれ(32歳)は712万円の受け取り不足になる。今後も少子高齢化が改善されない場合、年金の受給開始年齢も段階的に70歳以上に引き上げていかざるを得ない状況だ。

もはや自分の年金は自分で作る時代、将来的な年金削減リスクに備えて、アジア随一の国際金融センターである香港の金融商品を活用するメリットについて詳しく知りたい方は、「海外で作る自分年金セミナー」に参加されてみてはどうだろうか? 香港・深圳での個別相談会は随時開催しているので、気軽に問い合わせてみると良い。

木津英隆

プロフィール: 木津英隆(きつひでたか)
謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締役。格付け会社勤務経験を生かした金融商品のリスクとリターンの丁寧な説明に定評がある。ブログ「香港IFA木津英隆のマネーは巡る」でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

<セミナー日時・場所(参加費無料)>
1月14日(土)14:00~16:00香港上環オフィス
1月15日(日)14:00~16:00 深圳粤海酒店
※以下HPの「セミナー申込」or「個別相談申込」をクリック
HP:www.kenshin.com.hk
香港携帯:(852)9062-0532 中国携帯:(86)136-9184-0363

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