キレイをつくるレシピ帳 第51回「山芋のポタージュレシピ」

2019/11/20

kawa1皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。
美容を絡めた日本のトレンドを基に、
「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、
本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、
心も体も美しくなりましょう!

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜山芋のポタージュレシピ

寒さにより代謝の悪くなる冬には、腎を強め、滋養と温め効果の高い食材を多く取り入れたいところ。11月から1月が旬の山芋は山薬とも呼ばれ、滋養強壮に優れ、利尿作用や便通をよくする働きがあるほか、ジオスニゲンという若返りホルモンとも呼ばれる成分を含んでいます。

今回はそんな旬の山芋を使用した、ポタージュレシピをご紹介します。

❶海老は背わたを取り2匹残して殻を剥く。海老・ニンニクそれぞれ粗みじん切り、山芋は半分にカットし、1/2は皮を剥き1センチ角にカットする。

❷鍋にオリーブオイル(おおさじ1)を熱し、海老2匹に軽く火を通し赤く色付いたら1度取り出す。同じ鍋にオリーブオイル(大さじ1)とニンニクを入れ香りを出し、カットした山芋・海老の身を加え炒め、ミキサーに移す。

❸同じ鍋に水(300ml)を沸かし、海老の殻・頭を加え(木べらで潰し旨味を出す)10分煮込み、ザルに空けスープを取り、②と共にミキサーに入れ攪拌する。煮立てている間に山芋1/2は周りの毛を直火で焼き落とし、1センチの輪切りにし酢水にさらす。

➍③のスープを鍋に戻し煮立て、山芋も加え火を通し、塩で味を整える。海老2匹も加え火を通す。器に盛り付け、から煎りしたかぼちゃの種を散らす。

海老は温性の食品で冷えやすい冬の時期に適し、高い抗酸化作用に優れたアスタキサンチンが、かぼちゃの種にはリグナンが豊富に含まれ、アンチエイジングにも効果的です。冬の肌荒れや乾燥肌・冷え対策にぴったりな組み合わせのポタージュで、美味しくキレイを手に入れてくださいね。

山芋

potage


こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会

参考文献:食品成分表、新エステティック学


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

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