食事は大きな薬 楊さちこ中医美容学

2015/05/01

「食」という漢字は、「人」に「良い」と書きます。体は食べ物で出来ているのですから、「人」に「良い」ものを摂るのがイチバン。

実は、中医学では、毎日食べる食べ物を「大きな薬」。いわゆるお薬を「小さな薬」と言います。では栄養バランスのとれた「人に良い」食事とは、何を気をつけたらいいのでしょう?ポイントを6つにまとめてみました。

1.1日2食は主食、主菜、副菜がそろったメニューを摂る
2.毎食必ず野菜料理を1品食べる
3.好物でも同じものを続けて食べない
4.朝食は必ず食べる
5.インスタント食品だけにしない
6.牛乳、小魚、豆類、海藻類のいずれかを毎日食べる

肌は「内臓の鏡」です。
中医学の理論では肌が内臓と密接な関係を持つことを「肌は内臓の鏡」といいます(ここで言う「内蔵」とは、「肝・心・脾胃・肺・腎」の「五臓」で、これは西洋医学の心臓や肝臓とはかならずしも一致しない考え方)。

五臓が乱れたら、肌にはどんな影響があるのでしょう?
また、その対処法は?

・「心」:「心」の働きが弱くなり、気血が不足すると肌を潤すことができなくなり、顔色が蒼白になってつやがなくなる。中医学では「心の花は顔に咲いている」といわれるとおり、いきいきと血色のいい顔色は「心」の状態にかかわっている。

★顔面蒼白、つやがないときにおすすめの食べ物→竜眼肉、棗、蓮の実、百合

「肺」:「肺」系統が衰弱すると、皮膚に潤いがなく乾燥してくる。中医学では「肺は皮毛をつかさどる」という説があり、肌に一番影響を与える内蔵だ。肌のバリア機能や肌に栄養を送る気力は肺系統に関連している。肺系統が衰弱すると、十分な栄養が得られない肌は潤いをなくす。

★肌がかさかさ、つやがない、汗をかきやすい、にきび・蕁麻疹ができやすいときにおすすめの食べ物→朝鮮人参、西洋人参、杏、松の実、百合、梨、枇杷、銀杏

「肝」:「肝」系統にトラブルが生じると、精神状態が不安定になったり、疲れ目、かすみ目になることが多い。また、爪につやがなくなったり、割れやすくなったりする。

★肌色は蒼白、爪の光沢がなく割れやすい、シミ、たるみ、にきびなどができやすいときにお勧めの食べ物→レバー、ナッツ、竜眼肉、クコ、朝鮮人参、菊花、薄荷、羊の肉

「脾胃」:「脾胃」は、中医学では、消化吸収機能と密接に関連付けられている。消化吸収機能が衰えれば、肌、唇、爪などが蒼白になり、体もやせる。なかにはむくみの出る人も。そして老化のスピードがアップしてくる。

★顔面蒼白または黄色っぽい、つやがない、痩せてむくむ、湿疹がでる、などのときにお勧めの食べ物→朝鮮人参、棗、山薬、山椒、もち米

「腎」:「腎」系統は泌尿器計の機能だけでなく、生殖、発育をつかさどり、老化のプロセスにかかわる大変重要な器官。老化のスピードが速くなり、肌にはしみやしわが増える。

★しわが多い、たるみ、しみ、抜け毛、白髪、などのときにおすすめの食べ物→黒ゴマ、くるみ、桑の実、にら、えび、牡蠣、羊の肉、クコ、すっぽん

【楊さちこ先生のプロフィール】

楊さちこ

1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。中医美容教授・中医学博士。日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。
楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイトRepeque®-レピーク
www.yo-sachiko.com
香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティま[email protected]
www.asian-cosme.asia

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