キレイをつくるレシピ帳 第36回「ゴーヤレシピ」

2018/07/25

川島令美

皆さんこんにちは。フードコーディネーターの川島です。美容を絡めた日本のトレンドを基に、「キレイをつくる」レシピを皆さまにお届けしていきます。
メイクや服装で見た目を変えることはできますが、本当のキレイは身体の中から。
これから紹介していくレシピを日々の生活に取り入れて、心も体も美しくなりましょう!

 

 

美味しくキレイを手に入れよう
〜ゴーヤレシピ

 

夏野菜の代表格である「ゴーヤ」は、ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理で連想する方も多いのではないでしょうか。独特な苦味が特徴のゴーヤですが、その苦味(モモルデシン)には、夏の火照りを鎮めてくれたり、自律神経のバランスを整え、肝機能の改善や疲労回復、血糖値を下げてくれることによるダイエット効果も望める優れもの。そして含まれるビタミンCは熱に強く、普段捨ててしまいがちな中心部分のワタにはビタミンCが3倍近く、種部分には共役リノール酸と言われる脂肪の吸収や蓄積を抑えてくれる効果があると言われています。

今回は暑い夏にぴったりな、お酒のおつまみにもなる簡単&ひと手間レシピを合わせてご紹介します。

 

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ゴーヤのノンフライチップス
ゴーヤ         1/2本
A塩           少々
A粉           チーズ 少々

ゴーヤと挽肉のトルティージャ
ゴーヤ         1/2本
玉ねぎ         1/2個
じゃがいも       1個
ニンニク(みじん切り) 1片
豚びき肉        100g
A卵           3個
A粉チーズ        大さじ2
A牛乳          大さじ2
オリーブオイル     大さじ1
塩           全体で小さじ1/2程度
こしょう        少々

 

ゴーヤのノンフライチップス
① ゴーヤを極薄切りにし、耐熱皿にクッキングシートを敷き、ゴーヤを一枚づつ並べていく。
② 500wのレンジで2分、扉を開け蒸気を飛ばし、さらに2回繰り返す。
③ 熱いうちにAを絡め粗熱を取り、カリッとしたチップス状になれば完成です。

 

ゴーヤと挽肉のトルティージャ
① ゴーヤは縦半分に切ったら薄切り、玉ねぎは1cm角に切る。じゃがいもは皮を剥き4等分にし2cm幅にカットしたら、熱湯で3~4分ゆでて水気をきる。
② フライパンにオイル(小さじ2)とニンニクを加え熱し、挽肉を炒め、全体に火が通ったら玉ねぎを加え軽く塩をして炒める。
③ 玉ねぎが透き通ってきたらゴーヤ、じゃがいもも加え炒める。ゴーヤにも火が通ったら、塩、こしょうをしてひと炒めする。
④ ボウルにAと塩こしょう少々を合わせて卵液を作っておき、③を加え混ぜ、オイル(小さじ1)を敷いたフラ イパンに流し入れ、軽く混ぜて卵に火を通したら、表面を平らに整え蓋をする。
⑤ 弱火で2分、8割程度火が通ったら、一回り大きなお皿をかぶせて返し、お皿からフライパンにスライドして裏側も蓋をし2分焼く。焼き色を見ながら同様に表・ 裏をもう一度返して焼く。
*トルティージャを焼くフライパンは直径20cmのものを使用しています。
栄養満点なワタや種は食べることができるので、取らずに一緒に頂いてくださいね。
ゴーヤの苦味も旨みに感じる2つのレシピ、ぜひお試しください。

 

 

こちらのレシピは一例になり、過度に同じものを摂取するのはバランスの偏りとなり返ってお肌にも悪影響がありますので、それぞれの栄養素をひとつの食品に偏らず取り入れてください。

協力:日本ボディスタイリスト協会
参考文献:食品成分表、新エステティック学


川島 令美 (かわしま れみ)プロフィール
フードコーディネーター/料理家/モデル
女優・モデル業と並行し、現在はフードコーディネーターとしてテレビドラマ、広告などのフードコーディネートやスタイリング、雑誌や書籍、WEB媒体にレシピやコラムを掲載、飲食店店舗のメニュー開発や監修、そして料理系のセミナーやイベントへの出演など幅広く活躍中。美食同源を提唱しており、日本ボディスタイリスト協会の食学科顧問を務めセミナーなども行っている。
公式HP:www.vivienne.co.jp/remi

 

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