ヘアサロン「カパス・バイ・ディーノート」オーナー大久保さんインタビュー

2015/04/20

昨年12月で18周年を迎えたヘアサロン「kapas by d’note」。MTRコーズウェイベイ(銅鑼湾)駅から徒歩3分ほどのYiu Wa St.に位置し、店内に一歩足を踏み入れると、ここが香港であることを思わず忘れてしまうような落ち着いた癒しの空間が広がっている。白とグリーンを基調とした店内は欧風のガレージをイメージしており、窓から差し込む日差しが心地良い。

返還前から香港で活躍しているオーナー兼スタイリストの大久保さんは、経験豊富で技術にも定評があり、日本人だけでなくその評判を聞きつけて訪れる香港人も多い。また、「ブリティッシュ・ロックが好き」と言う彼の趣味はロックバンド。今回はそんな大久保さんにお話を伺った。

カパス

◆昨年「d’note」から移転し、「kapas」としてオープンされましたが、

店の名前にはどんな意味が込められているのですか。̶̶お客様には、忙しい香港でペースを落として、元気になってもらいたいと考えています。また、髪はもちろん、人にも地球にもやさしいサロンをやりたかったので、kapasという店名に変更しました。kapasは、風水師に相談したところ意味的にも音の響き的にも良いということで決めました。また、コットンの木という意味もあるようです。

◆オススメの春のヘアスタイルを教えてください。

̶̶毛先にパーマをかけたり、多色使いのカラーを入れたりして軽い質感を表現すると春らしくなりますね。ミディアムボブ、ロングからショートにしたい方、ショートから伸ばしたい方にもおすすめです。

◆香港は湿気が多く水質も悪いと言われています。ヘアケアをするに当たり気をつけることはありますか。

̶̶植物系のアミノ酸系シャンプーを使ったり、保湿効果のあるトリートメントを使うことをお勧めします。当店では、日本の商品を中心にオーガニック系の物を使用しています。気なることがあれば何でもご相談ください。

◆オープン当初の苦労したエピソードはありますか。

道路工事や水道管の破裂や予告の無い断水で、店の水が急に出なくなった事が何度かありました。そのときは、スーパーへ水を買いに行き、ポットでお湯を沸かすなどして対応しました。また、お客様を友人のヘアサロンに移動したこともありました。

◆お客様との思い出があれば教えてください。

̶̶転勤などで香港を離れても、年に数回来店していただいているお客様が何人かいらっしゃいます。2度目、3度目の駐在で来店していただいている方、オー
プンからずっと来店していただいている方、お子様を含めご家族でいらっしゃっている方、また、当時お子様だったお客様が今社会人になってお越しいただいていただいているというお客様もいらっしゃいます。私自身音楽の趣味があり、バンドに引き込んだお客様もいます(笑)。

◆趣味のバンドについて教えてください。

̶̶ブリティッシュロックが好きでベースを担当しています。好きなアーティストは、ポール・ウェラー(JAM、スタイル・カウンシル)、ノエル・ギャラガー(オアシス) 、Travis、Coldplay、The stripes、Thee Michelle Gun Elephant、Franz Ferdinand、The fratellisなどです。

今回撮影に協力してくれたカットモデルのAngelaさんは、「広がりやすかった髪がこんなにきれいにまとまって感激です!ヘアスタイルが決まると気分が良いですよね。また来ます!」と大満足の様子だった。香港でヘアサロン選びに悩んでいるあなた、癒しの空間kapas by d’noteで新しい自分を手に入れよう!

kapas by d’note      大久保さん

kapas by d’note
住所:15/F., Nam Hing, 39 Yiu Wa St., CWB
電話:(852)2882-3662
時間:月~金 9:30~19:00 土日祝 9:30~18:00、 水曜定休

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