インドネシア美白アイテム 「ルルールとブンコアン」アピ・マガジン編集部

2015/04/20

From インドネシア美白美人になりた~い!ローカル美容法

インドネシア美容

色が白いというだけで美人という太鼓判がもらえる、インドネシア・バリ島。日本人がモテるのも当然「色白」がNo.1の理由だという。在住3年目ですっかり日に焼けてしまった私は「小麦肌のほうがセクシーでよくない?」と尋ねると、その区別はどうやら少し複雑らしい。例えば、元々色白の肌が薄茶色くなるのはスイートな感じで合格。しかし、元々地黒の肌がさらに焼けると「汚い」「不潔だ」「お金もってないみたい」と散々となる。というわけで、男も女も日々「白くなる」ための努力を欠かさない。例えばルルール。ジャワ伝統のスクラブトリートメントのことで、一般的にはお米とターメリックなどのスパイスを自分で調合して使っているそうだ。バリ人の友人も週末には姉妹でルルールを調合しては体に塗り合い、こすり合い「白くなれ~!」と美白作りに勤しむこともしばしばだそうだ。毛穴の汚れや角質が除去され色が白くなるというのだが、日に焼けた分が解消されたわけではない。そこで、欠かせないのがブンコアンという野菜のような果物のような食材だ。味は無味無臭の梨のようで、ルジャックと言われる辛いサラダなどによく使われる。このブンコアンは美白効果が期待できる成分がたっぷり含まれ、日焼けした肌のほてりも軽減されるということで、多くのローカル化粧品にも使われている。色白に一歩でも何歩でも近づくため、ブンコアンの美容成分を口からも皮膚からも接種しているのだ。日本ではなかなか目にすることのないブンコアン。私もその効果を信じて今日からブンコアン化粧水デビューを果たしたい。

アピ・マガジン文:青松知加
アピ・マガジン編集部
2002年4月バリ島で創刊。2ヶ月に1回(奇数月15日)発行。バリ島を中心に、ジャカルタ、ジョグジャカルタ、スラウェシ島、ロンボク島などインドネシア中の観光情報や最新情報を紹介。地元編集部ならではの土着した生活術、地域密着情報、インドネシア人スタッフと力を合わせ、日々取材に走り回っている。

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