美人は夜作られる!楊さちこ中医美容学

2013/12/23

楊さちこの中医美容

 

131回で、「幸せ顔」になるためには2つの原則があり、それは、【見た目の原則】と、【心の原則】とお話しさせて頂きましたが、実は「寝姿」も、幸せ顔作りに大きく影響しているんです。

幸せ顔作りには「あおむけ寝」がお約束です。それはなぜかといいますと、横向き寝も、うつぶせ寝も、圧迫することによって、顔に歪みを作ってしまうから。顔に歪みのない美人になるための眠り方とは「ベッドでは、真上を向いて、大の字に。」なのです。この時、軽く手足を開く感じで、リラックスして下さい。枕はできるだけしないことがポイントです。特に枕が高すぎると、肩こりや頭痛の原因になります。枕がないと寝られない人は、慣れるまでタオルを折りたたんで1cmくらいの高さになるようにして使います。枕ナシで寝ることは、首のシワを防ぐ効果もあるのです。

睡眠時間の過ごし方は、『寝姿』だけではなく、「幸せ顔」作りに大いに貢献してくれます。毎日寝ているのだから、その時間も利用して、美人になりましょう!

キーワードは23時~深夜2時、この間に熟睡できるかどうかが、キレイになるためのポイントです。

23時~深夜2時が大切なその理由は新陳代謝を高め、皮膚細胞の増殖を促進する成長ホルモンは、睡眠中のわたしたちの体内で大量に分泌されるのですが、その成長ホルモンの一番多く分泌される時間が23時~深夜2時の間なのです。

つまり、その時間帯にぐっすり眠れば、効率よく「幸せ顔」ができるのです。ちなみに、成長ホルモンの分泌が不足すると、肌もボロボロ、目の下にもクマができやすくなります。この時間に眠るということは、素肌美人にもなれるのです。

『快眠のためのヒント』
●眠りに効く食材「レタス、たまねぎ」
レタスに含まれる‘ラクッコピコリン‘という成分には、鎮静・催眠効果があります。ねぎの強い香りにはイライラした心を鎮める効果があります。

●頭寒足熱を心がける
「頭はひえひえ、足はぽかぽか」という‘頭寒足熱‘状態が、昔から快眠の基本だといわれています。眠くなると手足が温かくなるのも、からだが自然と眠りへの準備をしているから。冷え性のひとは「寝る前に足のツボを刺激する」「お風呂上りに足首から下だけ水をかける」などの工夫も効果的です。

養顔珍珠

 

楊さちこ

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。
中医美容教授・中医学博士。
日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。
楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com
香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

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