アジアンビューティーツアー!アジアのおすすめ美容アイテム

2014/09/01

国は違えど、全ての女性にとって「美」は永遠のテーマ。
美しさを手に入れるため、男性には理解しがたいような努力を日々続けている。
そんな美容にも、気候や文化の違いなどによるお国柄がうかがえる。
今回は、アジア各国の、地元で愛される美容法をご紹介しよう。

【インド】憧れのサラツヤ髪をどうやって手に入れる?

インド  シャンプー

インドの女性たちが憧れているもの、それはサラサラ、ツヤツヤの髪。インド人の髪は細くて柔らかいネコっ毛が特徴なのだが、それでもやはり美しく保つ努力はしている様子。そこで登場するのが、ココナッツオイル。ココナッツオイルは、乾燥したココナッツの実から作られる。Parachuteという青いボトルに入ったココナッツオイルが最もメジャーで、食用としても使える安心素材。適度に温めたこのオイルを、たっぷり頭皮に塗り、指先で円を描くようにマッサージする。ココナッツの香りだけでも十分癒されるが、温めることで毛穴も開きやすくなり、毛根へ栄養が行き渡る。頭皮を柔らかくする効果や殺菌作用まであるそう。女性の方にはぜひ一度試して頂きたい。

【インドネシア】色白が美人の必須条件!ルールル・・・ルルール!

インドネシア トリートメント

色が白いというだけで美人の太鼓判が押される、インドネシア・バリ島。色白の日本人女性がモテるのはこのためだとか。逆に地黒の肌がさらに焼けると「不潔」
「お金をもってないみたい」という評価になってしまうそう。そこで使われるのが、ルルール。この可愛い名前のトリートメントは、ジャワ伝統のスクラブで、一般的に
はお米とターメリックなどのスパイスを自分で調合して使う。体に塗りこむことで、毛穴の汚れや角質が除去され色が白くなるんだそう。またブンコアンという食材も人気。味は無味無臭の梨のようで、ルジャックと言われる辛いサラダによく入っている。美白効果があり、日焼けした肌のほてりも軽減されるということで、多くのローカル化粧品に使われている。

【ラオス】「医」と「美」を兼ねた薬草サウナ

ラオス  薬草サウナ

元々は妊婦のための伝統医療だったラオスの薬草サウナ。薬草の調合は僧たち寺院の秘伝だったという。それが今では、美容法として多くの女性に親しまれている。レモングラスなどの薬草を煮詰めた蒸気を、熱で開いた毛穴に染み込ませるようにしっかりと浴びたあと、外のテラスに出て休む。テラスでは、サウナ用に煮詰め
た薬草の煮汁をいただき、体の外からも中からも薬草の効果を吸収する。また、ここで登場するのがヨーグルトなどの酸味系食物。食べるのではない。ハチミツやク
ミンなどを混ぜ合わせ、体に塗りたくるのだ。そして、またサウナ室へ。何度も繰り返すと、赤ちゃんのようなもちもち肌になるとか。入浴後は体を洗わず、その日は薬草の香りに包まれて過ごすのがラオス流。

【ミャンマー】Thanaka?タナカ?田中!?

ミャンマー美容品 Thanaka田中

日本人でよくある名字のうちの1つ、「田中」さんと同じ名前・発音のThanaka。何世紀もの間、ミャンマー=ビルマの家庭で愛用されている伝統美用品だ。これは
元々木の名前で、その樹皮と少量の水を合わせて挽き、出てきた黄色の汁を肌に塗って使う。冷却効果、毛穴引き締め、制汗、UVカット効果が見込めるそうで、体感温度が40度オーバーになるミャンマーの夏には欠かせない存在だ。実際に塗ってみると、クールな付け心地と、爽やかな香り。更に、何だかお肌も滑らかに。にきびやそばかすにも効果的なんだとか。また、薬としても使われる。風邪を引いた際などに、Thanakaを米磨ぎ水と混ぜて2時間に1回飲むと、発熱や鼻水などの症状が徐々に減ってくるとのこと。ミャンマーを訪れた際はぜひ使ってみて。

【フィリピン】今日からでも真似できる!?パパイヤ美容法

フィリピン  パパイヤ

東南アジアの中で、美意識はトップクラスと言われるフィリピン。そんなフィリピン女性の美肌の秘訣は、パパイヤ石鹸だ。白い肌を保つためのビタミンCがたっぷり含まれており、石鹸は1つ当たり30ペソ(約68円)からとお財布にも優しい。地元スーパーには大量のパパイヤ石鹸が並んでおり、気軽に買い求めることができる。さら
に、美容に特に敏感な女性は、贅沢にも生パパイヤを丸ごと使用!スマッシュしたものをそのまま直接肌に塗りつけ、パックするんだとか。実際に体感してみると、生パパイヤの青臭さは感じるものの、パック後のお肌は心なしかくすみが取れているような…。フィリピンのローカル美容法は、南国ならではのグッズを活かしたお手軽なものばかり。生パパイヤパックは香港でも試せそうだ。

 

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