加齢臭ではなくミドル脂臭がニオイの原因!?株式会社マンダムの調査

2014/02/05

株式会社マンダムは、世界で初めて30・40代男性の頭部から首にかけて発生するニオイの成分がジアセチルであることを独自の手法で解明し、そのニオイを「ミドル脂臭」と名付けた。それを機に、30・40代男性のニオイに関して女性はどう感じているのか生活者意識調査も実施した。アンケート結果とミドル脂臭について、詳しい内容を見てみよう!

男性のニオイについてアンケート!(全国の25~49歳女性534名)

まず、「現在30・40代男性のニオイが気になることがあるか?」という質問に対し、割以上の女性が気になることがあると答えた。汗のニオイが気になる季節が過ぎた12月に実施した調査にも関わらず、かなり高い数字となっている。また、全ての年代で80%以上が男性のニオイが気になると答えており、特に40代女性は約90%と、最も高い割合になっている。

次に、男性のニオイが気になるシチュエーションを聞くと、1位は「エレベーター等の狭い空間」2位は「すれ違ったとき」、3位は「電車の中」となった。エレベーターや電車などの狭い空間で気になるのと同じくらい、すれ違っただけでもニオイは気になるようだ。さらに、臭う場所や人にあたったときの対処はどうしているのか聞いてみた。すると、「息を止める」が最も多く、次いで「向きを変えて新鮮な空気を吸う」「手でさりげなく鼻口を覆う」となった。

「ミドル脂臭」の特徴

マンダムが「男性の加齢による体臭変化」について調査したところ、男女ともに男性の体臭変化に気付く年齢は30代から40代と答えた人が50%を超えた。特に女性は男性の頭部周辺のニオイの変化を感じており、これはミドル脂臭の原因成分ジアセチルの年齢別発生量と比例している。そのため、女性が不快と感じている体臭変化は「ミドル脂臭」と推察される。自分では気付き難く、女性に不快と捉えられやすいニオイが「ミドル脂臭」なのだ。

この「ミドル脂臭」のニオイ成分となるのはジアセチルで、古い天ぷら油のような不快度の高いニオイ。沸点が低く揮発性が高いため空気中に拡散しやすく、微量でもニオイを感じやすいのだ。また加齢臭は、よく耳の後ろからにおうと言われているが、加齢による体臭変化が気になる男性の体臭を部位別に判定したところ、耳の後ろからミドル脂臭や加齢臭は発生しておらず、ニオイの強さにおいても臭いと感じるレベルではなかった。耳よりも頭頂部・後頭部からのニオイの方が強いニオイを発生していることが分かった。耳の後ろを丁寧に洗うだけでは、ニオイ対策は万全ではないと言える。

「ミドル脂臭」の対策方法
・禁煙またはタバコの本数を減らす
・お酒を控える
・バランスの良い食生活
・適度な運動
・頭を洗う
特に頭頂部から後頭部は念入りにマッサージするように時間を掛けて洗い、すすぎは頭皮まで十分に洗い流す(2度洗いがオススメ)
・首の後ろを洗う
ボディーソープをしっかり泡立て、襟足から首筋を丁寧に洗い、泡が残らないように洗い流すミドル脂臭をデオドラントケアできる商品を使うと効果的!

ミドル脂臭と加齢臭

ミドル脂臭

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