ダイエットの基本「水の飲み方」 楊さちこ中医美容学

2014/06/10

女は見た目がナンボ、スリムじゃなきゃ意味がない!その4

「ビジュアル自慢のからだを目指す」を確実に成功させるポイントは、「今の自分がどれだけ自分の理想とかけ離れているかという現状認識」をいつもすることです。

「やせやすいからだ」をつくるための理想的な水の飲み方
一日に必要な水分量は約1.8リットル。
それを朝起きてごくごくと一気に飲むのは苦痛でしょうし、精神的な負担もおおきくなってしまいます。苦痛や負担がかかるダイエットは長続きしませんし、必ず失敗します。だから、何回かに分けて、少しづつ飲むような習慣をつけるのが成功の秘訣です。
わたしは、朝起きてから、朝食、昼食、夕食の前、入浴前、後、そして寝る前あとは、出勤退勤など歩いた後に飲むようにしています。
「朝起きた時の水」の効能
朝の食欲不振や便秘には、「起き抜けのコップ一杯の水」が良いことは聞いたことがあるでしょう。これは迷信ではなく科学的にメカニズムが解明されています。目覚めた時には交感神経が胃腸の働きを抑制させる方向に向かおうとします。そこで一杯の水を飲むと、胃が刺激を受け、一時的に副交感神経が興奮して胃腸の働きが活発(食欲増進)になります。さらに、水が胃に程良い刺激を与え、さらには胃腸の働き(蠕動運動)をひきおこします。この蠕動によって停滞している便を直腸まで進ませて便意を促すのです。便秘は顔色がさえなくなるだけでなく、シミ、そばかす、吹き出物、湿疹などの原因にもなり、表面的な肌の美しさの追求だけでは補いきれない、「美容の大敵」です。

「食前の水」で食べ過ぎを防ぐ
太りの原因は一言でいえば、「食べ過ぎ」か「運動不足」。どちらかだけでも太る原因になるのですが、ほとんどの場合は両方とも日常生活に取り入れているようです。「たくさん食べて動かない」のですから当然の結果ともいえます。「食前の水」は、食事前のからっぽの胃袋に前もってノンカロリーの「水」を流し込み、胃液を薄めておくことにより食欲はある程度おさえられます。食事の回数を減らして「食べ過ぎ」を解消するのでは無く、1回の食事の量を減らす工夫です。
「入浴前後の水」でからだの中をキレイにする
入浴前に水を飲むことにより、入浴時の発汗が促進され、からだのなかの老廃物が出やすくなります。そこで、汗として排出した水分を補うために、入浴後に水を飲みます。
「寝る前の水」
睡眠中に肌の新陳代謝が活発になるのでそれを促進する。たるみを気にするひとにはもってこいの水。
「歩いた後の水」
歩いた後は、水分が不足しているのでそれを補う。

※ちなみに水を飲む時には常温以上のものをおすすめします。
コップ1杯分を噛むようにゆっくり飲むのです。わたしは、この方法で、痩せやすいからだを手に入れました。

【楊さちこ先生のプロフィール】
1961年大阪生まれ。南京中医薬大学。楊さちこ
中医美容教授・中医学博士。
日本と香港・中国のアジアンコスメブームに火をつけた第一人者。アジア各地において商品開発から美に関するトータルプロデュースを手がけるほか、各地において美容セミナーを開き、「楊さちこ式美容メソッド」「脱ファンデーション」を伝え、幅広い年齢層の男女から絶大な信頼と支持を得ている。

楊さちこのアジアンビューティースタイル公式サイト
Repeque®-レピーク
http://www.yo-sachiko.com

香港ときどき海外発!
中医学博士・楊さちこの『アジアンビューティまっしぐら』@アメブロ
http://www.asian-cosme.asia

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