キレイをつくるレシピ帳 第57回「サバ缶レシピ」

2020/05/20

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜 サバ缶レシピ



DSC_1252 少し前から健康によく、缶詰で手軽に美味しく食べられるとブームになったサバ缶。

 青魚の王様と言われる「サバ」には、魚の良質なタンパク質に加え、血管をしなやかにして血流を促す作用のあるEPAやDHAがとっても豊富。前述の栄養素は熱に弱いのですが、サバ缶はサバを生のまま詰め、空気を抜いて加熱するため、DHA・EPAが壊れずに残っているそう。今回は旨味となる缶汁は一緒に炊き込み、サバはあと乗せして火を通しすぎずふっくら栄養も美味しくいただける炊き込みごはんレシピをご紹介します

 

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❶ 米を炊く30分前に研ぎ浸水させ、ザルにあげしっかり水気を切る。人参はいちょう切り、たけのこは縦8等分にし薄切り(共に2~3mm幅程度)にする。

❷ サバ缶はサバと缶汁を分け、鍋に米を入れ、缶汁、A、出汁を合わせたものを加える。

❸ たけのこ、人参を乗せ、蓋をして鍋を強火にかけ、煮沸したら弱火にして10~12分。火を止め、②のサバを乗せ再度蓋をし10分蒸らす。

❹ 炊けたら底からすくいサックリと混ぜて器に盛り、青味を好みで添え、白ごまを指でひねりながら散らす。

* 炊飯器で炊く場合は、缶汁とAを加え、出汁を2合の目盛まで加えたら、具材をすべて上に広げ炊飯してください。

 

 写真では、青味は今が旬の木の芽を添えていますが、手に入りにくい場合は、青ネギの小口切りや大葉のみじん切りなどお好みでアレンジしてくださいね。

 コロナウイルスの影響で自粛ムードのため家でのごはんが中心になる今時期は、日本人らしく炊き込みごはんでほっと和める時間を過ごしたいですね。手軽に美味しくキレイを手に入れられるお助け食材・サバ缶を使って、心も体も美味しくキレイを手に入れてくださいね

 


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。
協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学

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