「大切だけど面倒なクレンジング」株式会社シーボン調査

2015/02/10

普段のスキンケアケアで「クレンジング」を重視しているにも関わらず、ケア方法に自信がなかったり、面倒に感じてしまったり…。化粧品メーカーのシーボンが女性を対象に行った「クレンジング(化粧落とし)」に関する調査で、女性たちの本音がうかがえる「クレンジングのジレンマ」が浮き彫りになった。

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■重視しているスキンケアトップは「クレンジング」

普段のスキンケアの中で最も優先度が高いものについて聞いたところ、「クレンジング」(32%)が1位に。次いで「化粧水」(30%)、「洗顔料」(16%)がランクインした。普段のクレンジングで意識していることについては、約半数の人が「肌を強くこすらない」、「ぬるま湯でおこなう」、4割近くが「適量のクレンジング料を使う」、「クレンジング料をメイクとなじませる」と答えている。

■「クレンジングは面倒」と感じている人は約7割

多くの女性がクレンジングを重要視している反面、約7割もの人が「クレンジングはスキンケアの中で最も面倒」とも感じていることがわかった。さらに、クレンジングについて、約5人に3人が「お金をかけていない」「時間をかけていない」と回答。「疲れているときなどはクレンジングをせずに寝てしまう」という人も約5人に1人いた。

「クレンジングの方法に自信がない」と回答した人も約8割いた。また、クレンジングケアに対する不安・不満について聞いたところ、「きちんと汚れが落ちていない気がする」(64%)、「潤いまで落としてしまっている気がする」(57%)、「納得がいくクレンジングアイテムが見つからない」(47%)といった声が寄せられた。

■寒い時期の「クレンジング」法、美容のプロがアドバイス

調査結果を踏まえ、シーボンで美容指導を行っている白久千穂さんが、「クレンジング」のポイントについてアドバイスをくれた。皮脂やメイク製品などの汚れは、肌にのせてから約6~7時間くらいで酸化してしまうと言われている。そこで、家に帰ったら、すぐにでもクレンジング(メイク落とし)・洗顔をすることが大切だという。1日の汚れはその日のうちに取り去る。これが美肌を維持するための最も大切なポイントとなる。

クレンジングは油分を落とすもの。寒くなり肌の油分が固まりやすい冬の時期は、特に念入りなケアを心がけること。油分の汚れは油分でしか落とせない。クレンジング料をメイクとしっかりなじませ、汚れを浮かせて取り除くことが重要。

また、クレンジング料は、肌質だけでなく季節に合わせて選ぶこと。冬の寒い時期は、クリームタイプのクレンジングがおすすめ。クレンジングの際に適度なマッサージを行い、肌表面温度を上げることで、毛穴に詰まった皮脂を浮かせて取り除くことができる。乾燥しやすい肌質の方は、皮脂やメイク汚れが皮膚の溝に入り込みやすいので、クリームタイプのクレンジングでディープクレンジングをすると、刺激も比較的少なく、汚れをきちんと落とすことができる。ただし、どんなクレンジング料を使っていても、長くマッサージをすればするほど良いというのは間違い。オイルタイプなど肌なじみのよいクレンジング料は、オイルと肌の油分が素早くなじんで、汚れを取り除くことができ、短時間でクレンジングを行いたい方におすすめだという。

株式会社シーボン「クレンジング(化粧落とし)」に関する調査
[調査概要] ・調査期間:2014年11月25日~11月28日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~50代 女性500名
※普段(週に1日以上)メイクをしている方
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