「企業物流」のプロ集団 日新運輸倉庫(香港)有限公司

2016/07/04
中島 剛さんと安國雄一さん

副総経理・中島 剛さん(左)と総経理・安國雄一さん

日本の物流企業大手、株式会社日新が1955年、中国が海外で初めて東京/大阪で展示会を開催した際、展示品についての通関・輸送の諸作業を担当したことをきっかけに始まった中国事業が今年で61年目を迎える。そして、同社の子会社として1974年に設立された日新運輸倉庫(香港)有限公司は、香港、華南エリアの成長と共に、営業拠点、施設、提供業務を順次拡大してきた。

設立当初は日本から華南地区に建設される工場に向けての設備の輸送を多く取り扱っていたが、現在は同社の得意分野ともいうべき電子部品や自動車、そしてここ数年の香港での「日本食材ブーム」により食品の取り扱い量もぐっと増えてきたという。このような運ぶ「物」そのものだけでなく、海上輸送における革命ともなったコンテナの登場や、燃費のよい大型船の導入、また徹底した温度管理のもとでの輸送が可能になったコールドチェーンの普及など、物流業界を取り巻く環境はこの60年で大きく変化した。しかし、その中でも同社が一貫して大切にしているのは誠意と心遣いだ。

何事もなく届いて当たり前と思われがちな物流の世界。確かに日々世界中で無数の荷物が輸送されていることを考えると、トラブルに巻き込まれるのは稀なことかもしれない。しかし、ひとつの荷物を届けるためにはまずは飛行機・船・トラックなどの輸送手段が必要で、
その間には人によるオペレーションも入る。細心の注意を払っていても事故をゼロにするのは難しいのが現実だ。「例えば、契約書に『輸送中の事故による補償額が10万円』とあったとします。でもそこで実際に事故が起きてしまった時に、10万円支払って『はい、おしまい』では我々の存在価値はないと思っています。」と副総経理の中島氏が語るように、いざ何かが起きてしまったときに、いかに迅速日新に、いかに正確に状況を伝え、どれだけ誠意を持って対処するかが重要なのだという。送り主や送り先だけではなく、実際に荷物を運んでくれる航空会社や船会社も含め「全員がお客様」という気持ちを常に忘れずに業務に当たっており、その姿勢と、各分野の精通したスタッフによる決め細やかな対応が、今日の顧客との信頼関係の礎となっている。

現在香港では、朝、九州の市場で競り落とされた野菜をその日の夜には食べる事ができる。これは香港の港が通関も税関もない「フリーポート」であるというところが大きいが、より新鮮な状態の野菜を口にすることができるその背景には、輸送に関わる人たちのまごころがあるのだということを感じずにはいられない。

 

 

日新運輸倉庫(香港)有限公司
日新運輸倉庫(香港)有限公司
住所:13/F., China Insurance Bldg., 48 Cameron Rd., TST
電話:(852)2520-1636
メール:[email protected]
ウェブ:www.nissinhkltd.com.hk

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