海外で作る自分年金セミナー「銀聯カードの海外引き出し制限」謙信アセットコンサルティング

2015/11/09

中国国家外貨管理局は、中国の「銀聯カード」を使って海外で外貨を引き出す際の上限額を、来年1月1日から1枚当たり1年間で最高10万元(約190万円)までとする規制を決めた。現在は1日1万元(約19万円)まで引き出し可能だが、これに年間の上限が追加されることになる。
外貨管理局では今回の規制の理由を「マネーロンダリング問題への対策」と説明しているが、海外を訪れる中国人観光客の「爆買い」を支えてきたカードだけに、日本国内のスーパーやデパート等の売上にも影響が及ぶことになりそうだ。
中国に駐在する日本人も、これまでは日本へ一時帰国時に1日1万元(約19万円)相当の日本円を日本国内のATM機で引き出すことができていたが、これも来年からは1枚当たり1年間で最高10万元(約190万円)までに制限されることになる。また、中国から一人2万元もしくは5,000米ドルを超える現金持ち出しは税関への申告が必要となり、中国から国外へ海外送金できる金額も年間5万米ドルまでと制限されている。
謙信アセットコンサルティング(香港)代表の木津氏は「中国に駐在する日本人の皆様は、アジア随一の国際金融センターである香港で銀行口座開設をして、計画的に香港の銀行口座への資金移動計画を立てた方が良い。」と述べている。
一国二制度のもと、資金移動の自由が保証されている香港の金融機関を活用するメリットについて詳しく知りたい方は、「海外で作る自分年金セミナー」に一度参加されてみてはどうだろうか?セミナー後に事前予約制の個別相談会も開催している。

木津英隆さん<セミナー日時・場所(参加費無料)>
11月21日(土)14:00~16:00深セン粤海酒店
11月22日(日)14:00~16:00香港日本人倶楽部
※以下HPの「セミナー申込」or「個別相談申込」をクリック
HP: http://www.kenshin.com.hk
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プロフィール:木津英隆(きつひでたか)
謙信アセットコンサルティング(香港)代表取締
役。格付け会社勤務経験を生かした金融商品
のリスクとリターンの丁寧な説明に定評があ
る。ブログ「香港IFA木津英隆のマネーは巡る」
でも独自の視点で世界の金融情報を発信中。

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