花王SOFINAに聞く日焼け対策

2014/04/29

ソフィーナ  ソフィーナ

花王のSOFINAは、客観的に自分のお肌の状態を知ってもらおうと、日本の業界で初めて肌質測定器を使った販売接客を始めたスキンケアブランド。今回、花王スキンケア研究所の次田博士に実際に肌測定をして頂きながら、この時期のお肌のケアについて伺った。

この測定器、頬や目尻、口元などに2秒程度あてるだけで、保水力、皮脂量、弾力、血液循環、黒色素、細胞間脂質の測定ができる。また同時に肌写真も撮影、自分の肌の状態を確認しながら詳細な肌診断をしてくれるのだ。50倍に拡大された頬の写真には、三角形の線がいくつも写る。シワがこんなに!と驚いたが、これは良い状態なのだそう。よく耳にする「キメが整った肌」とは、この皮丘(ひきゅう)と呼ばれる三角形が均一にたくさんある状態のことで、悪い肌状態の人にはこの皮丘が全くないこともあるそうだ。「特に普段力強く洗顔していたり、こするようにマッサージしている人は皮丘がない状態の人が多いです。水分が表面に出てくることで、見た目は潤っているように見えるのですが、拡大してみるとひどい状態…ということがあります。」ではゴシゴシ洗いによるダメージ肌の人は、どうケアすればいいのだろうか。「肌の角層の生まれ変わりは2週間、皮膚自体は1ヶ月です。どんどん新しい皮膚は作られるので、ちゃんと優しくケアしてあげれば肌は改善できますよ。」と教えてくれた。測定器を使った肌診断は主なSOFINAの店舗で可能で、自身に合ったスキンケア方法や化粧品を教えてくれる。残念ながら香港には今のところ日本語で説明できるスタッフはいないが、一度測定をして自分の肌の状態を確認してみてはいかが。

これから日差しがきつくなり、紫外線が気になる季節。この時期の肌のお手入れについても博士に教えていただいた。

香港はこれから雨や曇りの日が多くなりますが、そんな日でも紫外線対策はしたほうがいいのでしょうか?

曇っているからといって日焼けをしないわけではありません。私のように特に日焼けしやすい人は、一日中オフィスにいると蛍光灯の光だけでも焼けてしまうんですよ。シミにもなりやすいです。

シミになりやすい人とはどういう肌質の人ですか?また、どういう対策をすればいいのでしょうか?

日差しを浴びたとき、すぐ黒くなる人はシミも出来やすいです。そのような人は、日焼け止めの「PA値」を見て下さい。横に+(プラス)表示がありますが、これが多いほどカバー力が高いです。逆に日焼けで赤くなったあと、黒くならずに元の肌色に戻る人は、「SPF値」を見て下さい。SPF30、50、50+などがありますが、この数値が高いほど、+が付くほど、カバー力が高いです。日焼けしにくい人でも紫外線はシミやシワの原因となるので気を付けてください。

では逆にうっかり焼いてしまった肌にはどんなケアが効果的ですか?

日焼けとはまさに火傷。肌がひりひりするほど焼いてしまったら、とにかく冷しましょう。1週間以内にちゃんとケアをすれば、肌へのダメージは最小限に留まります。でも特別なお手入れはいりません。朝晩、化粧水をたっぷりつけて、普段のお手入れより少し丁寧にケアするだけで構いませんよ。そんな紫外線が気になるこれからのお手入れにぴったりな新商品が日本からやってくる。エイジングケアシリーズ「SOFINA beaute」からは、「美白化粧水」「朝の美白乳液」「夜の美白濃密乳液」が登場予定。この新商品、30~40代から目立ち始めるくすみを押さえ、肌を明るく見せてくれる。朝の乳液には、しっかり紫外線をカットしてくれる成分が配合されており、毎日のケアに最適だ。

お求めはSOFINA各店舗にて
「SOFINA beaute」の新商品は5月14日発売

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